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・世界平均:56%
・ラテンアメリカ平均:71%
・アジア太平洋平均:65%
・アメリカ平均:40%
・日本平均:38%
日本は、アジア太平洋地域では、
ニュージーランド(37%)に並んで最低のランク。
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これは、世界最大の市場調査会社、
エーシーニールセンの調査結果によるもの。
「新年の抱負を立てている人の割合」を示すものだそうです。
皆さんは、今年の抱負、きちんと立てられたでしょうか?
2006年10月末から11月初めにかけて、
世界46ヶ国の消費者25,408人に、
インターネットで調査をした結果だそうです。
■詳細記事:http://www.acnielsen.co.jp/news/index.shtml
(2006年12月27日の項)
要約して、以下のようにまとめられていました。
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新年の抱負に対する日本人の関心は薄い
来年達成したい目標:女性はダイエット、男性は運動とバランスの良い生活
世界の消費者の半数(56%)が新年の抱負を立てていることがわかりました。
日本で新年の抱負を立てると回答した人は38%で、世界平均を18%も下回っています。
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このデータは、
2006年1月4日付の日経産業新聞の第1面でも
記事として紹介されていたのですが、
この内容、皆さんは、どう思われますか?
□ □ □
私は3つのことを感じました。
まず1つめ。
途上国については、
インターネット調査となれば、
どうしても標本(ターゲット層)に偏りが出てしまいます。
国や地域にもよりますが、
ひょっとしたら、たまたま、
意欲旺盛にして、血気盛んな若者にターゲットがあたりがちになり、
それゆえに、このような高い数値になっている、
という可能性も考えられます。
ただ、それを無視すれば、
日本では、抱負を立てる人が少ないのであればこそ、
きちんと抱負や目標を立て、必達意識をもって努力しさえすれば、
より簡単に抜きん出ることができるのかもしれないということが
言えるのではないかと思います。
□ □ □
次に、2つめ。
他人に貢献すること。誰かの役に立つこと。
これが大事なのだろうなと改めて感じました。
お客様に貢献し、自分が働く会社の別部署に貢献すること。
取引先に貢献し、会社に貢献すること。
これらを実現させることができなければ、意味がないということです。
そのためにも、自らが率先して目標を立て、
毎月、毎週、毎日、きちんと実現できたかどうかを振り返り、
明日の改善へと結びつけ、目標を達成させること。
これができなければ意味がないということです。
誰かに養われるのではなく、
誰かを養える力を発揮できることが大人の条件なのだろうと思います。
その先端を走るには、目標管理が不可欠でしょうね。
□ □ □
そして3つめ。
前述した、データの「偏り」についてですが、
偏りと言えば、アジアの若者で、意欲旺盛な人が、
ごく一部ではあるにせよ、
上昇志向と必達意識を鋭敏に意識している層が、
意外と多いことに、改めて思いを馳せざるを得ません。
これは、今から約9年前に書いたコラムです。
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(参考:過去ブログ記事)
■1998年02月27日 「やる気にかけては日本に負けぬ!!」−バリで出会った経営者−<前編>
■1998年03月13日 「やる気にかけては日本に負けぬ!!」−バリで出会った経営者−<中編>
■1998年04月27日 「やる気にかけては日本に負けぬ!!」−バリで出会った経営者−<後編>
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先日、たまたま読み返す機会があったのですが、
生き抜くことの闘争心、
飽くなきハングリー精神、
これこそが、人生の充実に結びつくように思うのです。
誰かに養われるだけの人生、
温情に囲われるだけの人生、
それって、何のための人生でしょうか?
心の底からそう思うのです。
与えられたこの一生、いったい何のために?と。
新年も、すでに一ヶ月が経過しようとしています。
この一ヶ月近くで進歩がない人は、
おそらくこの先も進歩がありません。
進歩を追求するなら、
それぐらいの気持ちが大事でしょう。
ぜひこの一ヶ月を振り返り、
改善へ結びつけていきたいなと感じました。
さぁ2007年も、あと11ヶ月。
皆様にとって、飛躍の一年となりますように。
2007年1月24日 渡邉 裕晃
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【社長ブログ】時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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【 会社HP 】株式会社サムスル(ネット広告代理店)
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