東ジャワ、ケルート山の噴火|半径35キロ圏の我が家に灰が来ない理由

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「火山、大丈夫ですか?」というメッセージを何通もいただいたので、
「大丈夫ですよ!」をお伝えしたくて、ブログを書くことにしました。

昨晩のこと。
インドネシアの東ジャワにあるケルート山(Kelud)が噴火しました。

私の家からは、グーグルマップで直線距離を測ると、わずか35キロ程度という近さ。
その後、「半径10キロの住民20万人に避難命令が出た」とのニュースもあり、
現地でもテレビニュースでホットに取り上げられています。

毎日新聞では、このように報じられています。
(同紙は「クルド山」と表記しています)

インドネシア:ジャワ島で火山噴火 20万人に避難命令 – 毎日新聞
インドネシア・ジャワ島東部のクルド山(1731メートル)が13日午後10時50分(日本時間14日午前0時50分)ごろ噴火した。国家災害対策庁は火口から半径10キロ以内に住む住民約20万人に避難命令を出した。


 
 
     □     □     □
 
 
ちなみに私の住まいは、東ジャワのマラン。
火山の場所からは、半径35キロ圏内に位置します。

報道および、現地知人からの報告によると、
火山灰はかなり広範囲に拡散。

85キロ離れたスラバヤはもとより、
215キロ離れたジョグジャカルタや、
530キロ離れたバンドゥンまで降り注ぐありさま。

スラバヤ、ジョグジャカルタ、ソロ、スマラン、マランなど、
各地で空港閉鎖もあいつぎ、
その混乱ぶりは、テレビのニュースでも大きく取り上げられています。
 
 
     □     □     □
 
 
前述の通り、私の住まいは半径35キロ圏内にあります。
そのため、さぞかし大量の火山灰が降っているだろうと思われるかもしれません。

実際、「ニュース見たけど、大丈夫か?」と、
ご心配いただくメッセージも、いくつもいただいたのですが・・・、

なんと!
私の住むエリアには、灰ひとつ降ってきませんー。
 
 
     □     □     □
 
 
火山の場所から、私の住むエリアまでの直線距離は35キロ。
その35キロラインの中間地点には、
Kawi山とButak山いう山がそびえています。

きっとそれゆえに、風向きも北と西の方角に規程され、
我が家のエリアには灰が来ないのかなと。

また、Kawi山の北には、Arujono山、welirang山という山があり、
ちょうど火山地帯の東側を壁で防ぐような構造になっています。
おそらくこれが、防御壁になっているのかな・・・と。
 
ジャワ島東部のクルド山とマランの位置関係
【画像:山々をオレンジの線で結ぶと防波堤が(緑の丸がケルート山とマラン)】

ちなみに、中央下にあるカウィ山(Kawi山)は、
ちょっとしたスピリチュアルマウンテンとして知られています。
 
 
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というわけで・・・、
灰ひとつ降ってこないので、
私の暮らす街は何ら変わることなく普通の日常です。

といっても、火山が他の山に連動している可能性もあるので、
楽観は禁物なのでしょうが、

取り急ぎ、「灰ひとつ降らず、日常と同じで、無事ですよ!」というご報告でした。

■追伸:
今週末から来週にかけて、
ひょっとすると飛行機で国内移動をするかもしれなったのですが、
なんとなく進まないところがあって保留にしていました。
もしチケットを手配してしまっていたら、あやうく乗れなくなるところでした・・・。
  
サムスル
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時の運と人の縁を極める日々の記録 】  渡邉 裕晃
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