「行動が未来を拓く」
この信念は、以前から私が感じていることです。
一生懸命考えることも大事。
でも、体を使って行動することで、
「あれれ・・・」という具合に事態が進展してしまう。
そんな経験をしたことのある方は少なくないはずです。
だから、何かに煮詰まっている時や、
簡単な選択肢と難しいチャレンジングな選択肢とがあった場合、
「えいやっ」と、勇気をもって行動してみるのは、とても良いことだと思います。
(もちろん、そうでないケースもあるわけですが)
最近また、あれれという具合に進展してしまうということがあったので、
まとめてみたいと思います。
【写真:英会話サークル終了後に】
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先日、私の住むインドネシア・東ジャワで開催されている、
無料の「English speaking club」に参加してみました。
冒頭に載せたものが、その時の集合写真です。
これは、どこかの塾が営利目的で行っているものではなく、
地元の有志がボランティアベースで運営しているものです。
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先日、つまり2015年6月に参加をしてみたのですが、
実は、3月頃から知っていました。
地元であるマラン市のローカル新聞「Malang Post」の最終面に、
全面サイズで、カラーで紹介されているのを見て、
「おもしろそうだな・・・」と興味を持ったのがきっかけ。
【写真:出発点となった「英会話サークルを取り上げた新聞記事」】
というのも、無料である上に、
会場の場所を見てびっくり。
マランには、私の曽祖父が昔住んでいた家を原寸大に復元した博物館があるのですが、
その一室で行われているらしいと知ったためです。
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しかもこの新聞。
たまたま、近くの大学の一室にある小さなテーブルに、
なんとなくポンと無造作に置かれていたもの。
日付を見たら、一か月以上も前の古新聞でした。
「なんで、こんな古い新聞があるんだろう」と思いつつ、
裏を見たら、全面サイズ、しかもカラーで載っているので、
興味をもって読んでしまったのです。
そうしたら、無料の英会話教室! という珍しさに加え、
開催場所が、たまたま曽祖父の家(笑)
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「何、この偶然?」
「ひょっとして、わたし、呼ばれてます?」
そんな勝手なうぬぼれを抱きつつ、参加してみたのです。
最初は、「参加しようかな・・・」「でも少し怖いしな・・」と、
迷っていました。
でも、「これは呼ばれているんだから、行かなきゃ!」と思い込ませ、
勇気を振り絞って「えいやっ」と参加してみることにしたのです。
初めての参加で、おどおどしていたのですが・・・、
部屋に入ってみると、
参加者の皆さんが、とてもあたたかく迎えてくださいました。
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しかも、なんという偶然でしょう。
最初、メンバー全員で英語で自己紹介をしたのですが、
「わたし、あなたのこと見たことあるわよ!」と言ってくれる人が。
そして、曽祖父の家であることを伝えると、
「なぁんだ、きみ、ここの家族なんだね。もうメンバーじゃん!」とか、
なんという歓迎ムード・・・。
恐れの気持ちは、一気にほどけました。
今まで、参加しようかどうしようか・・・と悩んでいたのが
本当にバカらしくなりました。
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さらには会場で、なんと、
私の知らない遠戚の方とも出会うことが出来ました。
これまた、びっくり・・・。
インドネシアには私の親戚が多いため、
すべての方々と面識があるわけではないのです。
そんなつながりから、
私の曽祖父の昔の写真をもらえたり、
(今までに見たことのない、新たな家族集合写真を発見できました)
久しぶりの英語環境に身を置いてみると、
「あれ、なんか英語、面白いかも・・・」と、
不思議と、また英語の勉強を再開してみたくなったりして。
(実際、英語の勉強を再開することにしました)
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また、その後、メンバーの人から誘われて、
「マランにトレイルランの会があるんだけど、行ってみない?」と。
もともとジョギングをしていた関係で、
昔からトレイルには興味がありました。
でも、なかなかきっかけがなく。
「これは良い機会だ!」と思いました。
そして、この出来事の連鎖をふまえてみて、
「きっと、これも呼ばれているんだから!」と思い、
すぐに「もちろん行きます!」と回答しました。
トレイルやったことがないので、
本当にできるかどうか、不安はあるのですが。
というわけで急ですが、
来月からは、地元のトレイルランのクラブにも参加することになったり・・・・と。
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以上は、私の個人的な体験に過ぎませんが、
この数週間だけで起こった不思議な連鎖です。
なんとなく置かれた古新聞を手に取らなかったら、
こんな未来にたどり着けていたかどうかは疑問です。
手に取って、記事を見つけて、読んでみて、
恐る恐るも突撃で参加をしてみて・・・。
そういう小さな行動の積み重ねが、
いろいろとつながってしまいました。
もちろん、これが何か新たな仕事につながるわけではなく、
お金儲けだったり、個人的な利益が得られるわけでもなく。
でも「この先、どんなふうに発展していくんだろう?」という
そういうワクワク感に満ちています。
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本当に、私の個人的な体験で、
それこそ、たわいのない繋がりでしかないかもしれません。
でも、私はワクワクしています。
「行動が未来を拓く」。
本当にその通りだなと思った次第です。
導いてくれた神様、そして先祖に感謝。
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だから私は思うのです。
何かに煮詰まっている時や、
簡単な選択肢と難しいチャレンジングな選択肢とがあった場合、
時間をかけて損得をじっくり考えたりするのもいいけれど、
何かピンと感じる部分があれば、
あえて「えいやっ」と、勇気をもって行動してみること。
私はぜひともおススメしたいです。
■追伸:
ちなみに冒頭の写真は「English speaking club」の会場で
参加者の皆さんと撮ったもの。
後ろに小さく額縁が写っていますが、
ここに写っている人物は、みんな私の家族です(笑)
もともと曽祖父の家を再現した建物ということで、
私の家族の写真が飾られていました。
先祖に見守られているようで、不思議な感じです。
■追伸2:
出来過ぎている話に聞こえるかもしれませんが・・・。
実は、この英会話スクールに参加した翌日、
地元の知人に会う機会があったのですが、
「ひろあき、これ知ってる?」と、
なんと!! その古新聞の記事そのものを渡されました!
あまりの偶然に驚きです。
来月からのトレイルランで、今度は何が起きるかな・・・。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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