人生で初めてのハーフマラソン。「はだの丹沢水無川マラソン大会」に参加してきました。「はだのマラソン」の名でも知られる大会ですが、前回ブログの続きになります。
そして、スタート。
目次
はだの丹沢水無川マラソン、準備不足の中でのスタート
【写真:さぁ、スタートです!】
ところが・・・、大会の会場入りをするのが時間ぎりぎりとなってしまい、十分な準備運動をするだけの時間が確保できない中でのスタート。本当に悔やまれました・・・。
でも、悔やんでいても仕方ないので、とにかく完走めざしてマイペースを保つことを心がけました。初めてのハーフマラソン、とにかくチャレンジあるのみです。
完走すること、歩かないこと
今回の目標は、「ハーフを完走すること」「歩かないこと」です。
長い長い、だらだらとした登り坂。
今までフラットな道しか経験していなかったので、じわりじわりと負担が襲ってきます。
【写真:どんどん走り出します】
あれっ、5キロって、こんなにきつかったっけ・・・。準備運動ミスが、こんなにじわりと効いてくるとは・・・。いろいろな想いを抱きつつも、ひたすら前進。
どこまでも続く登り坂、高低差はどれくらい?
5.5キロ地点で、初の給水所。恵となる水でした。
「しかし、5キロで疲労している自分、大丈夫か?」
「これほどの疲労では、完走は無理では?」
嫌な予感がよぎりつつ、それを振り切るのが大変でした。
【写真:4キロ地点にて】
そして出てきたのが、さらなる登り坂。こんな登り坂を走るのは、人生初かも・・・。
沿道の方々からの声援に感謝しつつ、なんとか登り切ることができました。ひたすらマイペースで走ることだけを考えていきます。
はだのマラソン、自然が美しい!!
自然にまみえて、思いにふけります。疲労のせいでしょうか、ひたすら感謝の心がわきおこります。
・こんな自然を見せてくれて、ありがとう。
・こんな空気を吸わせてくれて、ありがとう。
・見ず知らずの人から「がんばれ!」と声をかけられることの奇跡をありがとう。
ジョギングって、本当に自分の人生の意味というものを嫌でも問うてきます。そしてそこからは感謝しか出てこないのです。
その後、マイペースを維持しつつも、何度も上り坂が出てきます。
はだのマラソンの高低差は、ホノルルマラソンの5.6倍!!
なんじゃ、この急な傾斜は!
なんじゃ、このいつまでも続く上り坂は!
もう、山みたいなものですよ・・・。
【写真:コースの高低図】
高低差は、なんと170メートル。ホノルルマラソンでは、ダイヤモンドヘッドでの高低差が話題になりますが、それでもわずか30メートルです・・・。
何度も挫折しそうになりましたが、「とにかく歩かない」ことを目標にしていた私は、何度も何度も自分の限界と闘うことになったのです。歩き始める人たちの存在を、できるだけ見ないように、見ないように・・・。
【写真:会場の公園には、ランナーを鼓舞するノラ猫が・・・】
11キロ地点の給水所を経て、沿道のおじさんが、「頑張れ!! ここを上りきったら、下りだぞ・・・」なんて言ってきて・・・、
「登りきったら下り」という真実。「そんなこと、わかってるよ」(笑) なんて思いつつ、ひたすら前へ行くことだけを考えます。
「風の吊り橋」を渡るのは最高の気分!!
いくつもの坂を超え、とうとう上りきり、長さ267m、高さ35mの「風の吊り橋」を渡ります。秦野戸川公園にある吊り橋で、水無川の両岸をつなぐ存在。ここは本当に気持ちがいいです。素晴らしい絶景でした・・・。
15キロ地点の給水所。あとはゴールまで、ずっと下り坂です。かといって、ゴール地点までは、あと6キロ。もう6キロ。まだ6キロ。
「まだゴールは先だ。完走できることを必達せよ」と自分に言い聞かせます。マイペースを崩さずに、気持ちを引き締めて。
【明日につづく】
2007年12月5日 渡邉 裕晃
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