ある土曜の午前。
妻と娘は、昨晩から実家に戻っている。
この午前は、自分のオリジナルな時間。
朝起きて、ラジオをつける。
「へぇ」と思うこと、「なるほど」と思うこと、
朝のラジオから流れる内容は、どれもが刺激的。
考えさせられるような、メッセージング性に富む。
□ □ □
そんな贈り物を聞きながら、ネットをチェック。
会社のメンバーの日報の確認や、ブログの日課も済ませる。
思い立って、久しぶりにジョギング。
ジョギングのやり過ぎで、ひざを痛めて以来、
ずっと走っていなかった。
□ □ □
数ヶ月ぶりに走る。
走り始める。足の感覚、風、木々、花・・・。
懐かしい心地良さがよみがえるまで、時間はかからない。
一方で、
久しぶりに起動したiPodは、即座に悲鳴を上げる。
走り続ける自分。頻繁に計測を中断するiPod。
□ □ □
ジョギングの時にしか聞かないPodcastの番組。
社会情勢を思わぬ角度から痛烈に斬る、
その発想の面白さが脳を面白く刺激してくれる。
計測の中断を繰り返すiPodを無視して走る。
人影のない夏の朝。
暑くなり始める前の、早朝の独特の心地よさ。
□ □ □
秋のマラソン大会は、どれに参加しようか。
そんなことを考えつつ、帰宅。
自宅近くの森の中、
晴れても雨でも、毎日行われているラジオ体操。
久しぶりに行ってみようかと思い立つも、
もうすでに午前7時。
間に合わないのであきらめて、
所要で近所の郵便局に向かう。
□ □ □
郵便局の周りには、おびただしい数の観光バスの群れ。
そして、バスの乗車を待ちながら、
旅行かばん脇にしゃがみこんで、たわむれてる若者たち。
旅の季節。海の季節。外に出る季節。
動く、語る、感じる。動物として生きるに最高の夏。
□ □ □
郵便局の用事を済ませて、ファミレスで朝食。
早朝時間、あまり人のいないお店。
涼しく、静かで、ゆったりといただく朝ごはん。
人はまばらでも、朝だけあって、
勉強する人あり、楽しく談笑する人あり。
後ろ向きな人が存在しない空間は、
その場の空気にさえ、力を与えてくれる。
貴重な読書タイム。
コーヒーのおかわりをいただきながら、
静かに読む、読む、読む・・・。
至福のひと時。
仕事のことを考えるにも、こうした環境は貴重。
□ □ □
あっという間に2時間がたって、自宅へ。
途中で、妻と電話。
歩いていると、偶然、知り合いの会社を見つける。
「おっ、こんなところにあったのか」
さすがに週末の朝は、誰もいないだろう。
昔、近くで、同じような経験をしたことがあった。
こんなところに彼の会社が!
夜の23時過ぎ。訪問してみたら、
その会社では、ほとんどの社員が、まだ仕事をしていた。
わずか数年。その会社の社員数は、すでに8倍だ。
□ □ □
家に帰ってから、今度はプールへ。
屋内であっても、夏のプールは、かくも気持ちが良い。
泳ぐということは、なぜにこれほど気持ちよいのだろう。
無心になって泳いでも、考えながら泳いでも、
なぜか突然の着想が落ちてきたりするから不思議。
考え続けることは大事。
考えを生み出すことも大事。
考えが落ちてくる環境を創ることも、また大事。
前者だけではダメで、後者とあわせてワンセット。
□ □ □
家に帰ると、もう昼の12時近く。
時の流れは、本当に早い。
今から外出。
9年間に渡って交流させてもらっている、ある社長の結婚式。
誕生日がわずか1週間違いの彼。
人生の新たなスタートを刻む機会。
そんな門出に呼ばれたことを、心から感謝したい。
さて、どうして1日には24時間しか無いのか・・・。
仕事も遊びも、いろいろなことで、
こなしきれない程に、やりたいことが山積する。
ありがたくも、感謝でいっぱいになる、ある夏の週末の半日。
2008年8月2日 渡邉 裕晃
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