経済評論家の三原淳雄さんが、2011年2月8日に急性肺炎で亡くなられたとの報道に触れ、大変驚きました。
テレビでも活躍された三原淳雄さん。私がお目にかかったのは一度だけです。でも、たった一度だけなのにとても印象深い方で、今でも記憶に残っています。
神奈川県にある茅ケ崎市の病院でお亡くなりになったそうです。73歳でした。
目次
三原淳雄さんの、鋭い批判の中にも愛のあるコメント
【画像:三原淳雄さんの公式サイト「三原淳雄の言いたい放題」】
数年前のこと。三原淳雄さんのオフィスにお邪魔させていただく機会がありました。たくさんの書物に囲まれて、まるで大学の研究室のようでした。相当な読書量だったはずです。
そんな中で、机の向こう側に座られた三原淳雄さん。にっこりした笑顔で、身を乗り出すようにして語る三原淳雄さん・・・。今でも記憶に新しいです。
たくさんのお話をうかがうことができました。鋭い批判のコメントの中にも、どことなく深い愛情が込められている。それはまるで「愛のある批評家」として、心に残る言葉がたくさんありました。
三原淳雄さんの名言「99人の敵の裏にある100人の味方」
そんな中で書いたコラムが、こちら。「99人の敵の裏にある100人の味方」というもので、三原淳雄さんからうかがったお話がとても印象的だったので、コラムにしたものです。まさに三原淳雄さんの名言とも言えるものです。
その冒頭に書いた、この部分。
先日、ある経済評論家の方とお話をする機会がありました。
この方は、時々テレビでもコメントをされていることがあるのですが、辛口のコメントをされることの多い方でもあります。 |
この「ある経済評論家」というのは、実は三原淳雄さんのことでした。
(後日、タイトルを変更しました)
三原淳雄さんからは、もっと多くのことを教わりたかった!!
私が三原淳雄さんから直接教えられたのは、上記コラムの内容です。
一度、お電話もいただいたことがあるのですが、とっても味わい深い、気品のあるお声だったことが印象的。一度しかお目にかかっていないので、私のことなどご記憶に無いはずですが、もっともっといろいろなことを教わりたかった人物でもありました。
オフィスにお邪魔した際は、長時間にわたって、お話をしてくれて。お昼時になると「そうめんでも食べるか」と言ってくれ、なぜか、そのままお話をうかがいながら、そうめんをいただいてしまうという、なんとも有難い経験もさせていただきました。
「ファイナンシャルプランナー」のコンセプトを初めて日本に紹介!!
改めて三原淳雄さんについて検索してみると、「ファイナンシャルプランナー」のコンセプトを初めて日本に紹介した等、私も知らなかった業績がいくつも出てきました。
改めてアマゾンで検索してみると、有名な本をたくさん出されてきたことに驚きます。
まだまだ期待されていた三原淳雄さんのご活躍
ものごとをズバズバと言ってのけ、それでも、多くのファンを集めてしまう独特の魅力。思えば、こういう初老の紳士が昔に比べてだいぶ減ってきたような・・・。
ご冥福をお祈りいたします。三原淳雄さん、たった一度だけでしたが、とても印象深く、素敵な思い出となる時間でした。ありがとうございました。
こちらの記事も、ぜひどうぞ。
2011年2月14日 渡邉 裕晃
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