ベトナム滞在ビザ|ジャカルタの大使館で取得する方法と電子ビザ(E-visa)

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インドネシア・ジャカルタの「ベトナム大使館」に行って、ベトナム滞在ビザを申請、取得してきました。

日本国籍を持つ人がベトナムに旅行に行く場合、「ビザ無し」での滞在が認められるのは、最長で15日間。もし「15日以上の期間に渡ってベトナムに滞在したい」ということであれば、滞在ビザを発行してもらう必要があるのです。

今回、ジャカルタのベトナム大使館に行って、ベトナム滞在VISAを発行してもらったので、その経験をブログでシェアしたいと思います。また最後には、「追記」として、オンラインからベトナムビザの申請ができる「ベトナム電子ビザ(E-visa)」という、とても便利な方法もご紹介します。

ジャカルタのベトナム大使館でVISA申請
【写真:ビザ申請後に受け取った引換カード。感慨深くブールで(笑)】




ジャカルタの高級住宅地にあるベトナム大使館

ベトナム大使館の場所は、ジャカルタの中心地。数々の大使館が集まり、また高級住宅街としても知られるメンテン(Menteng)というエリアにあります。

ジャカルタのベトナム大使館でVISA申請
【写真:大使館の近くは散歩しても心地の良いエリア】

住所は、Jl. Teuku Umar 25, Menteng Jakarta です。

私は滞在先のホテルからタクシーで行ったのですが、タクシーの運転手に「ベトナム大使館」と伝えたところ、どうもわからない様子。

そこで住所を伝えると、ようやく「わかった」とのこと。

ジャカルタのベトナム大使館でVISA申請
【写真:大使館近くのは、ゆったりした時間が流れます】

走ってしばらくすると、タクシーの運転手が言いました。

「あ、そういえば、その番地だったら、隣はメガワティさんの家じゃないかな?」と。

メガワティさんは、インドネシア建国の父、スカルノ初代大統領の娘さんにあたります(5代目の大統領)。ジャカルタのベトナム大使館は、大きなお屋敷が立ち並ぶエリアにあるんです。

なぜか「ベトナム大使館」の看板がない!

リニューアルしたばかりなのか、表には大使館であることを示す看板もありませんでした。近くに警備員がいたので、「ここはベトナム大使館ですか?」と聞くと、「あぁ、そうですよ。どうぞ」と。

ふつうの警備員の詰所のようなところに案内されました。

「ビザの申請で来ました」と伝えると、
「パスポートと写真はもっていますか?」と。

聞くところによれば、ビザの申請には「4X6サイズ」の写真が2枚必要とのこと。

あいにく「4X6サイズ」は1枚しか持っておらず、あとは「3X4サイズ」が1枚あるのみ。それを伝えると、「まぁ、大丈夫でしょう。それでOKにしてあげますよ」と、何とも太っ腹な警備員。

「どうぞ、どうぞ」と、次の部屋へ。

ベトナムのビザ申請の部屋に入るも、スタッフがいない!

そこには受付があるものの、スタッフ職員は誰もいません・・・。しばらくすると先ほどの警備員さんがやってきて、「いま、スタッフを呼びますので、イスに座ってお待ち下さいね」と。

10分くらいすると、職員の方がいらっしゃいました。この方は、ベトナム人のようで、インドネシア語は、ほとんど通じませんでした。

1枚の紙を渡されて、記入するようにと。ビザ申請に必要な事項を書いてきます。そして、パスポートを提出。写真は、「4X6サイズ」1枚と、「3X4サイズ」1枚を渡しました。なんと、普通に受理されました・・・。

記載した事項を確認することもなく、「明日の午後、15時から16時の間にお渡しします。費用は、その時で結構です。この受取カードを持って、お越しください」と。

ジャカルタのベトナム大使館でVISA申請
【写真:ビザの引き換えカード】

 

ジャカルタで注意すべきは、受け取り時間に間に合うようにすること

「15時から16時の間」というのは、ジャカルタでは、なかなか難しいです。というのは、毎日のように渋滞がひどいので、うまく計算して移動しないと間に合わないのです。

ジャカルタのベトナム大使館でVISA申請
【写真:ベトナム大使館の近くにある公園】

実際、私もジャカルタにはある程度は慣れているつもりですが、翌日の予定がうまく回らなくて、16時に間に合わず・・・。
結果として、1日後ではなく、2日後に再訪問して、ビザを受領することができました。

手続きはとっても簡単ですが、受け取り時間に間に合うように大使館を訪問する・・というのは、特にジャカルタでは要注意ポイントだと言えそうです。

というわけで、今回は、インドネシアのベトナム大使館で、ベトナム訪問ビザを取得する方法を、私の経験からブログにまとめてみました。わざわざインドネシアへ行ってまでしてベトナムビザを取得するという日本人は少ないかもしれませんが、何らかの参考になれば幸いです。

ジャカルタのベトナム大使館でVISA申請
【写真:ベトナム大使館の近くの通り】

なお、ここに書いた内容が最新の状況を反映しているとは限りません。あくまでも、これを執筆した時点での私の体験をまとめたまでです。もし申請に行かれる際には、事前に最新の状況をお調べいただくようお願いします。念のため・・・。

【追記】オンラインからベトナム滞在ビザを申請・取得する方法

後日の追記となりますが、ベトナムの滞在ビザは、現在、オンラインからも申請が可能になりました。「ベトナム電子ビザ(E-visa)」と呼ばれるものです。

この「電子ビザの申請受付」のサービスは、2017年2月1日から試験的に運用されているものです。申請してから発給までの所要日数は「3業務日」とされています。例えば月曜に申請すると、発給は木曜日となるわけです。とても便利になりました。ベトナム電子ビザ(E-visa)の料金は、執筆時点で25USドルです。

ベトナム電子ビザ(E-visa)のオンライン申請のページは?

ベトナム電子ビザ(E-visa)のオンライン申請は、こちらのページから行うことができます。

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クリックすると、以下のような画面になります。

ベトナム滞在ビザ E-VISA

一番左にある「e-Visa」のボタン、もしくは文中にある「1.E-visa issuance」をクリックすると、以下の受付ページへ。

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パスポートと写真をアップロード、必要事項を記入して送信!!

このページで、左上にあるボタン「FOR FOREIGNERS」をクリックすると、以下の画面に飛びます。

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ベトナム E-VISA

「National WEB portal on Immigration」というページで、外国人向けのVISA申請ページが表示されます。冒頭には「For outside Vietnam Foreigners personally applying for E-visa」と記載されているページです。

ここで、パスポートと写真をアップロード、必要事項を記入して送信! あとは、ビザ料金(E-visa fee)として、クレジットカードで、25USドルの決済ができれば完了です。

支払いが終わると、以下のような表示が出ます。あとは「E-visa」が発行されるまで、3営業日を待つばかりです。

ベトナム E-VISA

ベトナム電子ビザ(E-visa)の所要日数、入国方法は?

受理されると、3日後に、管理画面からPDFファイルで、滞在ビザを取得することが可能です。先ほども説明した通り、申請してから発給までの所要日数は「3業務日」です。例えば月曜に申請すると、発給は木曜日になると説明されています。

具体的には、その後に「E-visa Vietnam: Announcement result」という題名のメールが届きます。あとはメールに記載されている通りにアクセスします。

E-visa search menu」という画面で、

・registration code
・メールアドレス
・生年月日

を入力すると、E-visaのダウンロードが可能になります。

ベトナム E-VISA

ベトナムの空港に到着して「入国手続き」を行う際は、印刷したE-visaをパスポートと一緒に手渡しすれば、入国が可能です。いやぁ、便利になりました・・・。

ベトナムビザのオンラインからの申請について、一連の手続きの流れの詳細を知りたい方はこちらもどうぞ。

※お知らせ※ 2019年2月1日に電子ビザの規定が改訂され日本は電子ビザ発行国の対象外となりましたが、2年間電子申請を継続するとのことです。 観光目的で滞在期間が15日以内であればこれまでどおりビザは不要です。 詳細は本文中の大使館ホームページをご参照ください。 ベトナムの電子ビザ申請の期間延長中 ベトナムのビザは観光...

サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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