今日、4月26日は、インドネシアの我が曽祖父の命日です。この写真は彼の銅像。午前2時起床のハードワーカーで、ひたすら努力を重んじた起業家でした。
名前は、Ong Hok Liong。自宅で一から始めた事業は、その後、1万人を超える人々を雇用するまでに至ります。事業家としての側面だけでなく、多方面で活躍した人でした。私が「少しでも追いつきたい!」と思う人物の一人です。
【写真:インドネシアの曽祖父の銅像】
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38歳の時、曽祖父は思うところあって、営んできた事業をしめ、一大決心のもと、家族で移住をしました。そこで新たに立ち上げた事業が幸運にもうまくいって、インドネシアの多くの人々に知られる事業にまで成長します。インドネシアの独立にあたっては、政府から表彰も受けたようです。
「38歳という遅さから始めても、国民全体に知られるような規模で、何かを成し遂げることができた」ということ。これは私にとってはとても大きなメッセージです。
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奇遇にも、私も同じ38歳。今から彼のような活躍ができるのかを考えると、自らの非力に、はなはだ不安です。
でも、この命日の機会を契機に、そんなことも少しずつ考え始めてみたいと思っています。
日本とインドネシアという2つの血を受け継いだ者として、2国間のために何ができるのか。じっくりと考えて、しっかりと行動したいと思います。曽祖父に負けないように。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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