さて、前回のコラムの続きです。
今回は「コラム」というよりも、
「私の問題関心の備忘録」、あるいは
「私の問題関心のひとりごと」(笑)みたいな雰囲気すらありますが、
お読みいただいて、ありがたいことです。
以下コラムは、前回コラムに続く内容になるので、
もしまだでしたら、ぜひお目通しいただけると幸いです。
(参考:過去ブログ記事)
■2009年05月18日
「ネットの力」を知覚できるようになるまでの手間
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ネットのパワーを知覚できるまでの手間。
それを解決するのは簡単だと思う、というお話をしました。
逆に大変だろうなと思うのは、
ネットのパワーをわかってもらうことではなくて、
リアルのパワーをわかってもらう局面です。
「考えすぎでは?」「取り越し苦労だよ」と言われるかもしれませんが、
ここのところ、たぶん課題になってくるだろうなという予感がしています。
ネットオリエンティッドな世代が増えるにつれて、
ネットとリアルはシームレスなものになりつつあると言われています。
でも、そうだろうか? という思いもあるのです。
□ □ □
先日のブログでご紹介した、
「新聞を読まずにネットだけで社会を理解しようとするのは、
知りたい情報しか摂取しないという点において、精神的引きこもりに近い」
という、ある識者からの声。
これが一つのヒントです。
□ □ □
個人の単位であれ、法人の単位であれ、
ネットのパワーを大いに発揮しようとするならば、
リアルとの連動をどうはかるかが大事です。
(これは「ネット広告の効果増大にはアナログ広告が大事だ」という、
矮小化した議論ではなくて)
だから、私自身、
営業先でお客様とお話をする時に、
ネットの話をあまりしないこともあったりします。
□ □ □
先日も、ある社長から事業のアドバイスを求められ、
リアルのところのアドバイスやご意見ばかりを
さしあげてきました。
ありがたいことに、
「なるほど、このネット事業を成功させるためには、
リアルのところをいかに整備するかがキーですね」
と言っていただけました。
□ □ □
サムスルはネット事業の会社なのに、なぜリアルに方向づける?
と思われるかもしれませんが、
このケースでは、結果としてそれが、
ネット事業の成功につながると私が判断した結果なのです。
(ネット事業の成功につながれば、うちには大いにメリットになります)
□ □ □
さて・・・、
漠然として、わかりにくいコラムになってしまいましたが(笑)、
私自身、ネットのビジネスに携わってきて、
やればやるほど考えさせられるのが、
このネットとリアルの問題。
ネットのパワーの特質をおさえ、
それを強めるためにすべきこと。
これは、リアルを知覚し体感していくことを通じて
見えてくるところが大きいのではないかというのが、最近の実感です。
□ □ □
そして、それゆえに、
この関心の範疇の中に、
食事だったり、交流だったり、運動だったり、
あるいは、言語だったり身体感覚、歴史や文化といった
いろいろな私の関心が連動してきたりするのですが、
だんだん、ややこしくなってきた(笑)ので、この辺で・・・。
(まとめ方の歯切れが悪くて、すみません)
2009年5月18日 渡邉 裕晃
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