1997年は私にとってのベンチャービジネス修行のスタートだった!

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クリスマスも終わり、もうすぐ新年を迎えようとしていますが、皆さんにとって、今年はどんな年だったでしょうか? あらためてこの一年を振り返ってみると、私にとっては、いろいろな意味で節目になった年だったような気がします。


まず、大学を卒業し、大学院に進学することができました。大学院進学を希望したのは、研究者を目指していたからです。しかし、それと同時に私は、学問の世界とは趣を異にする世界、つまりビジネスの世界へも足をつっこむことになりました。「若手ベンチャーネットワーク」という団体の主宰者(株式会社メールニュース代表取締役社長、才式祐久氏)に出会い、「ベンチャー丁稚奉公プログラム(1期生)」として迎えていただいたのです。そもそも学者を目指していたので、正直なところ、ビジネスの世界には全く興味がありませんでした。アルバイトにちょうどいいかな、という安易な気持ちで飛び込んだのです。ところが、これが、私の将来の方向付けを変えるきっかけとなりました。

大学院が始まり、学問の世界を歩み始めると同時に、私はしだいに商売の世界の面白さにひかれるようになりました。インターネットにハマりだしたのも、この頃です。一番最初にパソコン通信にふれたのは10年ちょっと前だったのですが(当時はモデムの前身である「カプラ」を使っていました)その後ブランクがありました。インターネットの世界に入り始めたのは昨年からですが、今年に入りインターネット上のいろいろな世界を学び(遊び?)だし、そうこうしているうちに、とうとう独自ドメインを取得。自分自身のメールニュースを創刊するまでになりました。また仕事として「船井総研サクセスフォーラムニュース」や「企業家倶楽部」というメールニュースの編集と発行をやらせていただくことになりますますインターネットの世界に入っていくことになったのです。

インターネット業界に身を置く方が周辺に増え、また、若手の起業家の方々にふれる機会が増していくにつれ、私はだんだん戸惑うようになりました。その時私はまだ学者を目指していました。学者になるという目的のために、わざわざ大学院に進学したわけです。しかし、私の知る限りでの「学者」「学問の世界」に比べると、インターネットビジネスに携わる方や若手起業家の方々には、はるかに躍動感があり、スピード感があり、やり甲斐にもあふれ、前向きな意欲が感じられました。一つのことを多角的にじっくりと分析し、検証していくということよりも、よっぽど面白いことなのではないかと感じるようになりました。私は何年もの間、学者志望だったのですが、いろいろ悩んだあげく、結局商売の世界に進むことに決めました。

私はよく講演会に行くのですが、ここ一年を振り返ってみると、とりわけ孫正義氏(ソフトバンク社長)、西和彦氏(アスキー社長)、飯塚克美氏(アキア社長)、渡辺美樹氏(ワタミフードサービス社長)、坂本孝氏(ブックオフコーポレーション社長)、大前研一氏(UCLA教授)、廣田隆一郎氏(アイテック社長)、孫泰蔵氏(インディゴ社長)などの講演が印象に残っています。その他、私の周りにも、若くして成功をおさめている方、今まさに成功をおさめようとしている方がいます。しかし、だからといって、コアになるスキルもないままに、誰もが起業しさえすれば成功する、などとは思っていません。

来年一年間、私は腰を据えて様々な勉強や経験をしたいと考えています。ビジネスの世界に対し、ただ単に足をつっこむだけでなく、本格的に入っていくために、いろいろな試みをしようと思っています。来年の “Samsul’s Choice” は、「大学院生のビジネス修行奮戦記」といったものになるかもしれません(ちょっと大袈裟かな?)。今年一年間、私にとってはいろいろな点で節目になる年になったような気がします。

皆さんにとって、今年一年は、どんな年だったのでしょうか? 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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