イセッタ|50年前の冷蔵庫型BMWバブルカー、EV車が日本でも?

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今回は「イセッタ」という車のご紹介です。半世紀も前に誕生した、冷蔵庫型のバブルカー。「バブルカー」(Bubble car)は「超小型自動車」を意味する言葉ですが、このイセッタ、半世紀前に作られたとは思えないくらいに独創的なのです。

50年前に誕生した冷蔵庫型BMWバブルカーであるイセッタ。今回、試乗をする機会があったので、体験を通じたイセッタの魅力を紹介します。

また追記として、イセッタのコンセプトを踏襲した電気自動車「マイクロリーノ」が登場するとのニュースを見つけました。日本でも2021年に発売されるとのことで、追記しました。

BMWイセッタ
【写真:これがイセッタの全景!!】




映像を見れば「イセッタ」の魅力がすぐわかる!

イセッタの魅力は、文字では表現し尽くすことができません。まずはイセッタが走る、上のyoutube映像をご覧ください。

後ほど詳しくご紹介しますが、イセッタはおもちゃではなく本物の乗り物です。その小ささから「バブルカー」とも呼ばれますが、1950年代のヨーロッパ各国で生産された車なのです。びっくりですよね・・・。

イセッタのドアは、なんと前に!!

これがイセッタの運転席。乗り込んでいるのは我が娘。愛称リコッタ。リコッタが乗っているから、「リコッタ on the イセッタ」(親ばかで、すみません笑)。

BMWイセッタ ハンドルにつかまり立ちをする、我が娘
【写真:ハンドルにつかまり立ちをする、我が娘】

先日、知人が所有する「イセッタ」に乗せてもらう機会があったのですが、実物を見ると、本当に不思議な乗り物だな・・・と。

ちなみに、この写真のアングル。車なのに、ドアが開くはずの「横」からではなく、なぜか前からの写真。なんとこの車。ドアが前にあるのです。
 
BMWイセッタ ドアを開けます!
【写真:ドアを開けます!】
 
今から50年も前に作られた車ですよ。「BMW・イセッタ」。
 
ロゴ「BMW・イセッタ」
【写真:ロゴ「BMW・イセッタ」】

個性が強烈!!イセッタには古い車の芸術性と職人魂が光る!!

イセッタは実に愛らしい車。キャラクターがしっかりしています。

私はクラシックカーが大好きな反面、現代車には、全く関心がありません。クラシックカーに息づく、人間らしさ、美を愛でる感覚、動物としての生きる精神、そしてクラフトマンシップ・・・。そうしたものが、現代の車には、まったく感じられないからです。私には、魂の無い機械を愛することはできません・・・。

クラシックカーには、生きる魂が根付いています。現代の車には、それが全くありません。

「やれるもんなら、やってみろ!」というのが私の本音(笑)。一方で、「昔の人にできて、なんで今の人にできないんだ?」そんな思いもあるのですけどね。
 
BMWイセッタ これまた愛らしい後姿
【写真:これまた愛らしい後姿】

イセッタの歴史!日本に現存するのは40台?

イタリアの冷蔵庫メーカーが、「冷蔵庫にエンジンをつけたら車ができるじゃないか!」という、ものすごいアイディア!(笑)を元に、本当につくってしまった車が、このイセッタ。

イタリアの自動車メーカー・イソ社がつくったイセッタは、1953年から1955年まで生産され、その後、ドイツのBMWが、ライセンス契約をして、BMWなりの改良を重ねて作った車が、このBMWイセッタです。1955年に発売されました。

日本には、もう40台くらいしか現存していないそうです。

今回、このイセッタに乗せていただく機会を得ました。50年前の人たちの特有のクリエイティビティーに触れる機会。同時代に思いを馳せます。感動です・・・。ちなみに海外ではイセッタのミニカーもあるようです。つくづく愛されている存在なんですね。

イセッタは子供と乗るのがとても楽しい!!

扉をあけて、乗り込んでみる・・・。
 
BMWイセッタ 扉をあけて、乗り込んでみる・・・
 
扉をしめて、ハンドルにふれてみる・・・。
 
BMWイセッタ 扉をしめて、ハンドルにふれてみる・・・
 
「パパ、これ、すごいね!」
 
BMWイセッタ 「パパ、これ、すごいね!」

イセッタのオーナーは女性!!実にアクティブ!!

ちなみに、このイセッタ。オーナーは、この業界ではすっかり有名人の「のりたまこ」さん。まだ20代の女性です。
 
イセッタとリコッタと「のりたまこ」さん
【写真:イセッタとリコッタと「のりたまこ」さん】
 
クラシックカーというと、「おじいさんの趣味」というイメージですが、こういう若い方、しかも若い女性が趣味としている姿を見ると、なぜかわかりませんが、どことなく救われる思い(笑)がします。

なぜでしょうかね・・・。

今回、いろいろお話をうかがってみて、この車を手に入れるまでのエピソードもすごいものでしたが(すさまじい情熱と行動力に、驚きました)、この車を通じて、日々がとても充実されている姿が、とてもとても伝わってきました。

50年前のクラフトマンの皆さん、たまらないでしょうね。とても良い経験をさせていただきました。のりたまこさん、どうも、ありがとうございました!

イセッタが全力で駆け抜けるyoutube映像!!

ちなみに、この半世紀前のイセッタが、現代において坂道を全速で駆け抜ける、驚異の映像はこちら。
 

 
さらに、もうひとつ。走行風景です。
 

 
これもおまけで。すごいですね、世界のイセッタファン。
 

【追記】イセッタのような電気自動車マイクロリーノ、日本でも発売へ

後日の追記です。

なんと、イセッタのコンセプトを取り入れた電気自動車が発売されるとの情報を見つけました。

「マイクロリーノ」(Microlino)という車で、生産するのはMicro Mobilityという会社。この写真を見れば、誰もがイセッタを思い出すのではないでしょうか。会社のホームページは、こちらです。

記事によれば、2020年には販売を開始。日本でも2021年から販売がスタートするそうです。写真がたくさんあるので、興味のある方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみて下さい。

前から乗り降りできるクルマ「Microlino」。この小さな電気自動車が東京モーターショーに登場します。フロントにドアが設置されており、このフロントドアから乗り降りします。
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