先日のブログでご報告した通り、この度、新宿区の「産業振興基本条例に関する懇談会」の「区民委員」を拝命いたしました。
このあたり、背景や思い入れについては、前回ブログにまとめている通りです。
【写真:区長から直接いただいた「産業振興懇談会・委員」の委嘱状】
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メンバーのリストを見ると、行政関係者の方々や、地元の経済界の方々、あるいは学識経験者の方々が並んでいます。
正直なところ、「私ごときで良いのですか?」という思いはぬぐえないのですが、任命いただいた以上、できるかぎりの貢献ができればと思っています。
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というわけで、先日、その第1回目の懇談会に出席してきました。正式な名称は、「第1回(仮称)新宿区産業振興基本条例に関する懇談会」です。
【写真:第1回懇談会の風景】
区長から「委嘱状」をいただいたり、メンバーの皆さんでの自己紹介、新宿区全体についての現状解説や意見交換など。
「新宿」全体についての皆さんの思い入れや、現状認識についてを共有させていただくことができました。
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新宿区の産業振興懇談会。
「難しそう・・・」と思って、身構えていたものの、設定された2時間は、ワクワク興奮するような雰囲気で、あっという間に終了。新宿区全体の課題解決プランニングとディスカッション。
しかも、この「産業振興基本条例」は、個別具体的な政策ではなく、いわゆる「理念条例」なので、現場だけでなく大局からの観点も必要になり、本当に勉強になるのです。
【写真:もろもろの討議資料や参考資料など(一部)】
区長や、その他素晴らしい方々にもまれて・・・。
視野を広げてくれて、非常に遣り甲斐があり楽しく、かつ、とてもたくさんの学びを与えてくれます。
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例えば、
・20歳の人口で見ると、新宿区の6人に1人が外国籍。
・東京の染物業では今でも新宿がダントツの一位。江戸時代は、金沢、京都に並ぶ三大名産地だった。
・日本に住むフランス人の人口が最も多いのは新宿区。
等々・・・、皆さんご存知でしたか?
新宿には、ビジネス街という観点以外にも、実にさまざまな魅力があります。
良いものがたくさんある以上は、それらをきちんと整理して、魅力の伝わるようなブランディングをはかることが大切だと思います。
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ちょうど先日、電通さんが、「地域ブランド化」支援を一括請け負いする新サービスを発表し、新聞などでも取り上げられました。
経営者として地域に貢献する必要があるという観点はもとより、広告代理店としての活動という観点においても、「地域の産業振興」というのは、大事な視点だと考えています。
「広告」や「プロモーション」、「成長支援」を生業とする以上、地域の産業振興に携わるということは、とても大事なことだと思うのです。
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「単なる若造に何が出来る!」という批判は承知ですが、できるかぎりのことを学び取り、できるかぎりの貢献をし、ひいては、サムスルの業績アップ、お客様への貢献アップにも結び付けていきたいと思います。
なお、次回の「第2回懇談会」の様子はこちらをどうぞ。