地図といえば、今は「グーグルマップ」という便利な存在があります。
でも「子育て」においては、あえてアナログで、しかも大きなサイズの地図ポスターを私はオススメしています。
「いったいそれは、どうして?」というのが今回のブログのテーマです。
私はインドネシアの東ジャワにあるマランという場所に住んでいます。
同じマランに住む友人の1人に、マレーシア人がいるのですが、
来年春にはマレーシアに帰ってしまうということもあり、
「不要になるので、子供たちにプレゼントしたい」ということ。
「子供たちに?」
「いったい、なんだろう?」
そう思って楽しみにしていたら、
こんなに大きな地図ポスターをいただきましたよ。
横幅1メートルを超えるサイズの地図で、
子供たちは大興奮。
□ □ □
今回いただいたのは、インドネシア東ジャワ州の地図。
わざわざ車で運んで、我が家まで届けてくれたのですが、
地図部分だけでも、横104cm X 縦70cm というサイズ。
額のサイズまで含めて測ってみると、
横114cm X 縦84cm という大きさです。
あまりに大きいプレゼントということで、
家に運びこむなり、子供たちは入口まで走ってきました。
完全に「大人向け」の地図なのですが、
小学校1年と2年になる子供たちは、夢中になって見始めました。
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地図といっても、今回の地図は東ジャワ州の地図。
子供たちには見慣れない地図だけあって、
「これ、子供たちは興味をもつのかな・・・」と思っていただけに、
この食いつきようには、正直びっくり。
ちなみに、グーグルマップで「東ジャワ州」を探すと、この通り。
兄弟そろって、地図の前に陣取って、指差し合戦です。
「マランは、どこにある?」
「あっ、スラバヤ見つけた!」
「ブロモマラソンで走ったブロモ山、こんなところにあるんだね!」
「いつもハイキングをしているバトゥって、ここなんだ・・・」
「わー、バリ島って、こんなに遠いんだ」
もう、本当にすごい食いつき方で・・・。
□ □ □
横が1メートルを超えるような地図。
なかなか買う機会は無いですよね・・・。
私も、今回は知人からのいただきものなので入手したのですが、
自分では、おそらく買わなかった存在。
でも子供たちの反応を見ていると、
大きなサイズの地図を与えることは、とても良いことだなと感じました。
・デジタルではなく、アナログの地図であること。 ・複数人が一緒に座って、じっくり眺められる地図であること。 ・右に左に全身を移動させながら、指をさして回れるサイズであること。 |
体を使って、かつ、誰かと語り合いながら・・・というのがポイントかなと。
□ □ □
もともと、大きなサイズの地図ポスターには関心がなかったのですが、
amaoznで検索してみると、意外とあるものですね・・・。
それなりに需要があって、売れる商品なのかもしれません。
ためしに、「地図」「ポスター」で検索すると、
これだけの数が出てきました。
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皆さんも経験があると思いますが・・・、
出張や旅行などで、知らない土地を移動したあと、
改めて地図を見返してみた時、驚くことはありませんか?
「あれ、さっきの場所って、意外と近いんだ」
「え? この場所とあの場所って、この道でつながっているの?」
「いま行った場所、こんなに山に囲まれていたんだ・・・」
などなど。
体で感じた、記憶と体験から導かれる位置関係は、
方向音痴でない人であっても、意外と曖昧なもの。
実際に地図で確認することで、「へー!」となることは多いはず。
「体験した後に地図で確認する」という作業は、
脳にも意外と大きな刺激を与えているはずなのです。
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というわけで、大きなサイズの地図ポスター、
お子さんへのプレゼントに、ぜひオススメです。
ポイントは、「与えて、はい、おわり」にするのではなく、
その地図を身近に触れられる環境をつくり、
地図を使って子供と語り合うようにする、ということかなと。
サイズが大きいということは、
いつも身近に目立つ存在になりますし、
「一緒に語り合う」という意味でもメリットがありますよね。
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ただ、住宅事情からして、
「大きなサイズは無理」ということもあるかもしれません。
でも、書籍サイズの「地図帳」のようなものだと、
しまったあとは、ついつい出さなくなってしまって、
眺めなくなってしまうんですよね。
定期的に見たくなり、かつ、家族での会話も・・・、となると、
ミニサイズでの私のオススメは、アプリです。
例えば「ちずこっき」。ぜひお試しください。
(でも私の本当のオススメは、大きなサイズのアナログ地図ポスターです)
タッチ!うごく ちずこっき FREE -子供向け地球儀・地図・国旗アプリ-
■追伸:
今回ご紹介したのは「アナログ地図」ですが、「アナログ時計」もオススメです。
■追伸:
「アナログ地図を活用しながら街を覚える」という観点からは、こちらの記事もどうぞ。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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