「結果を出しましょう」
仕事の現場で、よく言われる言葉です。
それに対して「努力だけでも認めて下さいよ」と言われたとします。
でも「結果が伴わない努力」が、認められることは少ないでしょう。
なぜなら、そうした努力を認めるのは、
他人がすることではなく、自分がすることだからです。
(その経験を自分で自分の学びに昇華できるかどうか、なので)
つまり、結果を出すということは、
「周りの人たちから認められるだけの成果を出す」ということになります。
結果を出すということ。
周りから認められるだけのかたちをつくるということ。
その早道は、「結果創りの癖をつける」ということ。
「アウトプット癖をつける」と言い換えることもできるでしょう。
アウトプットが無いということは、
認めるに足るかどうかを判断する材料が無いからです。
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例えば、営業マンであれば、
アポイントがとれても、お客様に中身ある提案ができなければ、
注文をいただくことはできません。
「課題解決の提案」というアウトプットがなければ、何も始まらないわけです。
あるいは、
・お客様への電話を増やす。 ・訪問して話をするときの内容を拡充させる。 ・メールの返信をスピーディーに、かつ相手に負担を減らすべく簡潔にする。 |
これらはすべて、アウトプットにもとづくものです。
そして、それらを積み重ねて、注文をいただけたなら、
それはひとつの結果が出たということになります。
「結果」それ自体が、「アウトプット」になるわけです。
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結果を創れるのは、アウトプット癖のある人です。
そうした人間になるんは、どうしたら良いか。
・ブログを始めてみる ・メルマガにチャレンジしてみる |
例えばそんなことでも良いと思います。
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でも、これらが億劫なのだとしたら、
はじめは、どんなに小さなことでも良いと思います。
・出社を早めて、より大きな声で挨拶をすること。 ・今までよりも多く、必ずふたこと、みことは、先輩に話しかけてみること。 ・スピーチをする機会が来たら、必ずプラスアルファの工夫をしてみること。 ・ミーティングでは、いつもより質、量ともにアップさせて発言してみること。 ・毎日必ず上司に「これは盗んで学びたい」ことについて質問をしてみること。 |
例えばそんな小さなところからであっても、
続けていくと、だいぶ鍛えられるはずです。
こんな些細なことであったとしも、
アウトプット活動であることに変わりはありません。
でも、自分でやろうと決めて、意識して取り組まなければ、
実践しなかったはずの行為であるのです。
学びが増えないはずがありません。
【このテーマ:次回につづく】
(参考:samsul.comブログから)
■2008年2月24日up |
このコラムは、2008年1月23日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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2008年2月23日 渡邉 裕晃
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