「運は自ら運ぶもの」と題するコラム。前回コラムの続きになります。もし前回コラムをご覧になっていないようであれば、ぜひ、こちらをご覧下さい。
人生の成功法則の一つとして・・・、
京セラ創業者の稲盛和夫さんは、「誰にも負けない努力」と表現しています。
ワタミ創業者の渡邉美樹さんは、「神様に認められるような努力」と表現しています。
表現は違えど、成功者と呼ばれる人たちの多くは、「ありえないくらいに徹底的な努力」こそが、人生を拓くための大事な道なのだということを繰り返し述べています。
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日本電産創業者の永守重信さんが、「人の能力に大差は無い。でも意識には、ものすごい大差がある」と表現されているのも同じこと。
要は、「できるか、どうか」ではなく、「やるか、やらないか」が肝心だということです。
そして、エジソンが言ったような、努力の末に訪れる「最後の1%」が降ってくることによって、偉業がさらなる偉業へと昇華していく・・・、
それを自らの経験の中で、強く感じ取っているからこそ、それだけ余計に「努力の偉大さ」を強調されているように思うのです。
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運も縁も、努力してつかむということ。
努力して運んでくるということ。
努力して自らを伸ばし、周りに貢献していく、そのご褒美として起きる偶然やめぐりあわせのことを、「時の運」だったり「人の縁」だったりと表現するのだと思います。
「人事を尽くして天命を待て」。
これは、「ひたすら天命を待て」と言っているのではなく、「天命が来るまで人事を尽くせ」ということなんですよね。
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努力こそが道を拓き、努力こそが幸せを手に入れる近道。
そして、そこから「時の運と人の縁」もやってくる。
だとしたら、「努力は嫌いです」と言うことは、逆説的なようですが、実は、「私は人生を楽しむのが嫌いです」と言っているに等しいのです。
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「時の運と人の縁を究める」というのは、そういうこと。
自力志向の哲学なのであって、他力本願のおまじないではありません。
「時の運と人の縁を究める」をテーマにしているメルマガなのに、
毎回、厳しいテーマばかりだなぁと思う方もいるかもしれません。
本ブログも、そして私の発行するメルマガも、
ばりばり自力志向の内容ばかりです。
過去のコラムの題名だけを、ざっと見ていただくだけでも、きっと、おわかりいただけると思います。
→ https://www.samsul.com/wp/column/
努力嫌いの人は、不遜な表現かもしれませんが、RSSの登録や、メルマガ登録を解除されたら良いとすら思っています。
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でも、人生を楽しみ、人生を謳歌するには、努力と自力が大切だと思っています。そして少しでも周りに貢献していく。自分の成長を通じて、周りにも成長を創っていく。
これは、言わば「急がば回れ」の哲学です。
ぜひ、人生を楽しみたいという皆様と、
これからもこのテーマを追求し続けていきたいものです。
努力は厳しい。でも、その結果は楽しい。
だからこそ、「時の運と人の縁を磨く」ことを、私は生涯の趣味としているし、そうし続けるだろうとも思うのです。
【このテーマ:おわり】
このコラムは、2008年7月2日に配信したメールマガジンを加筆・転載したものです。
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2008年8月3日 渡邉 裕晃
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