先日、ジャカルタに行った時、スカルノハッタ国際空港の第3ターミナルで、思わず目を疑う光景に出会いました。もしかしたら、先進国では普通に普及しているのかもしれませんが・・・。
私の無知ゆえかもしれませんが、少なくともこんなシステム、インドネシアでは初めてみましたよ。
目次
空港で荷物を受け取る場所、バゲージクレーム
空港で、チェックイン時に預けた荷物を受け取るターンテーブル、ありますよね。英語で「Baggage claim」(バゲージクレーム)と呼ばれる場所ですが、日本語では何というのでしょうか・・・。
新しく第3ターミナルの荷物受け取り場所(バゲージクレーム)に設置されたシステムが、あまりに先進的でびっくりしたのです。それがこれ。
よく見えないですかね・・・。
空港に到着して、荷物受け取りをする時、大抵の場合はなかなか荷物が出てこなくてイライラするもの。最近では、もう慣れっ子になりましたが、以前は「まだかな、まだかな・・・」なんて。
バゲージクレームに設置されていた新システム!
でも、先日ジャカルタの最新ターミナルである「第3ターミナル」で、「あれ、なにこれ?」とびっくりしたのが、こちら。
もうちょっと近くから。
わかりますか?
なんと、「あと何分何秒で荷物が出始めますよ・・・」って、表示されているんですよ。
飛行機が到着して、そこから荷物を取りだしてターミナルに運んできて。そこから長い長いベルトに乗って(ターミナルが大きいので)運ばれてくるわけです。
その時間を予測して、「あと何分何秒で荷物が出始めます」と。しかも、一番最後の荷物が出て来るのは何分何秒後です」とまで。いやはや、これ、驚きました。しかも荷物が向かってくるベルトの様子まで同時中継されていて。
この映像で、下から上に向かってどんどん荷物が運ばれていくんですよ。画面に写った自分の荷物が、実際にベルトコンベアーで運ばれてきた時にはゾクゾクしましたから(笑)
この先進的なシステムは、世界に普及している?
繰り返し言いますが、このシステム。先進国では当たり前で、私が知らないだけなのかも。でも、インドネシアで見るのは初めてで、かつ、インドネシアのような成長途上国においてこんなシステムが導入されているとは驚き。
もちろん、第3ターミナルのすべてのバゲージクレームがこうなっているわけではありません。先日確認したところでも、国内線ではこのシステムが導入されていましたが、国際線ターミナルでは、まだ導入されていませんでした。
ものすごく気になったので、先日日本に一時帰国した際、羽田空港の国際線ターミナルでチェックしてみましたが、やはり導入されていませんでした。これ、有名なんでしょうか?
急速に変化し続ける成長の国、インドネシア
かつてこんなブログを書いたことがありますが、インドネシアに住んでいると、あらゆることがどんどん進化していて驚きます。もう毎日のように変化していくんですよ、驚くべしインドネシア。
そんな中で、このシステムを見た時、「インドネシアは、ついにこんなところまで来たのか!」って。大げさだと思われるでしょうが、初めてインドネシアに来たのが1976年(昭和51年)という私にとって、衝撃的ですらありました。
昨日を生きたように今日を生き、今日を生きたように明日を生きるという牧歌的ですらあった昔のインドネシア。もうあの時のインドネシアじゃないんだな・・・って、あらためて。
「何分何秒後に出てきます」の予測は実際に当たるのか?
でもね。最後のオチではないですが・・・。
「何分何秒後に出てきます」と表示されて、期待しながら見ていたのですが、やっぱりというべきか、時間通りに出てきませんでした(笑) でも、きっと何かの不調が原因なんじゃないかと信じることにしましょう・・・。
ただ、インドネシアに住んでいると、成長と変化のスピードには本当に驚かされます。皆さん、ぜひ見にきて下さい! 同じ場所を定点観測していると、よーくわかると思いますよ。
【参考】ジャカルタの空港第3ターミナル関連ブログ記事
ジャカルタの「スカルノハッタ空港」第3ターミナル関連のブログ記事をまとめました。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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