インドネシアではたくさんのバイクが走っていますが、ニュースを見ていたら、なんと!「バイクを運転する犬がいる」との記事が!
「愛犬と一緒にツーリング」というわけではありません。犬がバイクを運転!です。 思わず釘付けになってしまいましたよ。
調べてみると、犬種はゴールデン・レトリバー。インドネシアの代表メディア「コンパス」(Kompas)をはじめ、いくつものメディアが取り上げて、話題になっているようです。いったい、どういうことなのでしょうか?
目次
北スラウェシのマナドにバイクを運転する犬がいる!!
【画像:「マナド出身の犬、シドニーはバイクを運転する達人」と現地メディア「コンパス」記事より】
インドネシアでは、バイクで人を乗せて運ぶという、「オジェック」と呼ばれるバイクタクシーもあります。バイクは日常の足として一般的な存在ですが、でも、犬までバイクを運転するとは・・・と、実に驚きの内容です。北スラウェシのマナドからのニュースです。
今回は、現地メディア「コンパス」の記事と、ある1つの映像を使ってご紹介しましょう。ちなみに北スラウェシのマナドの場所はこちらです。
犬がバイクを運転、インドネシア現地のニュースによれば・・・
インドネシアの代表的メディア「コンパス」(Kompas)が報じたのは次の記事です。
内容は次のとおりです。
後部座席に乗っている時、実に活発なこの犬「シドニー」は、まるで人間のように見える。バイクから落ちてしまわないよう、バランスを保つのが実にうまい。
3月14日夕方に出会った時、Revol氏が語るところによれば、シドニーはすでに2.5歳で、バイクに乗るのがとても好きだという。
「シドニーがまだ生後3ヶ月の頃です。私がバイクを運転する時、シドニーはバイクのダッシュボードに座るのがとても好きでした」とRevol氏は語る。
その後、シドニーは後部座席に座るのが好きになっていった。逆にRevol氏の方が怖かったくらいだ。なぜなら愛する犬にとって、犬が後ろに座るというのは安全ではないからだ。
「落ちちゃうんじゃないかと怖かったんです。それで私は前に立たせるようにしました。その結果、次第にシドニーは、ハンドルをつかむ能力を見せるようになったのです」とRevol氏は語る。
その後、約1年に渡り、シドニーはバイクの運転を学び続けることになった。
Revol氏によれば、この犬はバイクで外出するよう誘うのがとても好きだという。毎週土曜日の朝、愛犬家が集まる時にRevol氏はいつもシドニーの才能を披露している。
Revol氏が参加するのは、マナド愛犬家コミュニティーだ。彼はシドニーの他にも、異なる種類の犬をいくつか飼っている。
バイクを運転する器用さに加えて、シドニーは泳ぐのも大好きだ。池や海を見つけると、フサフサした毛をもつシドニーは、自ら飛び込んで泳ぎだす。
「泳ぐ能力もすごいんです。100メートル以上も泳げるんですよ」とRevol氏は語る。
犬がバイクを運転するyoutube映像!!
「え、本当なの?」と思ってしまう記事。実際に映像で見てみないと、わからないですよね・・・
というわけで、シドニーがバイクを運転する映像はこちら! なんと、インドネシア現地の警察官にも取材しています。
これにはインドネシアでもいろいろな反応が出ていて、ソーシャルメディアをのぞいてみると・・・
「すげぇ・・」
「シドニーは免許もってるの?」
「インドネシアは17歳にならないと免許とれないよ」
「曲がることもできるの?」
「テレビでも見たよ!」
「でもテレビで見た映像ではヘルメットしてなかったぞ」
「犬が人を運ぶバイクタクシーのサービスが誕生するのも間もなくだね」
などなど。
インドネシアの警察官は、バイクを運転する犬を褒めた!?
上の映像によると、「きちんとヘルメットを装着していると警察官に褒められた」という・・・・何と言うべきか、実に「のどか」な説明もありました。
こういう事例を取り締まらずに、逆にすごいと褒めてしまうというのは、なかなか興味深いです。ただ、危ないことは危ないはずなので、安易に真似をしようとする動きが広まらないことを願うばかり。
ちなみに、マナドを地図で見返すと、このあたりです。インドネシアは本当に広いです・・・。
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