先日ある社長から「ノートパソコンが欲しいので、ぜひ一緒に商品選びをしてほしい」と頼まれ、パソコンの性能や選び方を説明した上で秋葉原へ行きました。
いろいろ見て回った結果、その社長の選んだ機種は何だと思われますか? なんと、携帯ワープロだったのです。ちょっとパソコンアレルギーのある方で、予算には問題が無かったのですが、本当に必要な機能とコストを勘案した結果だといいます。
私はぜひノートパソコンを、と思ったのですが、数日後、意外や意外、「いやぁ、これを買って成功でした。もう大満足です。これはすごいですよ。もうコストを回収したぐらいに使っていますよ」とのことでした。
今のパソコンは機能が豊富で何でもできます。ですからいつもパソコンにばかり目が行ってしまうのですが、「私はこれを使って何をやるか?」という視点の重要性を改めて認識しました。「何をやるのか」「何をやりたいのか」、そこから「ならパソコンを買おう」となるわけです。再考の必要を感じました。
異業種の方から学ぶ知恵、これも大事ですね。