フルマラソンといえば、42.195キロ。ジョギングの習慣をもつまでは、これが最高峰だと思っていたのですが、上には上があるものですね・・・。
これを超えるものとして、ウルトラマラソンというものがあり、100キロもの距離を走る大会があると知りました。
(私の知人にも、かつてウルトラに参加した人が複数いて、びっくりしました・・・)
目次
100km超の距離を走るウルトラマラソンの魅力とは?
100km超の距離を走る・・・。
「ありえない!」
「すごい!」
そんなふうに思っていたのですが、なんと、作家の村上春樹さんも、ウルトラ完走歴があるとのこと。
そのあたりは、この本に書かれています。
「走ること」と「生きること」の深さが伝わる名著で、オススメ。
でも、やっぱり100キロを走りぬけるだなんて、考えられません・・・。
時速10キロで、10時間、走りっぱなしなのです。
ラン・アクロス・アメリカ:アメリカ大陸の東西横断4700kmマラソン!!
そして、さらにびっくりなのが、もっと距離のある大会が、世界にはごろごろしているようなのです。
世界一となるのが、アメリカの「ラン・アクロス・アメリカ」(A RUN ACROSS AMERICA)という大会。
ロスからニューヨークまでを走るというのですよ・・・。約4700kmを60日間程度で走りぬけるのだそうです。まさにアメリカ大陸の東西横断。こんなの、ありえません・・・。
調べたら、日本の方でも完走された方がいらっしゃるようで、もう脱帽です。
(1)http://members.jcom.home.ne.jp/mino-yasushi/raa/
(2)http://karatema.udap.jp/Runxusa.htm
すごい人というのは、どこでもいるものですね・・・。
ロスアンゼルスからニューヨークまでの4300kmを走破していた!!
と思っていたら・・・、なんと、びっくり。
ガリバーインターナショナルの創業者である、羽鳥兼市社長も、完走をされたそうなのです。なんと、65歳で。
■起業家インタビュー:MY BEST LIFE 挑戦する生き方 <これから起業を目指す人たちへのメッセージ> 強い夢を持って、命がけでその夢を育てること。そこに感謝の念があるなら、夢は必ず叶います |
を読んでいて、知りました
【画像:ガリバーインターナショナル、羽鳥兼市社長インタビューより】
ガリバーインターナショナル創業者、羽鳥兼市の名言
ここでは、「4300kmを119日間かけて」と書いてあるので、また異なる大会なのかもしれませんが・・・。インタビューの中で良いなと思った箇所を引用して紹介します。
もうひとつ、強い夢は必ず実現するということもお伝えしておきたいです。 私は現在67歳ですが、2年前、 ロサンジェルスからニューヨークのセントラルパークまでの4300kmを 119日間かけて走破するという挑戦を成し遂げました。 過去、3000人以上がトライして、28名しか成功していいないという、いわば荒行 ですね(笑)。私の成功が最高齢だと聞いています。 毎日毎日43km走り続けるわけですから、本当に大変です。 ロッキー山脈は標高3600m。 サポートスタッフのスクーターも点火できず走れなくなる中を黙々と走り続ける。 カンザスを過ぎ、1500kmを超えた辺りから、 もう、頑張るという感覚ではなくなるんですよ。 その後は、すべて感謝。砂利道でも、この道をつくってくれた人に感謝。 雨が降っても、暑い日でも、自分が走らせてもらうことに感謝。 感謝の気持ちだけが、自分を前に進めてくれたのです。 仕事も全く同じこと。周囲への感謝の念なくしては、続けられるわけがありません。 そして、命を賭けて成し遂げるという思い。 やけどするくらいなら止めておこうなんて考えでは、何事もうまくいかないのです。 もうひとつは強いイメージ。 ゴールするニューヨークのレストランで真っ白のタキシードを着て、 お祝いの食事会をすることを決めていました(笑)。 繰り返しになりますが、強い夢を持って、命がけでその夢を育てること。 そして日々、感謝の念を忘れなければ、夢は必ず叶います。 応援者が必ず現れますから。 |
過去に倒産歴があり、3億円もの借金を抱えたところから再スタートされたという羽鳥社長。すさまじいエネルギーですよね。大いに見習うべきところがあると感じました。
そして、私はまだハーフマラソンまでしか経験したことがありませんが、ハーフであっても、実際に経験してみると、羽鳥社長のおっしゃる意味が、なんとなくわかるように思います。
「ラン・アクロス・アメリカ」(A RUN ACROSS AMERICA)は歴史ある大会!!
ウィキペディアによると、これは、歴史ある大会のようで、
(1)1928年、1929年「トランス・コンチネンタルフットレース」
(2)1992年から1995年「トランス・アメリカ・フットレース」
(3)2002年、2004年「ラン・アクロス・アメリカ」(A RUN ACROSS AMERICA:RUNXUSA)
という流れで運営されてきたものだそうです。
そして、これを題材にした小説も有名なのだそうです。
こういう大会の存在や、羽鳥社長のような存在を知らされると・・・、小さなことで挫折したり、つまずいたりするのは、人生の可能性の大きさを思えば、本当にもったいないことなのだなと思いますね。
海外には、実にすごい大会があるものです。そして、これほどのものに挑戦される方々がたくさんいることにも驚きました。
海外のマラソン大会にも目を向けてみよう!!
ちなみに、気になって検索してみたところ、私の第二の故郷、インドネシアにも、マラソン大会があることを知りました。今は無いらしいので、正確には「あった」ということになるのですが、バリ島で行われるバリマラソンというものがあったそうです。
日本人の参加者も多かったそうで、本当に「すごいなぁ」と思います。当時は、ガルーダ・インドネシア航空が協賛していたそうなので、さっそくガルーダで働く知人に聞いてみたところ、2001年まで運営されていたそうです。
過去に参加された方の記録によれば・・・、
ヌサドゥアエリアのギャレリアショッピングセンターあたりを出発して、ングラライ将軍通りを北上。トラギアスーパーマーケットを通り、デンパサール国際空港近くまでを行くコースなのだとか。
(最初、とてもつまらないコースのように聞こえたのですが、でも、このエリア、よくよくイメージしてみると、意外と面白そうです)
いつか再開されるようなことがあれば、ぜひ挑戦してみたいものです。距離はフルマラソン未満のようですが・・・。
しかし、4300キロを走り切った羽鳥社長、すごいです。
【追記】ユーラシア大陸横断の1万3000kmマラソンも走破!!
追記です。
その後ですが羽鳥兼市さんは、2011年6月には「パリー中国ー日本」というユーラシア大陸横断のウルトラマラソンにもチャレンジされています。距離は合計で1万3352キロ。405日の時間をかけて走破されたそうです。70歳ですよ!!
その時の記録は「非常識であれ!」と題する書籍にもなっています。本当にすごい!
2007年12月14日 渡邉 裕晃
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【社長ブログ】時の運と人の縁をきわめる日々の記録
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【 会社HP 】株式会社サムスル(ネット広告代理店)
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