サムスルを創業したのは1999年。
今から9年前のことになります。
実は創業した時から、
すでにわずかながらお客様がついていただいていたのですが、
それでも、まだまだ足りないわけで・・・、
私の営業先は、クライアントである企業だけでなく、
すでにたくさんのクライアントをもつ広告代理店にも
及んでいました。
広告代理店に営業して、「インターネットを活用した集客活動」部分だけを
受注できないかと考えての動きです。
業界1年目の自分にとって、
プロの広告マンとの交流は、とても刺激的でした。
企画提案は、
「それによって受注をいただくことを目指す」のは普通の人がやることで、
さらに、それに加えて、それをもうひとレベル超えて、
「企画提案行動それ自体が、お金を出して買うだけの価値あるものを目指す」というのがプロの仕事だ、
そんなことを学習したのも、この代理店まわりを通じて得たものでした。
(例えばコンサルタントは、そうですね)
(参考:過去ブログ記事) ■2007年06月19日 「売れる」企画書をつくる 私が「広告」の世界に入って仕事をし始めたばかりの頃です。
私は無謀にも、業界未経験のままで、
まさに手探りで会社をスタートさせました。
とに... |
□ □ □
そうした中での1社。
当時、わざわざ私と会う時間を作ってくださった方が、
先日、急にメールをお送りいただき、びっくりしました。
9年という時を超えて、まだ覚えていただいていたとは・・・。
当時は訪問をさせていただいただけで、
お仕事に結びつくことはなかったのですが、
なぜか私のメルマガを登録していただいていたそうなのです。
□ □ □
「ご無沙汰しております。
10年近く前にお目にかかりましたが、覚えていらっしゃいますか?」に始まり、
「ところでお仕事の相談なのですが・・・」
そんなわけで、お問い合わせのメールをいただいた次第です。
なんと9年の時空を超えて・・・。びっくり。
こういうご縁というのは、本当に有難いというか、
実に不思議なものです。
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メールをいただいて、
当時のことが、まざまざと思い出されました。
いやはや、なつかしい・・・。
「当時のことは、忘れないうちに、いつかまとめて
書いて残さなくては・・・」と思ったのと同時に、
お仕事に結びつかなかったとしても、
メルマガやブログなどを通じ、
「知らずにつながり続けている」ということがあるのだなと。
「いや・・・、インターネットの縁形成力たるや、すさまじい!」と、
強く感嘆させられたのでした。
□ □ □
つくづくインターネットは、素晴らしいツールだなと思います。
インターネットが無かったら、
そして、インターネットを使いこなしていなかったら、
私のご縁やネットワークといったものは、
もっと細く、もっと小さく、もっと狭いものであったに違いありません。
面と向かって会う、面と向かって話す。これを超えるコミュニケーション手段はありません。
でも、ネットがなければ、
そのご縁をさらに広げたり、さらに濃密化させたりすることは、
もっともっと遅れていたはずなのです。
□ □ □
創業期を思い出すということは、
ある意味で、私の原点を思い起こさせてくれるものでした。
原点としてのインターネット。
コミュニケーションツールとしてのインターネット。
そんなことをいろいろ考えていくと・・・、
インターネットは冷たくない。
いや、もっと厳密に言えば、
人と人とが直接対面し、
目で見て、しゃべって、通じ合い、
人間味のあるコミュニケーションができていれば、
インターネットは、それを強力に補完するツールになるのだな、
そういう意味で、
インターネットは、とても暖かい。
そんなことを感じた次第です。
□ □ □
まだまだ大きな可能性を秘めているインターネット。
生身の人間がコミュニケーションをする、
その手段としてのインターネット。
そんなインターネットを仕事にできることを、私は幸せに思います。
2008年2月5日 渡邉 裕晃
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【社長ブログ】時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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【 会社HP 】株式会社サムスル(ネット広告代理店)
【 1×1×1=100を作る「成長縁(R)」創出カンパニー 】
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