「夢」と記された額の意味 (某上場企業の創業者とのお食事にて)

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先日、ある上場企業の創業者の方から
お食事のお誘いをいただいて、
行って参りました。

今は、その会社から引退されて、
悠々自適なところが羨ましい限りですが、
自ら起こした企業を上場に至らしめるというのは、
並大抵ではできないこと。

こうした方からお食事のお誘いをいただけるのは、
「いつになっても身に余る光栄だなぁ」と思わずにはいられません。

そのお食事の席で、
個室に飾られていたのが、こちらの写真。
 
個室に飾られていた「夢」の額
【写真:個室に飾られていた「夢」の額】


 
 
     □     □     □
 
 
ずばり「夢」という一文字。
たまたま私が数分だけ先に部屋に入れたので、
思わず写真を撮ってしまいました(笑)。
「夢」という一文字。
こういうシンプルでプリミティブな表現、
とっても良いですよね・・・。
 
 
     □     □     □
 
 
「もっと現実を知れ」とか、
「身の丈を考えろ」とか、つまらないことを言う大人もいる中で、
こうして、「夢!」と改めて根本原則を教えられると、
なぜか、「しゃきっ」とさせられるのは不思議なものです。
夢をあなどる者は、
与えられた人生という機会を、いたずらに小さくする。
私はそう信じています。
 
 
     □     □     □
 
 
うちの子供が、2歳と1歳という年子構成であることもあって、
なかなか外食ができずにいるのが、仕事上のネック。
「これは」と思う方とのお食事は、
意外なビジネスのヒントになったり、
信頼醸成につながったりしていることもあり・・・、
今回は、相手がすごい方なのに、
私の勝手な都合ばかり申し上げて調整をいただいた次第。
恐れ知らずの私です。
 
 
     □     □     □
 
 
しかし、
お食事の機会がなかなかつくれずにいるのは、
ビジネス上の失点です。
食事を通じて得られることって、本当に多いのですよね。
でも、子供がかわいいので仕方ないか・・・という
親バカ発言は、このくらいにして。はい(笑)。
 
 
     □     □     □
 
 
今回、お食事をさせていただいて、
相手の方が、なぜ会社を起こしたのか、
どういう思いで大きくさせていったのか、
上場に至るまでに、どのような経緯があって、
それについて、今はどう思っているのか。
いろいろな本音話をうかがうことができ、
実に有益でした。
それこそ、まるで禅の公案を与えられているかのよう・・・。
 
 
     □     □     □
 
 
それに加えて、この「夢」という額の部屋ですから、
「おまえ、もっと頑張れよ」というメッセージとして、
ありがたく拝聴いたしました。
「あぁ、本当に有難いことだなぁ」と思いました。
シンプルでプリミティブなことを追求する。
「それでなくて、何のための人生だ?」
そんなことを思わされる貴重な時間でした。
●●社長、ありがとうございました!
 
 
 
 2010年8月2日             渡邉 裕晃
 
 
サムスル
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