4月に入社した新入社員の皆さんは、仕事を始めて5か月。
一生懸命に仕事に取り組んでいる人もいれば、
苦労や挫折を味わって格闘している人もいるでしょう。
入社したばかりの頃は、それこそ、毎日が修行のようなもの。
絶対に後ろ向きにならず、常に目線は、前へ前へと
進んでいってほしいものです。
会社によっては、早期訓練のため、
内定者たちを対象に、
入社前からインターンやアルバイトで、
仕事を経験してもらうというスタイルをとるようになっています。
だから、成長意欲が旺盛な人ほど、
入社前の早い時期から、挫折を経験することになります。
□ □ □
学びに貪欲であればある程、
誰よりも早く、自らの能力不足に気づくことになり、
誰よりも早く、膨大な必要学習量、必要経験量を前にして、
ひるんでしまうことになるからです。
でも、それも大事な経験なんですよね・・・。
□ □ □
先日、ある若者からメールをいただきました。
ある企業に内定し、
すでに入社前から仕事と格闘をしている方。
| 実は最近悶々とした日を送っていて、でも何が原因で自分が負のスパイラルに 陥っているのか、その原因すら分からずに、また悶々の悩む・・・ そんな中、まるで私の心理を見透かされたような、心のモヤモヤを一瞬で 吹き飛ばしてくれたのが今朝届いたこのメルマガだったのです。 あぶないあぶない。自分で自分の成長の芽を摘み取ってしまうところだった！！ 頭デッカチになって、いろいろ考えて探ったり疑ったりする前に、やるべきことが あるはずだ。 今、このことに気付けて、本当に良かったと思います。自分に足りないもの、 やるべきことが見えてきました！ |
私のメルマガ（8月29日号）で書いた、
「あるお坊さんが自らの成長を達成できた理由」
と題するコラム、それに対するメールでした。
| （参考：過去ブログ記事） ■2007年09月14日 あるお坊さんが自らの成長を達成できた理由 |
「やるべきことが見えてきました！」の一言に、
とても嬉しく思いました。
【写真：今回の学生さんが書かれたブログ記事「あるメルマガが気付かせてくれた大切なこと」】
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若い人ほど、将来の可能性は大きいもの。
将来の自分をつくるのは自分。
将来の可能性を摘み取るのも自分。
それくらいの意気込みで、
仕事に遊びに
たくさんのことに取り組んでほしいものだと思います。
□ □ □
相田 みつをさんの詩で、こんなものがあります。
| （１） なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやれば たのしいから 本気でやれば つかれないから つかれても つかれが さわやかだから （２） あのねえ 自分に エンジンをかけるのは 自分自身 だからね |
どんなにくじけそうなことがあっても、
心は常に、前向きな姿勢で歩んでいきたいものです。
（心が後ろ向きのままで前進しようというのは無理ですからね）
アクションすべきことをアクションする。
現状を突破するための有力な選択肢なのだと、私は思います。
「目の前から逃げない」ということですね。
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仕事に格闘しながら成長していく姿は、
とても美しいと思います。
私も、彼らに負けないよう、
仕事への格闘を続けていかねばと思うのでありました。
★後日談
この学生さんは、ご自身のブログで、
このことを取り上げて書いてくださったのですが・・・、
なんと、ちょうどその日の夜！
私はあるパーティー会場で、この学生さんの内定企業の社長さんと
名刺交換をすることになります。
「以前から●●から渡邉さんのことを聞いていて・・・、
初めてお会いしたようには思えないですよ」とおっしゃっていました。
インターネットの「縁」形成力や、おそるべし。
このコラムは、2007年9月1日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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２００７年９月１９日 渡邉 裕晃
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