「伝説のホテル」をご存知ですか? 近年、注目を浴びつつあるのが、スモールラグジュアリーホテル。大規模ホテルや大規模旅館が廃れていく一方で、小さくても、こだわりとおもてなしの際立つホテルや旅館が人気を集めているようです。
そんなホテルを、新しく千葉に建設しようというプロジェクトが進んでいます。ホテルの仮称は、「伝説のホテル」。
【追記】現在、この「伝説のホテル」プロジェクトは進捗がなく、そのままになっているようです。
【写真:「伝説のホテル」のイメージマップ】
目次
期待を集める「伝説のホテル」の事業構想
2006年3月に立ち上がったばかりの企業が取り組んでいます。
■ザ・レジェンド・ホテルズ&トラスト株式会社
http://legendhotels.jp
実は、以前から個人的に応援をさせていただいている企業。その後、「伝説ホテル」のプロジェクトはどうなっているのか。先日、事業の進捗状況や、第1号ホテルのデザイン案などをおうかがいする機会がありました。
夕日が美しく見えるように設計されたコテージ。
池に並べられる、寝室付きのクルーザー。
海岸に漂着したままの難破船。
海の水が入り込んだレストラン・・・。
他にも、いろいろな仕掛けが組み込まれているようです。サービスにも、こだわりが感じられて、今からとても楽しみなホテルです。
【写真:「伝説のホテル」のイメージを熱く語る鶴岡社長(左)】
スモールラグジュアリーホテルという注目カテゴリー
注目を集めるスモールラグジュアリーホテル。
例えば海外では、その代表格として、エイドリアン・ゼッカーが経営するアマンリゾート(Amanresorts)。
また、ソヌ、エバ夫妻が経営するシックスセンシズリゾート(Six Senses Hotels Resorts Spas)も、事例の一つとして挙げられるかと思います。
日本では、300年超の伝統を誇る俵屋旅館から、十数年、ひっそりと口コミで維持されてきた各地の名旅館、あるいは、最近になってできた、こだわりのプチホテルなど徐々に増えてきているように思います。
同じ「ホスピタリティー」でも、日本の場合は、その質と幅が、相当なまでに異なっているケースが多いと感じますが、たぶん、それだけ深いということなのだと思います。一方で、サービスの概念が遅れているホテルや旅館も多く、まだまだ発展の余地が大きい市場のはずです。やはりホンモノは偉大です。簡単に作り出せるものではありません。
「伝説のホテル」を構想した鶴岡秀子さん
ちなみに、同社社長の鶴岡秀子さん。初めてお会いしたのは、2000年11月のことでした。今から6年半も前のことになります。
非常にエネルギッシュな方で、とにかくポジティブ、前向き。仕事もプライベートも手を抜くことなく全力で取り組み、常人の苦労を苦労と思わず、ひょいひょいとこなされる、大変な努力家でいらっしゃいます。
そんな鶴岡さんの始めた事業だからこそ、応援したくなるのです。そのパワーは、おそらくご著書をご覧いただければ、すぐにおわかりいただけるものと確信します。
「伝説のホテル」が描く「7つの教え」
この会社には、「7つの教え」というものがあり、これに共鳴したスタッフの皆さんが、これに共鳴するお客様をおもてなしするというスタイルになっています。
(1)自然に感謝し、その偉大さを受け入れること (2)常にエネルギーを充電しつづけ、いつでも分かち合うこと (3)出会うこと起こること全てに意味を見出し、発展させる努力をすること (4)世界が変わるのを待つのではなく、自分が変わることで世界を変えようとすること (5)違いを尊重し、人との対話の中から新しい発見をすること (6)人を心から信頼し、信頼される自分になること (7)どんな時も、すぐに気持ちで恩返しをすること |
ホスピタリティー産業は、飽くことなくホンモノを探求し続けなければいけないという、非常に深くて難しい領域。でも、挑戦しがいのある分野でもあると思います。
素敵なホテルの実現を、とても楽しみにしています!
たくさんのハッピーとサプライズが生まれますように。
【参考】「伝説のホテル」関連ブログ記事
「伝説のホテル」に関連したブログ記事をまとめました。こちらも、どうぞ。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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