吉野家「激辛赤唐辛子牛丼」レビュー|インドネシアのオリジナル商品

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インドネシアに「吉野家」があることはご存知ですか? 特に首都ジャカルタでは、多くの高級モールで「吉野家」を見かけることができます。

ランチ時の賑わいはもちろんのこと。土日になれば、昼食時でもなければ、夕食時でもない、夕方のような中途半端な時間帯であっても、多くの人たちで賑わっている光景が見られます。

今回は、インドネシアの吉野家にしかないオリジナルメニュー、「激辛赤唐辛子牛丼」をご紹介します。




吉野家インドネシアのオリジナルメニュー!!

先日ジャカルタに行った際、モール「ポンドック・インダー」(Pondok Indah)のフードコートで「吉野家」をのぞいてみたところ、ちょうど、新メニューをリリースしたばかりのようでした。

インドネシアの吉野家は、よく頑張っていて、その取り組みについては、以前ブログでも書いたことがあります。

インドネシアの吉野家|ジャカルタ牛丼!日本と違うオリジナルメニューも!
インドネシアでも吉野家の牛丼が食べられること、ご存知でしたか? 先日ジャカルタを訪問した際、「吉野家」で食事をする機会があったので、まとめて...

新たにリリースされた商品は3種類で、「クリーミー牛丼」「激辛赤唐辛子牛丼」そして「クリスピー葱牛丼」です。今回は「激辛赤唐辛子牛丼」を試してみましたよ。

こうしてトレイに並べてみると、日本の吉野家とは異なる雰囲気になりますね。アルファベット表記が多いからでしょうか・・・。
 
トレイに並べてみると、日本の吉野家とは少し異なる雰囲気?
【写真:写真右上が「激辛赤唐辛子牛丼」】

インドネシアの辛味香辛料「サンバル」がポイントのようだけど・・・

さて、今回試してみた「激辛赤唐辛子牛丼」。名前からして、激辛マニアには、ぜひともチャレンジしたくなる商品ですよね。

インドネシア語の説明文には、「からーいサンバルを添えました」と書いてあります。「サンバル」はインドネシア特有の辛味調味料。インドネシアの人たちにとって欠かせない一品です。

サンバル|種類は豊富!インドネシアの辛味調味料のレシピと歴史は?
インドネシアの辛味調味料と言えばサンバル!作り方やレシピと歴史を解説します。スーパーの市販品とは異なり、手作りサンバルの美味と言ったら!旨さと辛さはやみつきになります。インドネシアに住んでいると1日3食欠かせない存在です。手作りサンバルにもぜひチャレンジを!

「からーーいサンバルつき」のアピール
【写真:「からーーいサンバルつき」のアピール】
 
私は辛い物が大好きなので、期待しながら食べてみたのですが・・・。

なんと、あまり辛くない・・・・。
しかも、このサンバル。レトルト感満載の味わいでした。残念・・・。

吉野家のサンバルの「激辛感」には大いに改善の余地あり!!

手作りのサンバルだと、現地の伝統的なこだわりレストランには、負けてしまいます。
(もともとレトルト的な業態なので、仕方ないのかもしれませんが・・・)
 
今回の新メニューが、こちらの3品
【写真:今回の新メニューが、こちらの3品】
 
インドネシアの地元のレストランでサンバルを頼むと(備えつけの無料のものではなくて、有料で頼むもの)、低価格でも、豊穣感と深みのある絶品サンバるに巡り会えることがよくあります。

それを考えると、この吉野家のサンバル。「からーいサンバルを添えました」とアピールして、わざわざ「サンバルのおいしさ」をうたうのであれば、やはり、このレトルト感はいただけないな・・・と。

さらに言えば、「これでも商品開発でOKが出ちゃうのかー」と不思議な気持ちにすらなりました。

インドネシアの人々に愛されるサンバルだからこそ、大いに期待!!

と、ちょっと厳しい否定的な意見を書いてしまいましたが、でも、私はインドネシア吉野家の今後には、とてもとても期待しているのです。

現状でも、インドネシアの吉野家は、とても賑わっています。
たとえばサンバルの味を改良するだけでも、さらに人気は出るはず。

インドネシアの人たちのうち、辛い物が好きな人は、サンバルを好む人が圧倒的だからです。
(インドネシアにも、辛い物が苦手な人が意外といます・・・)

吉野家オリジナル商品の旺盛な開発スピード、選ぶ楽しさがいっぱい!

また、現状で見た時でも、吉野家インドネシアの「日本には無いメニューの開発」に貪欲な点は、本当に素晴らしいと感じてます。本当にバラエティが豊かで、エビフライまであったり・・・。

日本の吉野家とは異なり、「選ぶ楽しさ」があります。
 
インドネシアならではのこだわりを感じさせる「私たちの新しい牛丼」の表記
【写真:インドネシアならではのこだわりを感じさせる「私たちの新しい牛丼」の表記】
 
いつの日か、インドネシアで開発された人気メニューが、かえって日本に逆輸入されるような日がくることを確信し、また、期待もしています。

吉野家インドネシアのオリジナルメニューには注目!!

ちなみに、吉野家インドネシアでの定番メニュー、半野菜牛丼の「ベジボウル」は、おススメの一品。素材を日本バージョンに変えた上で、そのまま日本のマーケットでテスト販売してみても良いのでは? と思える一品ですよ。

というわけで、今後の吉野家インドネシア、さらにさらに期待したいです。旺盛な商品開発のスピードは本当に素晴らしくて、これからの展開がとっても楽しみです。

ちなみに今回の「激辛赤唐辛子牛丼」は、ジャカルタ南部にあるモール、「ポンドック・インダーモール」にある吉野家でいただきました。

イスラムに配慮して「ハラル」マークがついています
【写真:イスラムに配慮して「ハラル」マークがついています】

【参考】インドネシアの吉野家に関するブログ記事

インドネシアの吉野家に関連するブログ記事です。こちらも、どうぞ。

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サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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