「また再建しましょう」発言のおじいさま、只野照雄さんの器と気概!

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今回の「東北地方太平洋沖地震」は現在でもその全貌がわからないほどに、とてつもなく甚大な被害をもたらしています。

依然として見つからない人たちも数知れず・・・。

そんな中、地震発生から3日目にして救出された、このおじいさまのコメントは、実に特筆すべきもの。今後もぜひ記憶に残されるべき名言だと思います。




「また再建しましょう」只野照雄さんのYouTube映像

Youtubeで映像が公開されていたので、ここに紹介します。
 
■「チリ津波んときも体験してっから。大丈夫です」 

この映像のおじいさま。何度見ても名言だなぁと思います。

救出されて、カメラに迎えられた時のひとこと。

大丈夫です! チリ津波も体験してるから・・・大丈夫です。 また再建しましょう!

未来志向の「また再建しましょう」発言がもたらす力強いエネルギー

この気概。そして器の大きさ。言葉だけでなく、それに伴うおじいさまの表情を見ても、その年輪の深さが伝わってきます。映像が無ければ伝えきれない気迫ですね。

3日目にして救出されたばかりとは思えないコメント。おそらくご自身のことですら精一杯なはずだったのに、その視点は、あくまでも未来志向。そして、国(あるいは世の中)を背負う視点の大きさ。

この世代に特有の視点なのでしょうかね・・・。改めて、その姿勢の気高さに、勉強させられた思いです。

「また再建しましょう」発言に重なる西郷隆盛の名言

志をもって生きる人間の強さと言っても良いでしょう。私欲より、世のため人のためを思えるだけの心の強さ。深いですよね。

西郷隆盛の言葉を思い出しました。

命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、仕抹に困るもの也。此の仕抹に困る人ならでは、艱難を共にして 国家の大業は成し得られぬなり。

ぜひとも、力を合わせて再建していきましょう!
 
こちらのブログ記事も、ぜひどうぞ。

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今回ご紹介するのは、経営コンサルタントの大前研一さんの書籍、『日本復興計画』 です。まさに「震災後」という新パラダイムを考えるための「基本書...

 
後日追記:
日本中に勇気を与えたおじいさま、只野照雄さんですが、2012年9月にお亡くなりになられたそうです。東京新聞の記事がウェブにあったようですが、すでに閲覧できない状態です。以下の「まとめ記事」で知りました。ご冥福をお祈りします。

日本中に元気を与えた「再建爺さん」こと只野照雄さんが亡くなられていた – NAVER まとめ

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