サムスルの顧問弁護士の先生の手腕で、森進一さんと和解

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すでにご存知の方もあるかと思いますが、
つい先日、歌手の森進一さんとの和解が決まりました。
サムスルの顧問弁護士の先生の手腕によるものです。

いやぁ、長かったですね・・・。

森進一さんと言えば、
もう、それこそ日本の文化遺産みたいな存在。
どんな事情があるにしても、
争いごとは良くありません。

和解が決まったということで、
ただただ安堵するばかりです。


 
 
     □     □     □
 
 
と書くと、
まるで、サムスルと森進一さんが喧嘩していたみたいですが、
そんなことではありません。
(まぁ、当たり前ですよね)

森進一さんの「おふくろさん」騒動。
これに決着がついたのは、皆さん、ご存知の通り。

作詞家の故・川内康範さんとの行き違いにより、
「おふくろさん」が歌えない事態になっていました。
 

     □     □     □
 
 
森進一さんは川内康範さんとの和解を求めたものの、
まったく前進せず・・・。

川内康範さんは4月にお亡くなりになったわけですが、
今回、川内康範さんの遺族との話し合いにより和解。

そう、その川内康範さんのご長男が、
サムスルの顧問弁護士である、飯沼先生なのです。
(今年も春に、ご挨拶でお話をする機会がありました)
 
 
     □     □     □
 
 
繰り返しになりますが、
「おふくろさん」は、半ば日本の共有遺産みたいなものです。

ファンは聞きたいし、
森さんも歌いたい。でも進まない・・・。
それを遺族の方々が率先して決着に導いたというニュース。

背景にどんなことがあるのか深層まではわかりませんが、
少なくともニュースをそのまま受け取る限り、
良いニュースだなぁと思いました。
 
 
     □     □     □
 
 
飯沼先生には、サムスル創業以来、ずっとお世話になっています。
飯沼先生の門下生である、いろいろな弁護士先生からは、
本当にたくさんのことを教えていただきました。

最初のうちは、
「法律って面倒くさいなぁ」と思うこともたくさんありました。
「なんだ、この日本語は!」とか。

でも、懇切丁寧に教えていただくうちに、
「へぇ・・・、法律って、良く出来ているんだなぁ」とか、
「なるほど、そういう考え方をするのか!」とか、
実にたくさんの学びがありました。

リーガルマインドって、世の中を見る目を変えますね。
そんな学びのきっかけを与えていただいた飯沼先生。
この度の和解、おめでとうございました!
 
 
     □     □     □
 
 
しかしながら、
飯沼先生のお父様である川内康範さん。
調べてみると、つくづくすごい方だなぁと関心します。

「おふくろさん」の作詞だけでなく、
「月光仮面」の原作・脚本を担当されていたり、
「まんが日本昔ばなし」の監修をされていたり、
(歌「にっぽん昔ばなし」の作詞も)

グリコ森永事件では、
犯人から「月光仮面の 川内はん あんたも ええ男やな」とか言われたり(笑)、
竹下登さんのブレーンだったり。

天は二物も三物も与えるものなんですね。
こういう才人の話を聞くと、本当にわくわくします。

ちなみに、
「月光仮面のコンセプトの一部は、飯沼先生へのメッセージだった」という話、
なかなか感動的です。
 
 
 
 2008年11月11日             渡邉 裕晃
 
 
サムスル
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