オンライン上のセレクトショップの運営を目的に、今年1月に起業された、有限会社VAGARYの金枝幸子社長。とうとう昨日(4月12日)、オンラインショップをオープンさせました。
■「+VAGARY」
http://www.vagary.co.jp/
スタートしたばかりなので、商品数はそれほど多くないですが、「黒」をテーマにした独特のこだわりが魅力的。今後が楽しみなサイトです。今回は、そんな金枝幸子さんをご紹介します。
今回VAGARYを立ち上げた金枝幸子さんと最初にお会いしたのは、2000年5月のことでした。たどたどしいアポ取り電話の後、先輩の方に一緒についてきてもらって来社されました。
名刺交換ひとつにしても初々しい、駆け出しの営業ウーマンでした。でも、印象に残ったのは、明らかに姿勢が違うということでした。与えた課題は、着実にこなしていきました。お客様を紹介すると、すぐに着々とものにしていきました。
紹介してさしあげた方々からも、金枝幸子さんの仕事ぶりに、好評の声が私に届きました。営業経験の乏しい時期から、ナンバーワンを目指す姿勢がありました。
まだまだ営業目標の達成すらもままならない段階であっても、いつかは必ず起業したいんだという目的意識がありました。
「不満」は「不満」のままにせず、「自分が克服すべき課題」へと転化させて前へ歩むという強さがありました。独特のマイペースでありながら、そのスピードを落としめるようなことは誰にもできないだろうという雰囲気がありました。
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チャンスを与えても、それをきっちり刈り取れる人というのは、意外と少ないものです。
でも、小さなチャンスでも、それをしっかりとつかまえていく人は強いと思います。たとえ一歩一歩がスローであっても、きちんとつかまえている限りにおいて、成功への階段をスピーディーに歩んでいることになるからです。
スローなのにスピーディーになるのはなぜか。
大方の人たちは、きっちり刈り取ることもせず、時によってはチャンスがあることすらもわからずに、日々を過ごしてしまいがちです。
やれるのにやらない人は最悪です。
だから、たとえスローであってもしっかりつかめる人は結果として、スピードに拍車がかかってしまうのです。そして強いのです。
自分のペースで着実に歩んでいる金枝幸子さん。
起業したことで、いろいろな課題にぶつかることもあるでしょうが、持ち前の気概で、きっと打開していけることでしょう。
ところで、VAGARYの意味を辞書で引くと、「予測のつかない変化・変動」や「とっぴで気まぐれな考え」という説明が出てきます。この「VAGARY」を社名と店名にしたことには、きっと何か理由があるのでしょうね・・・。聞きそびれました!
今後のさらなる展開に期待大です。
■追記:
ちなみに、いよいよ独立したということが、自分の兄弟のことのように嬉しかったので、お祝いをしたのが、こちら。