今回の内容は、「改めてツイッター活用のすすめ」というもの。
冒頭に「改めて」と書いていますが、
過去にこのブログで、「ツイッターのおすすめ」を書いたことはありません。
では、なぜ「改めて」なのか・・・。
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このブログの読者の皆様は、情報感度の高い方々が多いようです。
そのため、「ツイッターのすすめ」に関する記事は、
すでに、あちらこちらでご覧になっている方が多いはず! と思い、
あえて「改めて」を付けてみました。
逆に、
「ツイッターのすすめ」に関する記事はあまり見たことがないという方には、
「改めて」の3文字を付加しなければいけないくらい、
この種の記事が盛り上がっているのか・・・。
そう思っていただいてさしつかえないくらいの状況が、
現在のツイッターをとりまく展開だと言えると思います。
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私がツイッターを使い始めたのは、2009年の7月。
業界に身を置く人間としては、だいぶ遅い方ではないでしょうか。
アカウントは、こちらです。
■【 Twitter でも発信中 】 http://twitter.com/_samsul |
私自身、まだ試行錯誤の段階ですが、
「ぜひとも、チャレンジする価値のあるツールだ!」というのが、
現状認識です。
「そんなこと知ってるよ!」と言われるのを承知で、
・使い始めたが、まだ魅力が実感できない
・使ってみたけど、良さがわからなくてやめてしまった
・まだ使っていない
という方に向け、「ぜひチャレンジすべき!」ということを、
私の経験してきたことをもとにして、まとめてみます。
□ □ □
まず、ツイッターとは、
140文字のつぶやきを投稿し、それを共有できるというサービスです。
ウィキペディアには、こうあります。
■Twitterとは・・・ 個々のユーザーが「ツイート(「つぶやき」)」を投稿することで、 ゆるいつながりが発生するコミュニケーション・サービス。 |
ツイッター利用に躊躇する方の多くは、
この「つぶやき」という言葉がネックになるようです。
私自身も、「つぶやいて、何の価値があるの?」と思っていた人間でした。
一部政治家が「私はつぶやかない」と宣言したのも、
おそらく、この「つぶやく」というネガティブなイメージが、
大きく起因しているように感じます。
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でも実際にやってみるとわかるのですが、
「つぶやく」人もいれば、「情報発信をする」人もいます。
きちんとした「意見表明」であったり、
有益な「質問と回答のやりとり」であったり。
ツイッター上で展開されているコンテンツは、
必ずしも「つぶやき」ばかりではないということ。
「つぶやき」を超える有用な内容も、
豊富に更新され続けているということ。
これが、第一の重要ポイントです。
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その一方で、
「つぶやく」という言葉が、気軽な情報発信を促したという側面もあります。
「堅苦しい意見表明である必要がなくて、
それこそ、単なるつぶやきでもOK」
この手軽さと敷居の低さが、ツイッターでの情報流通を
大いに増大させたということです。
誰でも気軽に発信できる、ということ。
これが第二のポイント。
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そして、最後に第三のポイントは、
誰の発信を読むかということは読者に委ねられているということ。
「つぶやき」という言葉のイメージが先行して、
「気軽に情報発信できる」ことが取り上げられがちです。
でも一方で、
「自分が認める人を選択・厳選して情報受信できる」という側面もあるのです。
自分が有益と思う人たちの発言を並べるにあたり、
その人選は読み手に任されている。
「ツイッターはゴミ情報ばかりだよ」と言う人は、
フォローする対象の選択を間違っている可能性が高いということ。
つまり、
役に立つ人たちのポジティブなコンテンツで充満させるか、
後ろ向きのどうでもよいネガティブなつぶやきで充満させるかは、
その人に委ねられているということなのです。
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総合すると、
ツイッターには、単なるつぶやきもあれば、
有益な情報もあるということ。
単なる後ろ向きのつぶやき掲載ツールとするのか、
有益で啓発されるような情報の受発信ツールとするのか、
それは人それぞれだということになります。
ある人は、ネガティブな掲示板にするかもしれない。
でも・・・、
ある人は、有益な情報を得るツールとして使い、
ある人は、自己実現ツールとして使い、
ある人は、マーケティングツールとして使い、
ある人は、広報強化ツールとして使っている。
ある人は、政治家や有名人に対する直言ツールとして使う。
実はそれだけの可能性を秘めたツールであるにも関わらず、
「つぶやき」という訳語が与えたイメージの功と罪は
プラス、マイナスふくめ、非常に大きいということが
言えるでしょう。
だからこそ、その魅力を見出して、
ぜひ使ってみてほしい! と私は思います。
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私自身、この数ヶ月間ためしてみて、
いろいろなメリットを見出すことができました。
誌面の限度ゆえ、詳述しませんが、
例えば・・・、
・求める情報が手に入る ・まさに「いま」の情報が入ってくる ・求めていない情報であっても、「おっ」と思える発見をもたらしてくれる ・思考を深めることができる ・発見を増やしてくれる ・学習を促進することができる ・リアルの交流の質を高めてくれる ・新たな出会いをもたらす |
などなど。
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「くだらない、つぶやきなんて、何の意味がある?」
「つまらないゴミ情報ばかりでは?」
ゴミ箱だ、落書きだ、掲示板だ、「空っぽの洞窟」だ。
そんなことは、インターネットの黎明期にも、
さかんに言われたことです。
インターネットはくだらない。
だから、普及もしないぞ、とまで。
今となっては信じてくれないかもしれませんが、
私自身、昔、大学院に所属していた時代、
ある教授から、こんなことを言われたことがあります。
「あなたは、将来、本当にインターネットというものが
世界に普及するとでも、思っているのですか?」と(笑)。
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でも大事なことは、
その一方で、ビジネスに、そして自己実現に、
大いに利用した人たちもたくさんいるということ。
ツイッターについても同じことが言えるのではないでしょうか。
大いに恩恵を感じたり、ビジネスを加速させたりできた人もいるということ。
つまり、ゴミ云々の風説に惑わされるのではなくて、
まずは自分で使ってみること。
試行錯誤しながら、自分で有効な使い方を発見し、
自分なりの正攻法で使い倒す。
これによって、自分の生活を便利にしたり、
潤いを付加したりというメリットが見出せればべスト。
それでも、もしイマイチだと思うなら、
その時にやめれば良いだけの話です。
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メリットを感じている人が増えている中で、
使う前から「バカなもの」と捨て去るのはもったいないこと。
個人にとっても、企業にとっても、
成長促進ツールとすることが可能だと私は考えています。
有効に使っている人もいるのだから、
「まずはチャレンジすべき!」と思います。
そして、その際は、
ぜひ私のツイッターアカウントをフォローしてみて下さい(笑)。
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このコラムは、2010年2月9日に配信したメールマガジンを転載したものです。
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2010年2月10日 渡邉 裕晃
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