自分からアクションを起こす|行動すれば何かが変わる!その理由とは?

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人生は有限。

何かに習熟する。
誰かに貢献する。
そうして、周辺に良い影響を与えたいと思うなら、大事なことは、やはり「アクション」なのだと思います。「門を叩け、されば開かれるであろう」という言葉は、私が言うまでも無く、真実を突いたものだと感じます。

アクションを起こす

私のように、零細企業であっても「社長」をつとめていると、他の社長から、「社長ゆえの会話」をされることがあります。

私は1999年から社長をやっているので、社長歴は8年になりますが、いろいろな経営者とおつきあいして感じたのは、どうやら「社長に対してしか打ち明けられない話」というのが、あるようなのです。

そこでよく耳にするのが、アクションの重要性。

アクションしないことに首をかしげる経営者はとても多いです。彼らの言動は、その次には大抵、「アクションしさえすれば、次のステップに進めるのに・・・」と続きます。
 
 
     □     □     □
 
 
例えば・・・、
ある成功した社長さん。

もう働く必要の無い状態の方ですが、
「なんでみんなアクションしないんだろうね・・・」と、
真顔で聞かれたことがあります。

いわく、
自分は起業をして闘ってきた。
結果として、成功をおさめた。
失敗も重ねながら、今の状態を勝ち取った。
必要ならその秘訣を教えてあげても良い。

でもみんな聞いてこない。
質問されたら、答えるのに・・・
という状況。

謙遜して、「自分が成功者だと言うつもりはないけれど・・・」とはおっしゃいます。でも、聞かれれば教えて上げるのに・・・という状態。無理して教えてあげるような内容ではないからね、と彼は言います。

そして、がっついて聞いてくる人にこそ、教えてあげる価値と気概が生まれてくるとも言います。
 
 
     □     □     □
 
 
私が思うに、特に若い人であれば、萎縮することは、機会損失を生むことはあっても、メリットを生むことは無いと感じます。

「行動する」ということは、若さゆえに許された特権だからです。
 
 
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例えば、わかりやすく極端な例を示します。

仕事の天才に対して、
「仕事の要諦を教えてください」と言ったとします。

20代の人が適切なアプローチをすれば、
上場企業の経営者でも、それに応ずる人はいると思います。

でも、例えば40代、50代の人が同様のアプローチをすれば、
それに喜んで応えてくれる上場企業経営者は、
ほとんどいないと思います。あまりにも怪しいからです。

でも、残念ながら、若い人で、若さゆえの特権を実感できる人はなかなかいません。
 
 
     □     □     □
 
 
さぁ、アクションしてみましょう。
特に若い世代であれば、失敗を恐れてはいけません。

失敗したとして、それに沈み込んでしまうのも、ダメです。
失敗は財産になります。
チャレンジも財産になります。

失敗しても学び、きっちりと身につけられた人たちは、「失敗してそのままの人」「失敗無く順調に来た人」を、はるかに凌駕する存在になれます。

頭でっかちにならない。
アクションする。これが大事なのだと思います。

自らを振り返ってみて、「アクションできていないなぁ」と思ったら要注意。
軌道修正しましょう。

「部下の動きが悪い」と思ったら要注意。
行動をさせましょう。量は質に転化します。
 
 
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「門を叩け、されば開かれるであろう」という言葉。

これに照らして、自らの行動を点検してみましょう。
そして、新たなるアクションとして何ができるのかを考えてみましょう。

必ずや、新しい突破口を見出せるはずです。
 
 
 
 
このコラムは、2007年8月1日に配信したメールマガジンを転載したものです。
 
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 2007年8月31日            渡邉 裕晃

 

 

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