地道という名の早道

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「でも、それって、地道だよなぁ・・・」
ある2人の若者の会話。
明瞭には聞こえないものの、
遠くから聞こえてくる彼らの話は、こんな感じです。


 
 
     □     □     □
 
 
「そういう課題については、こうやってクリアする人が多いみたいですよ」
「みんな、そうやっているのかね?」
「多いみたいです。
 それをやっていって、それを続けていくことで、
 自然と、できるようになるみたいなんです」
そこで彼が言った言葉。
「でも、それって、地道だよなぁ・・・」
 
 
     □     □     □
 
 
こういう行動を継続していくと、自然と成長して、
次なるステップに上がれてしまう。
その課題を克服するための方法を紹介された彼。
それを継続すれば、できてしまう可能性が高いという、
そんな方法を教えてもらった彼。
つまり、その努力を見習って継続すれば、
新しい可能性にめぐりあえてしまうという可能性が見えた彼。
そんな彼の反応が、
「でも、それって、地道だよなぁ・・・」だったのです。
 
 
     □     □     □
 
 
その努力を継続すると、できてしまう。
できてしまう自分には、なりたい。
でも、その努力の継続はしたくない。
なぜなら地道だから、という発想。
もっと簡単に、楽に、それこそ一足飛びに変身できる方法は無いか?
彼が逡巡している理由、
彼がアクションに移ろうと思えない理由、
そこには、そういう思いがあるわけです。
 
 
     □     □     □
 
 
そんな魔法のような方法・・・。
ひょっとしたら、あるかもしれません。
でも、ないものねだりになるかもしれません。
今回紹介された方法は、
その課題をクリアしてきた人たちの多くがたどってきた手法だと言います。
クリアできた人たち、みんなが、やりとげてきたこと。
ということは・・・。
そんな魔法を探し続けるよりも、
その方法をやり始めたほうが、
課題解決が早く達成できるかもしれないということです。
 
 
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これを、「地道という名の早道」と言います。
急がば回れの発想です。
しかも、その努力の内容そのものは、難しいことではないはずです。
難しいのは、それを継続する部分。
簡単なことを地道にこなせるかどうか。
逆に言えば、継続することができるかどうかにかかっているわけです。
 
 
     □     □     □
 
 
継続した努力によって現状打開をしたことがない人は、
いつまでも魔法を探し続けます。
課題解決をやり遂げた人たちをうらやましいと思いながら。
継続した努力によって現状打開をしたことがある人は、
魔法を探し続けるのではなく、
地道な努力を継続しようとします。
継続すること自体に、楽しさとやりがいを感じながら。
 
 
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私は、
人は、自分が思い描くような自分になれると思っています。
(もちろん、熊になりたいとか、そういうのは無理ですが)
そして、それは、
外に魔法を求めることによってではなく、
自ら、内に魔法を起こすことによって達成されるものなのです。
一気に超人になる魔法を見つけることによってではなく、
努力の継続を怠らないという、自分で起こせる魔法によって。
 
 
     □     □     □
 
 
だからこそ、私は言いたいのです。
「でも、それって、地道だよなぁ・・・」
「そうだよ、たしかに地道だよ。
 だから僕らにも出来ることなんだよ。やりとげようよ」って。
 
 
 
 
このコラムは、2008年7月30日に配信したメールマガジンを加筆・転載したものです。
 
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 2008年8月18日            渡邉 裕晃

 

 

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