インドネシアのジャカルタに行く時、よく利用するカフェが、スターバックス。価格設定は、日本とほぼ同じ。インドネシアの平均的な物価からすると高いです。
(私から見ても高いと感じますが)
でも、何か作業に集中したい時、あるいは、人とゆっくり話がしたい時、とても効果的に使えるので、気に入っています。
そんな中、先日のジャカルタ訪問時に受け取ったコーヒーが・・・、なんとこの通り。
目次
インドネシアのスタバ店員の聞き間違いはなぜ起きる?
【写真:「Patanabe」と書かれて出てきたアイスのショートラテ】
私の苗字は「ワタナベ」ですが、この通り、「パタナベ」となって出てきました・・・。
スタバの店員さんの聞き間違い。
あるいは、私の発音・滑舌が悪かったためか。
スタバでは、いつも名前を聞かれるのですが、日本名を名乗ると、「えっ?」という反応が多くて、だんだん面倒くさくなってきたというのが実感です・・・。
スタバでのインドネシア語、言語学的に見てみると
でも、私は実はこれを意外と楽しんでいたりもします。「どうして聞き間違えが起きるんだろう?」と考えた時、「私の発音が悪い」ということもあるでしょうが、言語学的に見ると実は興味深い点があるのではないかと。
ジャワ語圏では、「W」と「P」が、混同されるケースが多いのです。例えば、読み書きよりも、会話を優先するような人。そういう知人から来るSMSやメッセージを見ると、「W」と「P」を間違えて記載してくるケースが意外と多くあります。
なぜだろう? と思って調べたことがあるのですが、これ、ジャワ語圏では、よく起きる現象であることがわかりました。
他にはこんな事例も。
今回の、「Watanabe」が「Patanabe」になったのも、それゆえの現象かなと。つまり、単なる聞き間違いとか、私の発音の悪さとか・・・という単純な理由とは別に、ジャワ語圏ならではの現象と見ることもできるかなと。
インドネシアのスタバでインドネシア語を楽しもう
皆さんも、もしジャカルタのスタバを訪問する機会があれば、あるいはジャワ島のスタバを訪問する機会があれば、「どうしても関心がある!!」という奇特な方は、ぜひ、「ワタナベ」を名乗ってみてください。(あまり推奨はしませんが)
成功するかどうかはわかりませんが、言語認識の面白さを実感することができるのではないかなと。
今までのブログにも何度か書いてきたことですが、インドネシアの公用語は、インドネシア語。でもインドネシアにはたくさんの民族がいて、たくさんの言語が存在しています。
ほぼ全員が、インドネシア語+民族言語というバイリンガル状態・・・。そんな言語空間を楽しめるのも、インドネシアならではの楽しみ方かな。
【参考】インドネシアのスタバや言語環境に関するブログ記事
このテーマに関連するブログ記事です。こちらも、どうぞ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ブログの更新情報のチェックは、こちらからどうぞ!
時の運と人の縁を極める日々の記録 Twitter: @_samsul
時の運と人の縁を極める日々の記録 Facebook: /samsulcom
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━