今日は、雑誌「ベンチャー通信」のイベントにお招きいただいて、参加させていただきました。その名の通り、ベンチャー経営者で盛りだくさんのパーティー。会場は、あふれんばかりの大盛況でした。
知り合いも散見されて、中には、しばらくご無沙汰の懐かしい方々も・・・。
ところで、今回はベンチャーマインドについての話。
ベンチャーマインド。
それは、どんな状況にあっても幸せを創り出そうとする力。
ある個人が新しく飲食店を出すとしましょう。
資金の豊富な大企業ではなく、資金力の乏しい個人が一からスタートする場合です。
飲食の教科書を読んで、マニュアルに沿って動く。
店舗物件探しをします。家賃だけでなく保証金もかかる。
内装を依頼します。企画も実行も。これでお金がかかる。
厨房機器を用意します。新品は高い。良い物は高い。これでお金がかかる。
マニュアルに沿って動いていく。
これ、膨大な資金がかかります。
良い店ができるかもしれません。
でも、投下資金を回収しきるまでの期間についても、膨大な期間が必要になってきます。
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「店を出すには、それくらいの資金がかかるのが普通です」
そう言われて、何も考えずそのまま動こうとする人もいるでしょう。
でもそんなお金あるんですか?
誰が用意するんですか?
どうやって、取り返すんですか?
(お金は、打ち出の小槌で出てくるものではありませんからね)
他店よりも回収期間が長いということは、それがお客様にお願いする価格に転嫁するということです。
お客様へのサービスの質もなかなか上げられません。
回収を他店よりも強化しなくてはいけない。
人件費にも転嫁するということです。
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結果として、小規模資本がこの方法を取ると、良い店はできません。
表向きは良い店ができあがるかもしれません。
でもそれはスタート時だけ。
結果として、こういうお店は長く続きません。
良い店ができても倒産可能性を高めている以上は、続かないのです。
まずは倒産しないだけの良い店を作る必要があります。
それは、店舗に膨大なお金をかけるということではありません。
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「店を出すには、それくらいの資金がかかるのが普通です」
たしかにそうかもしれない。
でも、それによって、続かない店を創っても仕方がありません。
ここで必要になるのがベンチャーマインドです。
知恵を総動員する。行動を総動員する。そういうこと。
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「普通は、このくらいのお金がかかります」
それを信じてそのまま動くのか。
あるいは、
そんなお金をかけずに、もっとうまくできないものか、
必死になって考えて行動して実現させるのか。
ベンチャーマインドがあるかないかというのは、大きな差異となって現れます。
【このテーマ:次回につづく】
2008年8月26日 渡邉 裕晃
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