ザ・ジョージアンクラブ|ミシュラン一つ星の名店が本日閉店の衝撃

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私は、憧れのお店や、いつか行きたいお店については、手帳に書き込むようにしています。「いつか行ってみたいレストランリスト」です。それがたとえどんなに値段の高い店だったり、あるいは、どんなに敷居の高い店だったりしても、手帳に書き込むこと自体は、ただですからね(笑)。

その中に、「ザ・ジョージアンクラブ」というレストランがあります。正確には、「ザ・ジョージアンクラブというレストランがありました」。というのも、なんと本日、2008年3月7日で閉店されてしまうのです!

■2008年3月閉店のお知らせ

ザ・ジョージアンクラブ

私は、実際に手で書くことで実現度が増すと考えているので、そんなリストをつくり、実際これによって、行くことができたお店はいくつもあります。それぞれに得るものがあり、感動があり、学習がありました。

「ザ・ジョージアンクラブ」。本日閉店。
う・・・ん、残念すぎます。行ってみたかった・・・。
 
 
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「ザ・ジョージアンクラブ」は、ミシュランで一つ星をとったお店で、にもかかわらず、いさぎよく閉店してしまうのは、逆にすごいことだと思います。ついぞ行くことができませんでしたが、写真で見る限り、内装も、外装も、そして立地についても、とんでもない環境にあります。

なにしろ、オーナーの意気込みがすごい!

ホームページから引用します。

とあるディレッタントの英国紳士が自分のタウンハウスを開放し
同好の志が集まるクラブを結成しました

その紳士の名は ジョン・ラッカム
そして クラブの名は ザ・ジョージアンクラブ

このような雰囲気を目指して建設された
イギリスジョージ王朝様式の建物とインテリアの
フランス料理レストランです

皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております

ザ・ジョージアンクラブ 主人 吉村 隆郎

ザ・ジョージアンクラブ コンセプト

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そしてまた、冒頭で紹介した「2008年3月閉店のお知らせ」の記述を見て、このオーナーの、奥深さが、すさまじいくらいに伝わってきます。

40年前と言えば、私がまだ小学生の頃・・・

故郷大阪にある造幣局にある明治4年に建てられた日本最古の西洋建築の一つ「泉布観」を前に「将来、こんな建物を建てたい・・」と夢を抱いた頃です。

「最高の時空で最高の料理を食す」ためにザ・ジョージアンクラブ建設の構想を練り始めたのが今から20年以上前。設計着手までに5年を費やし、また設計から竣工まで5年を要しました。

これだけの年月をかけることは、単にレストラン経営をビジネスとして考えた場合、論外だということはわかっております。

が、私は、多くの方々に、「本物」を知って頂きたいという信念で時には息切れしそうになりながらも、今日まで突っ走ってきた気がします。

 
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この文章、経験した者にしか書けない、深みが感じられませんか?

このオーナーさんに、いつかお会いしてみたいと思いました。
だからこそ、余計に閉店は残念です・・・。

今度は、ひらまつさんがこの建物を継承され、新たなレストランを展開されるそうです。「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」というお店で、フランスで40年間も三ツ星を維持している「オーベルジュ・ド・リル」の日本版とのこと。


 
 
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人生の可能性とともに、人生の限界をも感じさせるような、とても不思議な感じがしました。

「ザ・ジョージアンクラブ」とオーナーさんの物語。
まだまだ、もっと深い魅力がありそうです。

久しぶりに、いたく感銘を受けた文章だったので、ご紹介させていただきました。
あぁ、行ってみたかった・・・。
 
 
後日追記
このブログをアップしてしばらくしてから、なんと!オーナーの吉村隆郎様から直接メールをいただくことができました。これまた実に感銘を受ける内容でした・・・。
 
 
 2008年3月7日             渡邉 裕晃
 
 
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