今日は、待望の青梅マラソン!
ところが・・・、外は大雪。中止になりました。
1967年にスタートし、今年で42回目。
そんな伝統ある大会ですが、
降雪による中止は、これで2回目なのだそうです。
【画像:第42回青梅マラソン(青梅市役所のページより)】
しかし面白かったのは、ネットの力です。
朝起きて、外を見て、
「うわぁ、雪だ! これでは、走れないなぁ・・・」
なんて、思いつつ、ネットに接続。
「ひょっとして中止か? でもこれで走るのは相当寒いしなぁ」
「寒い」といえば、前月の「谷川真理ハーフマラソン大会」、
極寒ゆえに大変苦しんだ大会だったので、
「それを超える辛さかも・・・」と、
行くべきか、キャンセルすべきか悩みました。
(参考:過去ブログ記事) ■01月14日 「第9回谷川真理ハーフマラソン大会」で2008年走り初め!(1) 今回、人生で初めて「ハーフマラソン」に出場。無事に完走することができました。 ここのところ、ジョギングに関する… ■01月15日 「第9回谷川真理ハーフマラソン大会」で2008年走り初め!(2) 今回、人生で初めて「ハーフマラソン」に出場。無事に完走することができました。 ここのところ、ジョギングに関する… |
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さて、主催者である青梅市役所。
ネットがつながりません・・・。
アクセスが集中しているためでしょう。
大会が行われるのか、中止になるのか、見当がつかず・・・。
「参加者の方々は、みんな心配しているはず!」
そこで、ブログ検索をしてみました。
更新日時順に並べてみると・・・。
□ □ □
あります、あります。
更新ボタンを押すたびに、
「今日の大会はどうなるの?」
そんなブログが、次から次へと生成されていきます・・・。
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いわく、
・青梅市役所のサイトにつながらない・・・。 ・主催者に電話してもつまがらない・・・。 |
皆さん、困っています。
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そんな中、
・わからないけど、とりあえず現地に入ってみます! |
というブログが現れます。
「えっ、この天気で、電車に乗って向かうの!」
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しばらくして、ご近所にお住まいと思われる方が、
・もう●センチも積もっていますよ・・・。中止かな・・・。 |
と。
お庭の写真を拝見すると、だいぶ雪が・・・。
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そんなこんなで、展開される中、あるブロガーさんが、
・今日の大会は中止とのことです。 |
とひとこと。
でも、出典がないので、どこ情報なのかわからず・・・。
かえって不安が増長(笑)。
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今度は、現地に到着した、あるブロガーさんが、
・中止だそうです。 |
と、写真入りで。
その写真は、大会現地で、ランナー向けに残り距離を示す看板。
看板の上に、手書きで赤マジックで「大会中止」と書いてある紙が貼り付けてあります。
「やはり、中止なのか・・・」と思いつつ、
「でも、これって、誰かが書いて貼り付けただけのものだったりしたら・・・」(笑)
そんなことを考えると、まだまだ調べないと気がすまなくなってきます。
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あるブロガーさん。
・先輩から電話があって、中止になったそうです。 |
「やはり、中止なのか・・・」と思いつつ、
その「先輩」の信憑性は、どうなんだ?(笑) と思い。
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また、あるブロガーさん、
・サイトも電話もつながらないので、青梅警察に電話しました。(!) 「中止」だそうです。 |
この段階で、出典が示され、安心度合いが増します。
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また、別のブロガーさん、
・サイトも電話もつながらないので、新聞社に電話しました。(!) 「中止」だそうです。 |
そして、しばらくして、
新聞社サイトに、記事が出ました。
日刊スポーツ、産経新聞、等々。
ラジオのニュース番組でも「中止」の旨の報道がなされました。
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まるで「電車男」みたいですが(笑)、
インターネットの強さですよね。
主催者に聞くより、現地情報をもった個人の情報の方が
はるかに早いわけですから。
みんなが心配しているだろうから、情報を出してあげようというマインド。
こういうパワーは、もっともっと利用されるべきですよね。
そして、記事についての信憑性や信頼性をどう担保するかという問題。
これは、ブロガーさんたちが、
自分の書くものに対して責任をもとうとする力、
よりプロフェッショナルであろうという気持ちが不可欠になってくるのでしょうね。
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しかし・・・、大会中止は残念でした。
今回の大会は、
(1)伝統がある(→ 運営もしっかりしていて走りやすい) (2)参加者数が多い(→ 沿道の応援を利用しながら完走できやすい) (3)30キロという距離が中途半端に長い(→ フルマラソンの練習にぴったり) |
という点で、とても楽しみだったのです。
特に今年は、
近年のマラソンブームも相まって、
過去最多となる2万人以上もの参加者数を集めていたようでした。
(10キロ:5000人、30キロ:1万5000人)
皆さん、きっと残念がっているだろうと思います。
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でも、悪条件で無理をして走るよりは、
運営者側の判断でスパっとキャンセルにしてもらった方が、
ランナーには良いことなのかもしれません。
2週間後にひかえた東京マラソンの練習に位置づけていた方も
たくさんいらっしゃるでしょうね。
皆さん、練習計画の修正を余儀なくされるわけですが、
私見では、ランナーの方々って、
なぜか自己コントロールがしっかりされている方が多く、
こういう修正なんかも、ばしばしできてしまう印象があります。
これもまた、ひとつの経験、ひとつの勉強なのでしょうね。
大事にしたいと思います。
ところで、払った参加費用って、どこに行っちゃうのだろう?(笑)
2008年2月3日 渡邉 裕晃
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