先日、サムスルの若手社員が、大きな受注をいただいてきました。
時間をかけた案件であり、
また、先輩社員の力も借りながら受注した案件だったので、
受注の知らせを聞いた時には、
「よくやった!」と思うと同時に、ほっとさせられたものです。
やはり、それなりの努力は、それなりに実ってほしいですからね。
お客様からご注文をいただけること、
つまりそれは、
信頼いただいて、お仕事を任せていただけること、
成長のパートナーとしてご指名いただけること。
これは本当にうれしいものです。
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受注に先立つ頃、彼は私のところに来て、こう言いました。
「先日、お客様の上司に当たる方が変わられたそうなんです」と。
「おぉ、そうなのか・・・」と思って聞いてみると、
「はい。よりネットに詳しい方が就任されたそうです」と。
うちの会社は、提案力や企画力で勝負するところが強いので、
責任者の方が、ネットのことをわかってくださる方であると、
本当に心強いばかりです。
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「仕事がやりやすくなるかもしれないよ」と伝えておきました。
すると彼は言いました。
「実は、その上司の方とお会いしたのですが、
昔、社長(つまり私)と会われたことがあるとおっしゃっていました」と。
いろいろ聞いていると、
おぉ、なつかしい! もう何年も前に名刺交換していただいた方でした。
なんと、いまだに覚えていて下さったのです!
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今回、ご注文をいただいて後、
お礼の意味も込めて、ご連絡さしあげました。
「覚えていただいていたそうで、光栄です」と。
するとしばらくして担当社員が急に声をあげ、
「社長! お客様から、メールが来ていますよ!」と。
なんだろうと思うと、これまた実に嬉しいメールでした。
□ □ □
昔お目にかかったこと、今でも覚えております! と。
いわく・・・
先日たまたま、自宅で名刺整理をしていたところ、
渡邉社長の名刺を発見して、懐かしいなぁと思っていました。
その翌日、なんとサムスルの●●さんからアポイントのお電話をいただきました。
これは、なんという御縁なのだろうか。
これは運命的なものでは?
それくらいの思いをもって、担当の方にお目にかかりました、と。
□ □ □
そして、嬉しいお言葉をいただきました。
初めてお目にかかってから、数年がたちました。 ようやく、お取引をスタートさせることができました。 お仕事をお願いすることができ、とても嬉しいです。 |
いやぁ、本当に嬉しい・・・。
もちろん、御縁だけで仕事が決まるはずはありません。
長い間に渡って提案活動を続けてきた●●君の功績であり、
●●君の活動を支えてきた先輩や他部署のメンバーの功績でもあります。
でも、こういう御縁、本当に奇跡としか言いようがありません。
「社長! お客様からすごいメールをいただきました!」
彼の笑顔。受注を勝ち取った彼の笑顔。
私は忘れることができません。
□ □ □
私は創業以来、
お客様との間に過度の上下関係を創らないことを信条にしてきました。
企業規模の大小に関わらず、
「お互いに成長する」ことを大事にしてきたからです。
たしかにこういう関係は、なかなか起きにくいのかもしれません。
でも、長期的な成長を考えれば、私はとても大事なことだと思っています。
だからこそ、サムスルでは、
こういった案件をひとつでも増やしていくことを目指し続けたいと思っています。
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ようやく受注を勝ち取ることのできた、社員の安堵と自信ぶり。
お客様との関係性の中に、一抹の誇りを感じた社員の気持ち。
私は、こうしたことを見るにつけ、
「創業から9年、なんとか会社を継続させることができて
本当に良かった!」
と、心の底から思います。
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素晴らしいお客様、
そして、私の描いた理念に賛同して行動してくれた社員。
そうした存在があってこそ、今の会社があるのだなと思うと、
本当に、本当に嬉しい気持ちになる瞬間でした。
人生、いつ終わるとも知れません。
いつ止まるとも知らぬ寿命ではありますが、
そんな有限性の中にあって、喜びを味わえることは、
本当にありがたいものです。
感謝、感謝。本当に感謝。
2008年9月10日 渡邉 裕晃
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【社長ブログ】時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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