活況を呈するインドネシア経済。
経済成長と投資ラッシュにともない、
首都ジャカルタを中心とする人材需要は高まる一方です。
経営層・エグゼクティブ層に特化した人材紹介会社、
株式会社リクルートエグゼクティブエージェント。
この度、同社が「人材サーチ」の注力エリアを、
インドネシアにまで拡大させるというリリースがありました。
リクルートは、すでに2011年4月から、
出資先企業「BoLeアソシエーツ・グループ」を通じて、
インドネシアにおける日系企業向け人材紹介事業を開始しています。
今回のニュースはそれとは別で、
リクルートエグゼクティブエージェント社の発表となります。

【画像:リクルートエグゼクティブエージェントのホームページ】
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求人数が、142%!
ただ「東南アジア駐在求人数」としているので、
このうちインドネシアがどの程度か知りたいところですが・・・。
インドネシアに進出する日本企業の急増もあって、
「それなりの質の人材」を求める声は、日増しに強くなっているようです。
私のところにも、
「ジャカルタでこんな人材が欲しいのですが・・・」
という問い合わせが来たりします。
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さらに言えば、
「こういう人を探したいのですが、どこに相談すればよいでしょう?」
というレベルだけでなく、
「渡邉さん、いっそのこと、赴任してくれませんか?」
などという、冗談のような、お誘いまで受ける始末です(笑)
現地で日本人を採用したいという声だけでなく、
優秀なインドネシア人を採用したいという需要も高まる一方。
「良質な人材」にこだわるあまり、
「良い人が、なかなか見つからない」と、
採用に苦労している会社さんは少なくないようです。
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もっとも、インドネシアの経済成長だけが理由ではなく、
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という背景もあるとのこと。
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インドネシアの場合、
「低賃金で雇えるから」という理由の進出よりも、
どちらかといえば、
「激増する中間層をターゲットにした有望なマーケット」という観点から、
進出をはかっていく企業が増えてきているように思います。
ただ、いずれにしても、人材需要が高いということには変わりはありませんね。
インドネシアの経済成長に、
どこまで人材供給が追い付くのか。今後の動向に、目が離せません。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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