今回の観光旅行の目的と動機/北朝鮮観光旅行記1997年夏

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ツアーは私を含めて5人。中には在日スウェーデン人夫妻もいましたが、彼らはツアーに参加した理由を「curious」と言っていました。私が北朝鮮を訪れた理由も、それと似ています。

東欧、ロシア、アフリカという順番で次々と共産主義や独裁国家が崩壊していくなかで、ぜひそういった国がもつ「独特の雰囲気」を感じとりたいというのが、私の正直な動機でした。

北朝鮮へのツアーがあるらしいということを新聞で読んだのは2年前のこと。テリー伊藤さんの『お笑い北朝鮮』(コスモの本、1993年)を読んでから、私は北朝鮮に興味を持ち始めました。

その後、偶然、実際にツアーに参加したという方と知り合いになり、その方からいろいろなお話や資料をいただく中で、「ぜひ行ってみたい」と強く思うようになったのです。


 
上野にある北朝鮮政府系列の旅行代理店に問い合わせ、資料を心待ちにしていたのですが、突然の主席の死亡により計画は頓挫。その後は、すっかり行く機会が見つからずにいたのですが、インターネットを始めてからいろいろな情報が見つかるようになりました。

こうして「ぜひ、行ってみたい」という私の思いがふつふつとよみがえってきたのです。

値段の高さに驚いたのですが、「行けるときに行ってしまえ!!」と、思い切って行ってきました。値段相応のものは獲得できたと思っています。それどころか、考えるべきことや新しい発見にたくさん遭遇することができ、私の予想していた以上のものを与えてくれたのです。

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