子育てパパ事例|24時間すべてを子育てに費やす決断をした夫の理由とは

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「24時間すべてを子育てに使えるんだ、こんな素晴らしいことはあるか?」

これは、あるアメリカの起業家から聞かされた言葉です。実に印象的でした。日々の仕事に忙殺されていると、「1日すべてを子育てに使おう!」なんて考えは出てこないですよね・・・。でもこの方は、1日24時間を育児に捧げる「子育てパパ」を選択したのです。

今回は、そんな「子育てパパ」の事例をご紹介します。




「子育てママ」と「子育てパパ」の選択とは?

もちろん、「ママは誰だって、24時間すべてが育児なの!」という言い分はわかります。育児熱心な夫を称賛して「イクメン」という言葉が誕生する・・・。それくらいまでに、育児がママの大きな負担になっている社会状況もありますね。

家庭と仕事の両立、子育てと仕事の両立・・・。ママであっても、パパであっても、悩みの尽きないテーマだと言えます。

しかし、仕事をなげうって24時間すべてを子育てに費やす決断をした夫。しかも会社経営者・・・。M&Aによって会社を売却し、率先して育児に邁進するという決断。「ありえない!!」と言われそうな決断ですが、実際にそれをやりとげてしまった人もいるんです。いやぁ、すごい! と思いましたよ。

7つの事業を手がけてきたフロリダの起業家

最近いろいろな方にお会いして話を聞く機会があります。このアメリカ人起業家とのランチもまた、実に印象的な出会いの一つです。

70歳くらいのフロリダのおじいさま。今までに7つのビジネスを手がけてきたと言います。事業をM&Aによって売却されてからは、しばらくを休憩期間と位置づけ、現在は次の事業のアイディアを探すべく、アジア各地を訪問中。

そんな中で、たまたま私の住むインドネシアのマラン(Malang)に滞在されていたおじいさま。「起業経験者に会いたい」と言う中で私に縁があったようで、お会いすることになったのです。

オープンエアが気持ち良い、我が家の近くのレストランにて
【写真:オープンエアが気持ち良い、我が家の近くのレストランにて】

今までに7つのビジネスを手がけてきたとのことだったので、私はてっきり、定年を迎えるに際して、全ての事業をM&Aで売却されたのかと思っていました。でも、実際には、売却と起業を繰り返した結果として、合計で7つのビジネスを手がけてきた、ということだったそうです。

子育てに集中するため、全事業をM&Aで売却した

M&Aで会社を売却する

そんな中で、とても印象的な話がありました。

「子供が生まれて2〜3年がたち、妻と2人の子供と暮らすようになった頃のこと。私は会社をM&Aで売却したんだ」

そう語ったおじいさま。私は彼が、事業売却の後に「どうやって次の事業、次のビジネスチャンスを見つけたのか」という点に興味がありました。

でも、彼が満面の笑みを浮かべて言ったのは、次のことでした。

「私が会社を売却したのは子育てに集中するためだよ。すぐにまた起業なんてするわけがないじゃないか。私は会社を売却して身軽になった。どうだ、1日24時間を、フルに子育てに使えるんだぞ。こんなに素晴らしいことがあるかね?」 と。

小さい子供の子育てに向き合えること。
1日ずっと、子供の成長に付き合うことができること。
人生の中で、こんなに素晴らしいことはないと思うぞ。

おじいさんは、そう語りました。
そして、続けて言いました。

「そうやって、数年間をしっかりと子育てに集中できた。おかげで、子どもたちは、とっても創造性のあふれる人間に成長してくれたんだよ」

育児に熱心な男性を「イクメン」と言ったりもしますが、 これ程までに子育てに自信をもった発言をしたパパは、そうそうお目にかかったことがありません。

アジアの時代だ!! 70歳を超えても、まだまだチャレンジ!!

Jakarta

「私はまたビジネスをやるんだ。これからはアジアの時代だ。だから私は次のビジネスの舞台にアジアを選ぶつもりだ」

もう引退してもおかしくない年代のおじいさま。ゆっくりと、でも自信たっぷりに語る姿には、未来を見通せるかの眼力すら感じられました。これもまた人生なのだなぁと思いました。

24時間すべてを子育てに費やすという決断。子育てパパなら、誰もがうらやましく感じられる人生かもしれません。誰もが真似のできるような人生ではありません。しかしこれもまた、一人の人物の生きてきた人生であり、確固とした人生哲学でもあるのです。

・先入観や固定観念にしばられず、限界をとっぱらって生きること。
・一度きりの人生なのだから、多少の無理をしてでも、精一杯生きること。

そのことの大事さを、改めて印象付けられたランチでした。
さてさて、私自身も、さらに加速していきますよ!

【追記】
なお「会社を売る」という選択肢には、日本ではまだ後ろ向きな印象がありますが、次第に変わってきている印象があります。ご関心のある方は、こちらもぜひどうぞ。

サラリーマンが会社を買う方法|会社を売りたい5つの意図を探ろう!
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小さな会社を買う|ブームではなく時代の転換!その3つの構造的背景
いま「小さな会社を買う」という方法に注目が集まりつつあります。M&Aとか買収というと数億円という単位の大きな話がイメージされがちですが、最近...

【参考】子育てパパをテーマとするブログ記事

なお「子育てパパ」に関するブログをいくつか書いています。こちらもぜひどうぞ。

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サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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