世界は広い。けれども、世界は狭い。
そんな特性を逆利用すれば、
もっと人生を楽しくしていける! という話。
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まずは世界の狭さについて、先週の私のケース。
先日、あるフリーぺーパーさんから取材を受ける機会がありました。
取材が終わって、数日後のこと。
違う会社の知人から、
「渡邉さん、出てるんですね!」と、連絡がありました。
まだ発行されていないのに、なぜ知っているのだろうと思ったら、
同誌の編集を担当している方、なんと私の知人だったのです。
縁というものは、本当につながっている。
世界は実に狭い! と思いました。
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ソフトバンクがiPhoneのフリーペーパー「iPRESS」を創刊しました。
パラパラと見ていたら、なんだか見たことのあるお店の写真が・・・。
偶然にも、私の知人女性が経営するカフェが紹介されていたのです。
サムスルの女性社員にも人気のお店。
オーナーさんがiPhoneユーザーだということで紹介されたようです。
こんな接点でつながってくるとは思いもよらず、
世界は実に狭いものだと思いました。
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もう1つ。
最近、現場レベルの新規営業でも、同行をする機会を増やしています。
そんな中、初めてお目にかかる方から、こんなことを言われました。
「サムスルさんは、この業界では有名ですよ」
「渡邉さんは、この世界ではかなりの有名人ですからね・・・」なんて。
私たちが営業を受けているのであれば、
そういう接待ワード?を受けるのは、わからなくもありません。
でも、私たちの側が営業に行っているにも関わらず、
そんなふうに、過分なお言葉を頂戴してしまったのです。
「あれ?」と思ってみると、
なんと10年近く前から、サムスルのことを知っていたとのこと。
そしてこの体験、今週だけで、複数案件、経験したのです・・・。
世界は本当に狭いです。
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以上は、世界の狭さについて、先週だけでも私が感じたケースです。
つながっているはずがないのに、実はつながっていた!
そういう案件は、日常でわかりにくいだけであって、
実は非常にたくさんあるはずなのです。
「悪口は必ず本人に伝わるようになっている」という
マーフィーの法則は、まさに、
「実はつながっているんだよ」ということを教えてくれています。
氷山の上を見れば離れていても、
氷山の下ではつなげっている場合があるということ。
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アメリカの社会学者、ダニエル・ベルは、
「現在における国家は、 大きな問題を解決するには、あまりに小さくなり、 小さな問題を解決するには、あまりにも大きくなった」 |
と言っています。
これは「国家」だけではないでしょう。
大きいようでいて、実は小さかった。
離れているようでいて、実はつながっていた。
こうしたことはいくらでもあって、
「縁」もその一つと言えるのではないでしょうか。
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そして、「どこかで必ずつながっているんだ」と思えば、
日常の中で、もっともっとやるべきこと、改善すべきこと、
たくさん思いつくのではないでしょうか?
そして、これから起きるはずの邂逅に、
わくわくできるのではないでしょうか?
「世界の狭さを逆利用する」という発想。
縁を大事にすることの恩恵は、必ずいつか来るのです。
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そしてこれを加速させているのが、インターネットの存在です。
縁を活かす。まわりまわってやってくるはずのチャンスに備える。
企業も個人も、ネットの有効活用をすることで、
その大きな加速を生み出せる時代になってきています。
仕事でも私生活でも、大いにポジティブにイキイキとしている人たち。
そんな人たちを見ていると、
「世界の狭さを逆利用する」
「縁を大事にし、縁を活かす」
「そのために、日々努力し、周りに貢献し続ける」
これらは共通原則のように思えてなりません。
つながっている縁、どんどんたぐりよせていきましょう。
つながっていくはずの縁、どんどんつくっていきましょう。
このコラムは、2009年8月8日に配信したメールマガジンを加筆・転載したものです。
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2009年8月13日 渡邉 裕晃
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