連載ブログ「狛犬と龍からパワーをいただく 」も3回目。龍からパワーをいただいたことを題材に展開してきました。
今回は「龍」とはズレるのですが・・・、「狛犬」です。
龍とのめぐり合わせの多さに不思議さを覚えつつ、どうしてなのだろう?と思いをはせる中、同様にして、不思議なパワーをいただいたのが、この「狛犬」なのです。
ご紹介するのは2つ。
細川護煕さんが作られた、重々しくも愛らしい狛犬
まずは、こちら。細川護煕さん(元首相)が作られた、重々しくも愛らしい狛犬(獅子)です。
【写真:細川護煕さん(元首相)が作られた、重々しくも愛らしい狛犬(獅子)】
最初に見た時は、何とも思わなかったのですが、2度目に見た時に、えもいわれぬ愛着がわいてしまいました(笑)。勢いを出そうとする姿勢がありつつ、どこか繊細でおとなしさが垣間見える、それでいながら、奥に潜むパワーが感じられる・・・、そんな印象の狛犬です。
そこで思ったのですが、実はこれ。細川護煕さんの創られる陶器に全て共通して感じられる点なのです。(あくまでも私の印象ですが)
たしかに細川護煕さんのお師匠さんである、辻村史朗さんの器の方が、勢いやパワーでは、数段上回っています。(息子さんの辻村塊さんの作品にも似たものを感じます)
それに比して、細川護煕さんの器は、パワーを出そうとして出し切れない、でも良い意味で、繊細ながらも奥深いマグマを感じる・・・、そんな、独特の魅力をもつ器が多いのです。
「狛犬」ネタから脱線してしまいました・・・(笑)
室町時代のものとは思えない、かわいらしい狛犬
さて、もう一つのめぐり合いは、こちら。
【写真:室町時代のものとは思えない、かわいらしい狛犬】
ある旅館の部屋に飾られていたものです。とても小さなもので、何気なく置いてあるだけなのですが、なぜかとてもひきつけられる2匹。聞いてみたところ、なんと室町時代の古美術、骨董品なのだそうです。
とてもパワーを感じる狛犬たちでした。
ちなみに、狛犬は2つが対になっている場合が多いですが、
・右側の像:「阿形(あぎょう)」=角はなく口は開いている。「獅子」
・左側の像:「吽形(うんぎょう)」=1本の角があり口を閉じている。「狛犬」
となっているそうです。
そして、この一対で「獅子狛犬」と称するのが正しいようです。
なかなか難しいですね(笑)。
いずれにしても、どこかで何らかのお返しをせねば・・・。
素晴らしい御縁に感謝です。
【つづく】
2006年11月11日 渡邉 裕晃
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