行政書士試験に短期・最短で合格するための勉強法!5つのコツ

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行政書士試験は、日本でも有数の難関資格と言われます。合格するためには、800時間から1,000時間くらいの勉強が必要だとされています。

「えっ、そんなに勉強しないと行けないのー!」と驚かれるかもしれません。

いろいろな資格学校の「行政書士講座」を見てみると、スタンダードなコースの場合、だいたい1年前後の学習で合格できるようにスケジュールが組まれているようです。

もし10ヶ月で1,000時間をこなすなら、月に100時間。つまり1日3時間という計算です。これでも、なかなか厳しい数字です。「もっと短い時間で合格する方法は無いの?」と思う人も多いのではないでしょうか?

しかし私の体験から言えば、適切な勉強と行動が継続できれば「短期合格は充分に可能」と私は考えています。私は、2022年度の行政書士試験で合格しましたが、1年目は5ヶ月の勉強で不合格に。2年目は、4ヶ月の勉強で合格を勝ち取りました。

勉強時間を合計しても、おそらく1,000時間もかかっていないはずです。また、いろいろな資格学校の「合格体験記」を見ても、4ヶ月や5ヶ月という短期で合格できた人は少なくありません

「短期で合格したい」という人からすれば「短期合格するためのコツ」は気になるテーマのはずです。私自身、過去を反省してみると「もっとこうしていれば効率が上げられたのに」と思うところはたくさんあります。

そこで今回の記事では、私自身の経験や反省もふまえた上で、行政書士試験の短期合格のコツをまとめてみました。「短期で受かりたい!」という方なら、きっと何らかのヒントが得られるはずです。




行政書士試験の短期合格にはコツがある!

行政書士 短期合格 コツ

冒頭で紹介したとおり、行政書士試験の合格には800〜1,000時間の勉強が必要だと言われています。もし10ヶ月で1,000時間をこなすなら、月に100時間。つまり1日3時間という計算です。

ここでは短期合格を「4ヶ月くらい」と位置づけていますが、もし5ヶ月で1,000時間をこなすなら、月に200時間。単純に考えて1日に7時間近くが必要になります。

■1,000時間を10ヶ月でこなす場合
・1ヶ月あたり100時間
・1日あたり3時間超

■1,000時間を5ヶ月でこなす場合
・1ヶ月あたり200時間
・1日あたり約7時間

いかがでしょうか? 1日あたり7時間の勉強を続ける・・・。現実的に考えると、ほぼ不可能な数字と言っても良いでしょう。

しかし、短期で合格している人たちも存在します。彼らは5ヶ月間、本当に毎日7時間以上も勉強してきた人たちなのでしょうか?

「いや、そんなことはない」と私は思います。

短期合格には、短期合格のための特有のコツがあります。短期合格を果たすためには、1年合格とは別のやり方が必要になるということです。

1,000時間も勉強してきた人たちと互角に戦うためには、しかも、それよりはるかに短い勉強時間で戦うためには、相当に効率を上げなければ合格できません。

私は2度目の試験で合格をしました。1年目は5ヶ月の勉強で不合格に。2年目は4ヶ月の勉強で合格をしました。

1年目は、ただなんとなく、全体的に満遍なく学習をしました。しかし2年目は、講師の指示にしたがって「やるべきことをやり」「やらないでと言われたところは切り捨てる」という手法で合格を勝ちとることができました。

短期で合格するためには、短期ならではの「適切な勉強方法」で、「継続的、習慣的に」、かつ「戦略をもって」やっていく必要があるというのが私の考えです。

そのためのヒントとして、次の5点にまとめてみました。

  1. 短期で合格すると決める!
  2. 学習手段は独学ではなく予備校で!
  3. 学習のスケジュール戦略!
  4. 学習の方法!
  5. メンタルと体力に着目!

短期合格を狙う人は、ぜひ参考にしてみてください。

行政書士 短期合格のコツ①短期で合格すると決める!

アクション

短期合格するためのコツ。まず最初に挙げておきたいのが「短期で合格すると決意する」ということです。「絶対に今回の試験で受かってみせる!」と決めてください。

短期受験生の場合、たまにいるのが「今年はできるだけ頑張って、ダメなら来年に・・・」というケースです。

たしかに短期間での合格は難しいです。しかし「絶対に受かるぞ!」と心に決めないことには、絶対に合格できません。試験日までの残り期間が少ない以上、自らを追い込むくらいの気迫でやらなければ受からないのです。

「今年の試験で合格する」と決めたら、宣言しよう!

「今年の試験で受かってみせる!」と決めることができたら、ぜひそれを宣言してみましょう。決意が、より強固なものになります。

方法としては、

・紙に書いて、部屋に貼り出す。(自分に対して宣言する)
・知人や大事な人に宣言する。(特定の人に宣言する)
・SNSで宣言する。(みんなに宣言する)

といった方法があります。自分の好きな方法を選択すると良いでしょう。

「絶対に受かってみせる」と言い聞かせた私の方法

ちなみに私の場合は特殊で、「合格したあと、SNSに投稿するフレーズ」を、すでに決めていました。「趣味が悪い」と思われるかもしれませんが・・・、

ずばり「行政書士試験、合格してみました。いぇい ✌️」というものです。ちょっと気持ち悪いですよね?笑

しかし、このフレーズ。実は試験勉強をしていた頃に、ふと、いきなり降りて来た言葉なのです。

勉強がうまくいかない時や「もう今年はダメかも」「やはり来年に延期するかな・・・」などと挫けそうになった時、もうひとりの私が出てきて、「えっ? まさか、あの投稿、しないつもりなの?」って、自分に言い聞かせていました。

「気持ち悪いなぁ」と感じる人もいるでしょうが、私の場合これがなければ、勉強が続けられなかったはずです。

あくまでもこれは一例に過ぎませんが、ぜひ自分なりの方法で「自分を奮い立たせる方法」をつくってみると良いと思います。

とにもかくにも「絶対に今回の試験で受かるんだ!」と決めましょう。強く決意してください。ここがグラついていると、合格が遠のきます。

繰り返しになりますが、短期間で合格するというのは本当に大変なことです。だからこそ、まずは強く決意してください。決めて下さい。すべてはそこからスタートします。

ちなみに合格が判明した直後のSNS投稿が、こちらです。ありがたいことに大量の「いいね」が発生して、本当にびっくりしました。(次は、あなたの番ですよ!)

行政書士 短期合格のコツ② 学習手段は独学ではなく予備校で!

行政書士 講義

短期合格するためのコツの2つ目は「独学ではなく、予備校を選ぶ」ということです。

資格の勉強において「独学か、予備校か」というのは、なかば永遠の課題とも言えます。それぞれにメリット・デメリットがあり、人によって向き・不向きも変わります。どちらが正解というものはありません。

しかし、もしあなたが短期合格をしたいということであれば、「独学か、予備校か」で悩むのは止めましょう。もう「予備校」の一択です。資格学校の通信講座をフル活用してください。その理由を説明します。

独学でも合格は可能、しかし時間がかかる!タイムロスは大きい!

なぜ予備校の一択なのか。ずばり、独学による学習は、予備校による学習に比べると、長い時間がかかるからです。

たとえば、どのような学習をすれば成績が上がるのか。テキストのどこを重点的に学習すべきで、どこを切り捨てるべきか・・・、などなど。

初学者がそうしたポイントを、独学でつかみとることは非常に困難です。少なくとも、短期間で的確に把握することは、ほぼ不可能と言って良いでしょう。

しかし予備校を活用すれば、講師がそれらを教えてくれます。過去の出題傾向や頻出の論点をふまえた上で、どこを重点的に学習すべきががわかるのです。

短期で合格したいなら、少しでもタイムロスは削るべきです。たしかに予備校は高いです。しかし本格的な講座であれば、教材も講師も「超プロ」です。つまり「お金で時間を買うことができる」のです。

【体験談】伊藤塾「短期集中講座」での徹底した絞り込みの衝撃

たとえば、私が利用した伊藤塾の「短期集中講座」では、

「この表は、しっかり頭に入れて下さい。今年の試験で出題される可能性が高いです」

とか、

「ここの項目は今年の試験には出ません。お時間のある方以外は読まないで下さい」

といった具合で授業が進行しました。

時にはテキストを数十ページも飛ばすことがありました。「試験に出る可能性が極めて低いから」と。しかも、テキストには「会社法」と「商法」がありませんでした。

講師いわく「やらなくても充分に受かります」と。短期集中講座の卒業生の中には、「会社法」と「商法」を学習しなかったにも関わらず、同分野で得点できた人も少なくない、とのことでした。

試験に出る可能性の高い論点を徹底的に絞り込み、試験に出る可能性の低い論点は捨ててしまう・・・。短期集中講座の学習メソッドは、実に衝撃的ですらありました。

あまりにバッサリと切り捨てるため、当初は「大丈夫かな」という不安はありました。しかし私は講師の指示に乗っかることにしました。結果として、それが正解でした。

もし短期間で合格したいなら、ズバリ、予備校の一択です。予備校を活用すれば効率よく学習ができるため、より短い期間での合格が可能になります。

参考までに、伊藤塾「短期集中講座」に興味がある人は、以下の記事を参考にしてください。私の体験談をまとめてあります。

【合格体験記】伊藤塾の行政書士「短期集中講座」の4ヶ月学習で合格!
伊藤塾の「短期集中講座」を活用して、2022年度の行政書士試験に合格しました。7月からの4ヶ月学習です。「短期集中講座」を利用して合格したという経験をふまえ、選んだ理由、講義の良かったところなどを解説します。「短期で合格したい」なら参考になるはずです。

予備校の講座を選ぶなら「短期合格にこだわった講座」を!

なお、予備校の講座を選ぶなら「短期合格にこだわった講座」を選ぶのがオススメです。

資格学校のウェブを見ると、以下のような「短期集中講座」が用意されています。いずれも「短期での合格」にこだわった講座です。

通常の講座の場合「1年間の学習」を想定したものが多いです。しかし、それらの講座を選んでしまうと時間的に間に合わなくなるので注意しましょう。短期で合格したいなら「短期集中講座」を検討するようにしましょう。

先ほども紹介したとおり、私が活用したのは上記の(1)で、講義のスタートは7月でした。

また、(2)は5月スタートで、(4)は7月スタートです。また(3)については、同社のウェブサイトを見ると「最短4か月で合格!」とうたわれており、「フォーサイトの行政書士講座なら、4か月で合格されている方もいます」という説明があります。

(6)は「春」スタートとなっていますが、同講座の講師のYouTubeを見ると、「3月・4月・5月頃からのスタート」を想定しているとの話がありました。

なお(5)については、「期間」こそ書かれていないものの、「短期間で合格した人の勉強法を徹底的に研究」ということで、短期合格へのこだわりがウリとなっています。

いずれもウェブや動画で詳しく解説されています。ぜひ自分に合った講座を選ぶようにしてください。

行政書士 短期合格のコツ③ 学習のスケジュール戦略!

行政書士 学習スケジュールを考える

続いては「学習のスケジュール戦略」についてです。

短期で合格したいなら、学習のスケジュールを定めて、戦略的に勉強を進める必要があります。しかし初学者の場合、「どのように決めたら良いかわからない」という人が圧倒的だと思います。

そこで、短期合格のために心がけたい「スケジュールづくりのコツ」を解説します。

予備校の配信スケジュールをペースメーカーにするという方法

さきほど、短期合格のためには「学習のスケジュールを定めて、戦略的に勉強を進める必要がある」と言いましたが、これは必ずしも「徹底的に緻密なプランをつくるべき」ということではありません。

複雑なプランではなく、シンプルなプランの方が続けられるものです。そういう意味でオススメなのが、ずばり、予備校のスケジュールをそのまま使ってしまうという方法です。

難しいことはありません。これは独学ではなく「予備校を活用する」という場合ですが・・・、もし短期合格したいなら、まずは「予備校が定めた配信スケジュールに乗っかる」ことを心がけて下さい。

「配信スケジュール」を、学習のペースメーカーにしてしまうということです。

オンライン講座の場合「家で、いつでも勉強できる」という手軽さがあるため、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。すると、勉強しない状況がズルズルと続いてしまい、結局は「また来年に・・・」となってしまいかねません。

短期間で合格をつかみたいなら、10分でも、15分でもいいので、毎日必ず勉強をすべきです。継続的に勉強することで、勉強を習慣化させましょう。

多くのオンライン講座では、「テキスト配送日」や「オンライン配信日」が決まっています。そのスケジュールに遅れないように付いていきましょう。

オススメの学習の進め方

なお、私がオススメする勉強の流れは、次のとおりです。

(1) まずはオンラインの講義を聞く(時間が無い人は予習不要)
(2) 1単元の講義を聞き終えたら、該当する箇所の過去問をやってみる。
(3) わからなかった部分が明確になるので、該当するテキストを再読する。

新たな講義の配信がスタートしたら、すぐに見るようにしましょう。そして上記のセットを次の配信日までに終わらせることです。

「学習のスケジュール戦略」というと、ガチガチに細かく定める必要があると考える人もいますが、あまり細かく決めると、それが守れなくなった時の落胆が大きくなってしまいます。

まずは、ざっくりと「予備校が定めた配信スケジュールに乗っかる」ということを目安に取り組むことをオススメします。「遅れないように、必死で追いかける」ということが大切です。

やっているうちに、次第に学習慣れしてきます。自分の不得意分野や弱点分野、強化吸うべき部分も見えてきます。どうした記憶できるか、どうしたら理解が深まるか、これも次第にわかってくるものです。

まずは「予備校が定めた配信スケジュールに乗っかる」ということを意識してみてください。だんだんと、自分なりのオリジナルなスケジュールがつくれるようになっていくはずです。

行政書士 短期合格のコツ④ 学習の方法!

勉強 行政書士 独学

今度は「短期合格を意識した学習方法」のコツを紹介します。

行政書士のオンライン講座の多くは、1年間という時間をかけて、じっくりと学習するコースです。それに対して「短期集中講座」の場合、4月からの半年間、あるいは7月からの3〜4ヶ月間という期間設定になっています。

勉強期間にすると、ズバリ「半分以下」です。そのため、よほど効率よく勉強しなければ、とても合格は狙えないということになります。どのような学習方法を心がけるべきか、ここでは次の3つの点を解説します。

  1. 短期合格のための学習の基本戦略は?
  2. 講師に乗っかる。
  3. スキマ時間を徹底的に活用する。

短期合格のための学習の基本戦略は?

短期での合格を狙う場合、学習の基本戦略は「今年の試験に受かるための勉強をする」ということになります。

わかりやすく言えば、「今年の試験に出題されそうな内容」を中心に学習し、「今年の試験に出題されそうもない分野」はカットしてしまう、というやり方です。

これは、邪道にも感じられるかもしれません。というのは、ある意味では「行政書士になるための勉強」ではなく「今年の試験に合格するための勉強」だからです。

「行政書士として活躍する」という意味では、当然ながら「今年の試験に出題されそうもないが、行政書士として理解しておくべきこと」も、きちんと学習しておくべきです。

しかし「短期合格」を狙う人には時間がありません。そこまで丁寧に勉強をしてしまうと、試験日までの学習が間に合わないことになります。

そのため、ここは冷徹に割り切る必要があります。「今年の試験に出そうもない領域には手を付けない」ということ。さらに言えば、それらの領域は「試験が終わったあとに学習しましょう」ということになります。

これが、短期の場合の「学習の基本戦略」です。邪道かもしれませんが、冷徹に考える必要があります。

講師に乗っかる

短期合格のために心がけるべき学習法。その2つ目のポイントは「講師に乗っかる」ということです。

先ほど、短期合格の基本戦略は「今年の試験に受かるための勉強をする」という話をしました。「今年の試験に出そうもない領域には手を付けない」ということになりますが、

・どの分野をやるべきか
・どの分野をやらないべきか

を調べるのは大変なことです。

出題傾向や頻出分野の確認をするためには、過去問のチェックが必要です。しかも一度見ただけでは、つかめません。何度も繰り返し読み込むことで、ようやく全体の傾向が見えてくるわけです。しかし、それを短期間で行うのは不可能です。

また、頻出論点や出題傾向は、テキストを何度も読み込んで、過去問を何度もこなす中で、ようやく掴めるものです。しかし講師から教わった方が、より早く、より的確であるはずです。

ずばり、だからこそ「講師に乗っかる」のです。短期合格の講座であれば、なおさら講師が指示を出してくれるはずです。

先ほど紹介したように、

「この表は、しっかり頭に入れて下さい。今年の試験で出題される可能性が高いです」

とか、

「ここの項目は今年の試験には出ません。お時間のある方以外は読まないで下さい」

といった具合で授業が進行します。講師を信じ、講師の言った通りの指示に従って勉強しましょう。

「えっ、そこ、やらなくてよいの?」など、不安になることもあるはずです。しかし、そこまでやっている時間的な余裕は無いはずです。

「やるべきところ」と「やらなくて良いところ」を見定めて、やるべきことをしっかりこなしていくことが重要です。すべてをまんべんなくやろうとすると、間に合いません。出る可能性が低いところは切り捨てることも必要です。

なお、そのためには、講師の判断が適切であることが重要であることは言うまでもありません。予備校を選ぶにあたっては、合格実績の高い講師陣のスクールを選ぶようにすると良いでしょう。

私自身は、伊藤塾の「短期集中講座」を利用しましたが、大変満足しています。興味のある人は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。

【合格体験記】伊藤塾の行政書士「短期集中講座」の4ヶ月学習で合格!
伊藤塾の「短期集中講座」を活用して、2022年度の行政書士試験に合格しました。7月からの4ヶ月学習です。「短期集中講座」を利用して合格したという経験をふまえ、選んだ理由、講義の良かったところなどを解説します。「短期で合格したい」なら参考になるはずです。

スキマ時間を徹底的に活用する

また、短期合格を狙う際に重要なのは「スキマ時間を徹底的に活用する」ということです。

短期の場合、大きなネックになるのが「とにかく残り時間が少ない」という点です。「スキマ時間」があれば、すべて勉強に充てるくらいの気持ちで徹底していきましょう。

私の経験で言うと、直前期には、ほぼ「過去問」を持って移動する生活をしていました。外出するときだけでなく、家の中を移動する時も持ち歩いていました。

たとえばキッチンでお湯をわかすとします。その数分でも、手元に過去問があれば、何問も解くことができます。

外出の際は、たとえば電車内でも過去問を開くことができます。ちょっとした移動時間でも、意外と多くの問題が解けるものです。もし不明点があれば、スマホのメモ帳などに控えておきましょう。

こうした積み重ねは、意外とバカになりません。

なお最近では、過去問アプリもあるので、スマホで問題チェックをするのも良いでしょう。私はスポーツジムで運動をしながらやってみたのですが、「運動をしながら問題が解ける」というのは、なかなか新鮮な感覚がありました。

当時の私はやっていませんでしたが、今の私だったらぜひオススメしたいのはイヤホンの活用です。歩きながらでも、オンライン講座を聞くことができます。歩く時間、移動している時間というものは、積み上げるとなかなかな時間量になるものです。

ちなみに私の「激推しイヤホン」は、この骨伝導イヤホンです。外出時には手放せなくなりました。心の底から思いますよ。「行政書士の試験勉強中に出会っていたら良かったのに・・・」と。

というわけで、短期合格は本当に時間との勝負です。「あらゆるスキマ時間を有効活用する」という点は、ぜひ意識しておきましょう。

行政書士 短期合格のコツ⑤ メンタルと体力に着目!

さて、最後にお伝えしたい「短期合格のコツ」。それはメンタルと体力に着目しようということです。

「試験と関係あるの?」と思う方もいるかもしれません。しかし実際に私が行政書士試験を経験してみて、強く痛感させられたのがこの点です。短期合格を目指す皆さんには、ぜひ頭の片隅でもいいので、覚えておいてほしいなと思います。

行政書士はメンタルがやられる試験

まずは「メンタル面」です。結論からすると、行政書士の試験は強いメンタルが求められます。

特に短期合格を目指す場合、長期でじっくりと学習している人たちに勝たなくてはいけないというプレッシャーがあります。

時間的な制約もあるため、短期講座では「試験に出やすい論点を中心に行い、試験に出にくい分野はバッサリ切る」ことになります。そのため受験生は「えっ、そこ、読まなくていいの?」という不安に襲われることもあるはずです(私がそうでした)。

しかも講師が「ここは今年は出ないはずなので、読まないで」と言ったのに、SNSを見ていると、まさにその分野について「今日は、ガッツリ○○の分野を復習強化した!」なんて投稿を見かけたりするわけです。「あれ、先生は読まないでと言ったのに・・・」と。

ここで講師を信じて、やり過ごすことができるか。不安が増長して、つい「講師が読まないでいいよ」と言ったところまで手を出してしまうか・・・。まさにメンタルの勝負所と言ってもよいでしょう。

また、そもそも行政書士は日本有数の難関資格です。それだけでも精神的な重みがありますが、1年に1回しか受験ができないというプレッシャーもかかってきます。不合格だったら、またさらに1年間も待たないといけないのです。

その点では、司法書士や社労士、宅建などなど、他にも同様のプレッシャーがあるとは言えますが、特に行政書士が厳しいと思うのは「一般知識」という科目の存在です。

行政書士の試験は、次の6科目で構成されています。

(1) 基礎法学
(2) 憲法
(3) 民法
(4) 行政法
(5) 商法・会社法
(6) 一般知識

このうち、(1)〜(5)は行政書士としての試験科目になりますが、行政書士とは関係がなさそうな科目である「(6)一般知識」で、なんと「足切り」が存在します。

具体的にいうと、

(1)政治・経済・社会
(2) 情報通信・個人情報保護
(3)文章理解

で、合計14問(56点)あるのですが、点数が40%未満、つまり24点未満だと不合格になります。

つまり、しっかりと行政書士の勉強を行って、(1)〜(5)で高得点が取れたとしても、行政書士とは関係が無さそうな「(6)一般知識」で一定の得点がとれなければ、不合格になってしまうという試験なのです。

これはまさに受験生泣かせの恐怖ポイントと言えるのではないでしょうか。こうした点をふまえると、「行政書士試験は6科目ではなく、7科目からなる試験だ」と考えておくべきです。

つまり、この7科目です。

・基礎法学
・憲法
・民法
・行政法
・商法・会社法
・一般知識
・メンタル

ただでさえメンタルが問われる試験であるにもかかわらず、それが「短期」なら、なおさら強く求められることになるわけです。

通信講座なら、講師やスタッフとのカウンセリングのサービスが用意されている場合があります。メンタルが不安定になった時は、ぜひ「行政書士試験対策のプロ」をつかまえて、気軽に相談してみることをオススメします。

(うかつにSNSで悩み相談の投稿をすると、さらにメンタルがやられるような返答が来たりする場合もあるので、要注意です)

体力づくりと体調管理は非常に重要

次のポイントは「体力」です。メンタル面の話が長くなってしまったので、要点をかいつまんでお話しします。

「メンタルが問われる」と言いましたが、同じくらい大事なのが「体調管理」です。勉強は「体力」を消耗します。そのため「体調管理だけでなく「体力づくり」にも目配せしておくことをオススメします。

短期合格を狙う人なら「勉強以外のことには時間を割きたくない」と思うのも、もっともです。

しかし「少しでも勉強時間を確保したい!」と思うあまり、睡眠時間を削ったり、食事回数を減らすなどすると、勉強にも悪影響を与えかねません。

眠い状態のままで勉強をしても、頭に入りません。逆に10分〜15分の仮眠を取って、スッキリした状態で勉強をした方が、勉強の能率も上がるはずです。同じく、空腹に耐えながら勉強をするというのも、効率が良いとは思えません。

大事なことは「体力を犠牲にして、勉強時間を確保する」ではなく、「健康かつ頭脳明晰な状態で勉強にのぞむ」ということです。

私の場合、行政書士の試験勉強が架橋に差し掛かっていた時期も、日々のウォーキング習慣を欠かすことなく行っていました。体験的に言うと、カラダだけでなく、アタマやココロにもメリットをもたらす習慣だと感じます。

健康が維持できるだけでなく、歩きながら勉強内容を思い出すことで「疑問点や不明点、理解漏れ」のポイントが判明するといったメリットもありました。また気分転換にもなるので、帰宅後の勉強の効率も上がったという実感があります。

また積極的に仮眠を取りました。眠いままで勉強をしても、まったく頭に入らず、かえって時間の無駄遣いだと感じたからです。

行き詰まったら、ちょっとカラダを動かしてみる。10分や15分でも仮眠をとってみる。そうやって「カラダ」をいたわってあげることが、勉強の効率を上げてくれるはずです。

勉強に集中していると「カラダ」をおざなりにしがちです。しかし「カラダ」あってこその勉強です。「運動や睡眠は時間の無駄だ!」という人もいますが、私の経験からすると、そうではないと思います。

「アタマ」が限界を迎えたら、それは「カラダ」をいたわる出番です。ぜひこの点は覚えておいて下さい。

行政書士 短期合格のコツまとめ

行政書士 伊藤塾 合格祝賀会

行政書士試験を短期で合格するためのコツについて、私自身の経験もふまえ、まとめてみました。

繰り返しになりますが、行政書士は難関資格です。合格には1,000時間が必要とも言われ、月間100時間の勉強をしても10ヶ月が必要になる計算です。月に100時間の勉強ということは、毎日3時間を継続しても達成できないレベルです。

それほどの試験を、わずか3ヶ月や4ヶ月という短期で合格するためには、それなりの「コツ」が必要です。本文で紹介したとおり「合格するための勉強」を徹底するためには、「今年の試験に出にくい分野は捨てる」といった割り切りも必要です。

実際のところ、短期合格は至難の業です。しかし、さまざまな合格体験記を見ればわかるように、3ヶ月や4ヶ月という短期で合格している人も実際に存在します。

「残された期間が短いから無理だろうな・・・」とは思わず、ぜひ果敢にチャレンジしてみてほしいと思います。皆さんの短期合格のために、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

なお「短期」ではなく、じっくり時間をかけて勉強したいという方は、以下の記事もチェックしてみてください。

行政書士試験に一発合格!学習法や勉強時間のポイントを解説!
「行政書士の試験に興味がある」という方のために、行政書士に合格するための学習法や勉強時間のポイントを解説。科目ごとの詳細な戦略ではなく、入門者向けに「試験勉強に取り組む上で大事なこと」をまとめてみました。ぜひ参考にして下さい。

また、合格直後に味わった「感動の喜び」は、こちらに。ぜひ多くの方々に、行政書士の合格という喜びを体感していただきたいと願っています。

行政書士(2022年)試験に合格!合格率11%の難易度でも法律は楽しい!
2022年度の行政書士試験に合格しました。合格率11%という難関資格。試験勉強は本当に大変でした。ひとまず合格できたということで、まずは喜びの気持ちを「合格体験記」としてまとめてみました。
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