人生で初めてのハーフマラソン。「はだの丹沢水無川マラソン大会」に参加してきました。その体験談を、3回に分けてまとめています。今回が最終回。
最後の6kmが長すぎる!!
というわけで、15キロ地点を通過。ところが、「ゴールまであと6キロ」というのが、これほど長く感じるものだとは思いもしませんでした。どんなに走っても、距離が縮まらない・・・。
まだか、まだかと思いつつ、「焦るな、ひたすら前を歩め」と言い聞かせる自分。
前には、70代近くと思われるおじいさまが走っていたのですが、途中で、何を思ったか、「うおぉ! 最後だ、頑張るぞぉ!」と大きく雄叫びを上げているほどでした。「最後」が「最期」でないことを祈りつつ・・・(笑)。
まぁ、余計な心配なのでしょうが、しかし、70代でも、これだけの健康さというのは、本当にすごいし、美しいなぁと、素直に思います。
人生初のハーフマラソン、ついに完走!!
長くなりましたが、最後は、紅葉に包まれた美しくて暖かな林道を進み(しかも、ここでも上り坂が・・・)、とうとう競技場のトラックへ。
【写真:ゴールの瞬間】
いつもできていたラストスパートですが、今回ばかりは、ほぼ不可能でした。もっともっと鍛えなければいけないなと強く感じた次第です。そしてゴール。
「2時間でゴールする!」を目処に考えていた自分としては、不本意な記録となりましたが、無事に、2時間15分でのゴールでした。
【写真:コース地図】
完走したし、途中で歩くこともありませんでした。
人生初のハーフマラソンの貫徹!!
「なんとか、やりとげたぞ!」。大きな達成感に包まれました。これだけの高低差があれば、フラットな条件に比べてタイムが落ちるのも仕方ないのかもしれません。
【写真:コースの高低図】
でも、自分の現在の体力では、フルマラソンは無理だろうというのが正直な感想です。
もうしばらくは、ハーフマラソンをこなして、もっと楽にハーフを走り抜けるだけの体力づくりが不可欠だなと感じたのでした。
はだの丹沢水無川マラソン、急増する参加者の数
ちなみに今回のマラソン参加者数は、こんな感じです。
【2006年】合計:2430人(ハーフ:1635人、5キロ: 795人)
【2007年】合計:3323人(ハーフ:2310人、5キロ:1013人)
一般的に、初心者は5キロかフルかに申し込むもので、10キロやハーフは経験者ぞろいになることが多いと聞いてはいたものの、やはりハーフ、つわものぞろいでした。
今までの大会で巡り合った初心者ランナーが少なかったように思います。強靭ランナーに囲まれて、本当に刺激になりました。
それにしても、この参加者数、昨年に比べると、合計でも、部門別でも、だいたい1.3?1.4倍という数。昨今のジョギングブームを反映してか、どこの大会でも、参加者数は増加傾向にあるようですね。
これほどまでに奥の深い世界。単なるブームで終わってほしくないものです。
人はなぜ走るのか、ジョギングの世界は深い
繰り返しになりますが、ジョギングは本当に奥が深いです。
ジョギングというのは、走るだけです。何のために走るのか。それを聞かれれば明解な回答は無いかもしれません。でも、走ることには、それ自体、とても大きな意味があるのです。少なくとも、自分にとっては。
そしてそういう思いの人たちが、ランナーの中には、とても多いに違いないのです。
走ればわかる。そんな世界なのでしょう。
まだまだ努力あるのみです。
【写真:ゴール後のお楽しみ!豚汁引換券】
【おわり】
■追伸:妻もブログに書いておりました。
2007年12月6日 渡邉 裕晃
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【社長ブログ】時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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