『ファンランへの招待(もっと楽しい走り方)』を読んでみた!

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今回ご紹介するのは、『ファンランへの招待(もっと楽しい走り方)』。

ジョギングを楽しんでいる全ての人におすすめしたい一冊。また、ジョギングをしていなくても、「ジョギングに興味があるけど、始めようかどうか迷っている・・・」そんな人には、なおさらおすすめの本です。

☆ 今回のポイント ☆ <簡単な内容紹介>

■内容紹介(アマゾン「BOOK」データベースより)
マラソンには「耐」や「孤」の字がよく似合う、はもう古い!記録よりも走ることを純粋に楽しむ人々によって迎えた空前のブーム。ファンラン実践歴七年の著者が、その一端を紹介する。 (衿野 未矢 著、中央公論新社 (2009年04月発行)

ジョギングやマラソンの本というと、コーチや監督、プロランナーによる著書が多いですよね。

その多くは、練習法だったり、スピードを上げる方法だったり、筋肉の鍛え方や、マラソン大会での技など、割とテクニカルなものが多く見受けられます。初心者からすれば、まだまだ先の別世界、という印象すら受けるケースがあるように思います。
 
 
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それに対して本書の特徴は、「スピードや記録などを追いかけるのではなくて、ジョギングそのものを楽しみつくそうよ!」という内容であること。

ある意味では、ある普通の個人のマラソン好きを語っただけの本(笑)なのですが(でも、相当ハイレベルなファンランでいらっしゃいます)、スピードとか練習法とかを省いてしまって、純粋に走ることを楽しもう!というスタンスの本。

こういう本は、今まで、なかなか無かったと思います。
 
 
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イメージとしては・・・、

「フルマラソンで3時間を切るには?」などの本が多い中で、「私はフルで5時間以上かかるけど、3時間ランナーよりも、2時間も長く楽しんじゃってる! 楽しい!」みたいなノリです。笑

そして、その具体的な楽しみ方も満載。
 
 
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しかも、かなりお酒好き、旅行好きということもあって、

(そのお酒好きぶりについては、著者のご自宅で開かれる飲み会のネーミングが、お名前である、「えりの・みや」様から取って、「えり飲み屋」と命名されている程だそうです)

ジョギングだけでなく、それに付随したかたちでの、お酒、旅行、温泉・・・、

そういった趣味と、人々との交流の楽しみとを両立させた、そんなライフスタイルが、非常に楽しくワクワクする感覚で展開されています。

特に若い女性が読めば、思わず「ねえさん!」と、慕いたくなるのではないかと思います。

特に酒好きランナーは必読です。
(余談ですが、正直なところ、酒好きの多いランナーにとって、「酒を絶て」というのは、適切なアドバイスとは思えません)
 
 
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ものすごく軽く読めますが、とにかく「人生を楽しみ尽くすためのジョギング!」という位置づけがなされ、読んでいて、とても楽しくなる本です。

ジョギングの楽しみの原点があるような気がしました。「純粋に楽しい」という原点。これは本当に大事ですよね。

その原点から逸脱してしまったような、しかめっつらしているシリアスランナーの方で、もし記録が伸び悩んでいるような方があれば、ぜひ読んでみると良いのでは? と思いました。

楽しくなければ、趣味とは言えませんからね・・・。
 
 
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ジョギングを始めようか悩んでいる方にも、ぜひおすすめです。

「楽しそうだけど、大変そう」と思っている方には、「大変そう」な情報があふれるなかで、「楽しそう」な情報をたくさん伝えてくれる、非常に良い稀有な本だと思いました。
 
 
■追伸:
著者の方の当該ブログ記事は、こちらです。
 
 
 2009年6月22日             渡邉 裕晃
 
 
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