生まれて初めて「googleストリートビュー撮影車」を目撃しました。場所はインドネシア、東ジャワのスラバヤ(Surabaya)からシドアルジョ(Sidoarjo)をつなぐ高速道路です。
「グーグル・ストリートビュー車両」とは?
「グーグルマップ」を使うと、世界中の地図を見ることができますが、地図を拡大していくと、その街の写真に行き当たります。
これを「ストリートビュー」と言いますが、その写真データを、移動しながら撮影しまくっている存在。それが、「googleストリートビュー撮影車」です。
グーグル・ストリートビューの撮影をしているのが、この車!!
【写真:googleストリートビュー撮影車(グーグルの説明ページより)】
日本ですら実物を見たことがなかったので、今回、インドネシアの高速道路でそれらしき車を見た時には、「あれ? これって、もしかして・・・」と胸が高鳴りました(笑)
どんどん接近していくと、該当車とすれ違い、ドアを見ると、「google」と書いてある!! いやー、ちょっとした感動でしたよ・・・。
以前、新聞で「インドネシアでもストリートビューの作成が進んでいる」との記事を読んだことはありました。でも、まさか現地で実物を目撃することになろうとは驚きです。あまりに興奮して写真を撮るのを逸しました(笑)
日本のグーグルマップでは、すでにあちらこちらの写真データを見ることができます。日本にいる時は、訪問先を事前に調べる時に重宝していました。
インドネシアでも、ストリートビューが使える日は近い!!
もうすぐインドネシアでも、ストリートビューが使えると思うと、今から楽しみです。
と言っても、インドネシアは広大ですから、利用できるエリアは、ごく一部のはず。でも、主要都市だけでも、オンラインでインドネシアの光景が地図で追えると思うと、ワクワクしますね・・・。
今回「撮影車」を見た時には、つい心の中で「がんばれ!」と叫んでしまいました。
ちなみに、グーグルのサイトには、以下のような説明が掲載されています。
■カメラを載せて走る乗り物たち – Google マップのストリートビュー ストリートビュー撮影車 ストリートビューを初めて実験プロジェクトとして開始した頃は、SUV の後部座席に何台ものパソコンを積み、ルーフにカメラ、レーザー、GPS を固定して撮影していました。2007 年 5 月にアメリカの 5 つの都市から始まったストリートビューも、今では 7 つの大陸すべてで 360 度のパノラマ ビューを提供できるまでに拡大しました。 しばらくの間バンで撮影していましたが、現在はたくさんの乗用車を導入して世界中でストリートビュー画像を撮影しています。当初はラックに何台ものパソコンを積んでいました。その後、1 台の車に 1 台の小型パソコンを搭載すれば済むようになり、撮影システムの改良が進んで高解像度のパノラマ ビューも撮影できるようなりました。 車両とカメラの技術改良を繰り返した結果、最新の撮影車では 15 個のレンズを使って全方位 360 度の写真を撮影しています。また、モーションセンサーで撮影車の位置を追跡しており、データを保存するハード ディスク、小型パソコン、レーザーを使用して 3D データを取得し、ストリートビュー画像内の距離も測定できるようになっています。 |
■追伸:2014年9月追記
スラバヤからシドアルジョまでの高速道路を経て、さらに南のマランまでを、自分で運転して移動した時の記録は、以下の通りです。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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