公益財団法人、東京都中小企業振興公社が、3月1日(金)に東京で、インドネシアセミナーを開催します。最近、インドネシアに関するビジネスセミナーが、ずいぶんと増えてきていますが、今回は「定員150名」という、割と大きめの会です。
2つの講演が予定されており、1つは、インドネシア進出にあたっての入門編として。そしてもう1つは、中小企業、とりわけ機械産業中小企業にとっての進出を考える上での、一つのヒントになりそうです。
目次
「注目高まるアジアの経済成長国インドネシア」セミナーの内容は?
セミナー概要には、以下のように書かれています。
インドネシアは、2008年の世界金融危機以降もその影響を直接受けることなく順調に経済成長を続け、1人当たりGDPは3,000ドルを突破しました。
人口2億4000万人を有し、旺盛な民間消費と豊富な天然資源に支えられ、アジアでは中国・インドに次ぐ巨大市場としてさらに注目が高まっています。
インドネシアにおいては、自動車産業の発達が目覚ましいのに対して裾野産業が未熟であり、日本の中小企業は、まずは、輸送機器・部品分野等の機械産業での市場開拓の可能性を検討することが必要です。
そこで、本セミナーでは、インドネシアにおける最新ビジネス環境に加え、中小企業のインドネシアへの輸出・事業展開の可能性をテーマとした内容でお届けします。
インドネシアでの販路開拓にご関心のある方は、この機会にぜひご参加ください。
インドネシアへの注目が集まるにつれ、一からインドネシア経済を勉強したいという向きも増えているようです。
実際、私のところにも、
「入門者にもわかるようなものはないか」
「入門となるセミナーがあれば教えてほしい」
そんなお問い合わせを受けることも増えています。
なお今回のセミナー、スケジュール予定はこちらです。
(セミナー案内ホームページより)
第1講演「インドネシアの最新ビジネス環境」
第一講演「インドネシアの最新ビジネス環境」は、銀行マンとしてインドネシアに14年間も駐在された方による講演。ジャカルタを中心にした大企業の動向が中心になりそうですが、でも、インドネシア入門の一つのとっかかりになりそうです。
第2講演「機械産業中小企業のためのインドネシア市場攻略のポイント」
第二講演のテーマは、「機械産業中小企業のためのインドネシア市場攻略のポイント」。
講師は住友商事マシネックス株式会社で10年に渡ってインドネシアプロジェクトに従事された方。2004年から2010年まで、インドネシア駐在歴は6年。インドネシアに進出する日本企業は、現状の統計データで見ると、数も投資額も製造業がダントツです。(自動車産業の影響が大きいですね)
特に機械系の進出検討企業には、貴重な話が聞けるのではないでしょうか。
インドネシア関連セミナーは、ますます盛況に
というわけで、インドネシア関連のビジネスセミナー。勢いがとまりませんね・・・。
実際、類似のセミナー会場に行くと、「渡邉さんのブログで情報を知ってセミナーに参加したんです」なんて報告をいただくこともあって、嬉しいかぎり。
また良さそうなセミナーがあれば、ご紹介したいと思います。
インドネシアのセミナーに関するブログ記事
インドネシアのセミナーに関するブログ記事を集めました。こちらの記事も、ぜひどうぞ。