スカイトレイン｜ジャカルタの空港、ターミナル移動に便利な無人運転車両！

ジャカルタのスカルノハッタ国際空港で、ターミナル間移動のための無人運転車両、「スカイトレイン」（Skytrain）が、ついに運行開始です。これでトランジットでターミナル移動をするのが、とても便利になります。

スカルノハッタ国際空港の第3ターミナル。2016年8月にオープンしたばかりですが、最初は国内線だけで運用されていました。その後、2017年5月からは、国際線にも利用されるように。インドネシアの首都ジャカルタの最新空港ターミナルです。

そして、ついにこの2017年９月からは、無人運転車両「スカイトレイン」の運行がスタート。楽しみです！

1 無人運転の「スカイトレイン」、着々と工事が進んでいます
2 「スカイトレイン」でトランジット目的のターミナル移動が便利に！
3 「スカイトレイン」にアジアの成長スピードを感じて
4 実はまだ「スカイトレイン」に乗っていません・・・
5 【参考】ジャカルタの空港第3ターミナル関連ブログ記事

無人運転の「スカイトレイン」、着々と工事が進んでいます

ようやくの「スカイトレイン」の運航スタート。といっても、現在は第2ターミナルと第3ターミナルをつなぐだけの存在。まだ工事が続いています。

最終的には第1ターミナルへも接続され、各ターミナル間の移動がさらに便利になるようです。今までずっと、予定通りの運航スタートができず、何度も開通期日を延期して。空港に来る度に、「運行開始は、まだかな・・・」と思っていました。

これは、まだ工事中の第2ターミナル駅の様子。左側で工事スタッフが歩いているのがわかりますね。駅舎は工事中ですが、乗り降りはできるそうです。

第２ターミナル駅を反対側からみると、こんな感じです。なかなかデザインがおしゃれです。

これは、第3ターミナルの駅の様子。到着フロア（1階）と出発フロア（3階）の間にあります。

1階からは、これを目印に進みます。

「スカイトレイン」でトランジット目的のターミナル移動が便利に！

インドネシアは国土が広いだけでなく、島の数が非常に多いということから、移動に飛行機を使わなくてはいけないことが多くあります。そのため、飛行機の乗り継ぎ＝「トランジット」の需要も高くて。　

ジャカルタのスカルノハッタ国際空港は3つのターミナルがあるため、ターミナル間を移動しなくてはいけないケースも出てきます。でも、今までターミナル間の移動はバスかタクシーを使わないといけなくて、とても面倒だったのです。バスやタクシーだと、時間どおりに到着するかどうか、不安もありますしね。

この「スカイトレイン」で便利さが増すということもありますが、開通したということだけでも、多くのトランジット客に「安心感」を与えることになるのではないかなと。

・・・と言っても、多くの日本の方の場合は、ジャカルタかバリに行く用事が圧倒的で、国内線での移動をされる方はそんなに多くないのかなと。ターミナル間の移動をする必要性が、あまり無かったかもしれません。

そもそも第3ターミナルがオープンしたばかりの頃、まだガルーダ・インドネシア航空の国内線のみで使用されていた時期も、私がブログで紹介すると、よく珍しがられていました。

「スカイトレイン」にアジアの成長スピードを感じて

でも、つくづくこの「スカイトレイン」の運行スタートは、とても印象的な出来事。たしかに、予定通りに開通しなくて、「延期、延期で、インドネシアらしいなぁ」なんて声も耳にしてきたのですが、それでもやはり、以前のインドネシアを知る私としては、こういう乗り物がスタートするのを見ると、「本当に発展が早いな・・・」と感じます。

かつてブログにも書きましたが、インドネシアで暮らしていると、どんどん街が変化して、どんどん施設が進化して、もうこの先、どんな風に発展していくんだろうかと、ワクワクしますよ。