早いことに2015年も最終日を迎えました。私が単身でインドネシアに住み始めたのは2013年9月のこと。2014年は、家族をインドネシアに連れてきて、「家族そろってのインドネシア生活」をスタートさせるという大事な年でした。
2015年は、インドネシアで暮らすことを日常化させて、将来に向けての飛躍の準備をするという年だったように感じています。インドネシア移住生活3年目(家族そろっての生活2年目)の様子を振り返ってみます。
目次
インドネシア移住生活3年目の2015年!
10のポイントにまとめてみると、次の通りです。
(1)電子書籍リーダー「kindle」読書を始めた (2)ブログを思い切り活性化させた (3)朝3時起床を始めた (4)トレイルラン&ウォーキングを始めた (5)ゴルフを始めた (6)PCをwindowsからmacへ切り替えた (7)インドネシアと日本語を通訳する機会を増やした (8)ブロモマラソン「10キロの部」を家族全員で完走した (9)インドネシアのテレビ局2つとラジオ局2つを訪問した (10)「インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本」が3回目の増刷を迎えた |
以下、順を追って簡単に説明します!
(1)電子書籍リーダー「kindle」読書を始めた
amazonの電子書籍リーダー「Kindle」は、私の「知的環境」を激変させました。
2013年9月にインドネシアに移り住んでから、私は意図的に「インドネシア語漬けの環境」に身を置きました。家族そろってインドネシアで暮らすという夢(計画)があったので、「準備期間」として、インドネシアにどっぷり浸かる必要があったからです。
2015年からは、意図的に日本語環境の割合を増やしました。「準備期間」を終え、次なるステージに移行するためです。その中で、電子書籍リーダー「kindle」読書を始めたことはとても大きな効果をもたらしました。
やはり、定期的に本を読むのと、そうでないのとでは、日々の暮らしの中での「頭の働き」が全然違ってきます。これ本当。インドネシアで暮らしているので、日本の本が手に入りずらいわけですが、kindleがあれば、「kindleバージョンあり」の本であれば、なんでもすぐに手に入ります。海外在住者にとって実に便利。
計算してみたところ、2015年は41冊を読了していました。
・家の中に「本の置き場所」が必要ない ・書店に行かずとも、瞬間で入手できる ・所有するすべての本を、どこでも持ち歩ける ・簡単にラインがひけて、PCでもスマホでも一覧できる ・多くの人がライン付けした場所がわかる |
その他いろいろメリットがあるわけですが、いずれブログに書きたいと思います。
実は「kindle」、すでに3年前に購入して放置状態だったのですが、今まで活用しなかったことが悔やまれるくらい、フル活用しています。
(2)ブログを思い切り活性化させた
ブログを思い切り活性化させました。毎日更新を目標にすえて、最近では1日2更新や3更新にもチャレンジしているほど。もともとブログは書いていましたが、これほどの頻度で更新したことはありません。
ブログの更新頻度を上げてみたら、少しずつ良いことが起きています。小さくても嬉しい変化。ブロガーならば、やはり適度に更新頻度を上げて、それを維持することは大事。
— 渡邉 裕晃 (インドネシア東ジャワ在住) (@_samsul) 2015, 11月 22
最近ブログの更新頻度をあげているのですが、外出していても、何かネタになるものはないかと、意識と視点が変わってきました。見つけてやろう、体験してみよう、考えてみようという姿勢が、さらにさらに鋭敏になってきている感覚があります。
— 渡邉 裕晃 (インドネシア東ジャワ在住) (@_samsul) 2015, 11月 26
ブログは本当に「オススメ」ですよ。
インドネシアに移住してからは、現地の暮らしを伝えたくて、facebookなどのソーシャルメディアに書くようにしてきました。
でも、facebookは検索性が悪くて、過去のアウトプットが見つけづらく、また、人に見つけてもらいづらいという欠点がありました。たくさんの写真を使って紹介するのも難しいですが、ブログならいくらでも載せられます。
またソーシャルメディアでは、割とどうでもいい内容でもアップしやすいのに対して、ブログの場合は、頭を使ってまとめる作業があります。ついつい避けがちな「考える」作業を後押ししてくれるんですよね。
というわけで、ブログに戻りました。ソーシャルメディアは、ブログの更新を伝える目的で使っています。
この流れの中で、他の人たちが書いているブログについても、だいぶ読むようになりました。そこから得られた刺激も実に多いです。おかげさまで本ブログは、ブログランキングサイト「にほんブログ村」の「インドネシア情報」ランキングで「第1位」に選ばれました。
(3)朝3時起床を始めた
文章が長くなってきたので、簡潔にいきますね・・・。
朝3時起床を始めました。これまた実に素晴らしい変化をもたらしてくれました。やはり朝は偉大です。興味のある方は、こちらをどうぞ。
(4)トレイルラン&ウォーキングを始めた
インドネシアの知人にすすめられて、東ジャワの高原や山を走ったり歩いたり・・・。これ本当に最高の気分ですよ。
もともと長距離を歩くこと、ジョギングやマラソンなどは好きでしたが、トレイルは、未知の世界でした。やってみたら完全にハマりました。地元の人たちと一緒に定期的に参加するようになって、「この素晴らしさは、ぜひ家族にも共有したい!」と思うように。
いまや、小学校1年と2年の子供たちにとっても大好きな趣味になっています。
あまりにも素晴らしい体験なので、その思い出を消したくなくて、参加する度に、ブログを書くようにしています。秋からスタートしましたが、数えてみるとすでに13本のブログを書いていました。
【写真:トレイルでゴールをした後の集合写真】
(5)ゴルフを始めた
いやぁ、自分がゴルフを始めるなんて、自分でもびっくり。もともと「いつかやってみたい」スポーツでしたが、それほど順位は高くありませんでした。
でも、現地で仲良くなった知人から強くススメられて、練習場通いから始めたところ、その魅力にハマりました。まだコースデビューはしていませんが、来年は出てみたいです。
いやぁ、こんな世界があったとは・・・。
(6)PCをwindowsからmacへ切り替えた
これも大きいです。思い切ってmacに切り替えました。
購入したのは、こちら。
APPLE MacBook Pro with Retina Display (2.7GHz Dual Core i5/13.3インチ/8GB/128GB/Iris Graphics) MF839J/A | ||||
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上は2015年バージョンですが、私が買ったのは2014年バージョン。
今まで使っていた Windows PC がそろそろ寿命に。安いPCをインドネシアで購入しようと考えて、ネットでいろいろ調べていたところ、思い至ったのです。
「将来への自己投資」という観点で見た場合、安物でしのぐようなことはせず、きちんとそれなりの準備をすべきではないかと。
ビジネス目的で日本からインドネシアに来た知人に会った時、mac book air を優雅に使いこなす姿に直面。満足度の高さを聞かされて、急に興味がわきました。2015年に買ったものの中で、本当に「良い買い物」となりました。
(7)インドネシアと日本語を通訳する機会を増やした
私は「通訳」ではないので、今まであまり関与しなかったのが「通訳」の世界。
でも、インドネシアの経済発展の影響もあって、私が日本にいた頃のビジネス仲間だったり、知人だったりが、インドネシアにビジネス目的で来るケースが増えています。
「通訳してくれると助かるんだけどな・・・」という機会があれば、意図的に、積極的にお手伝いするようにしてみました。ここから学習できたこともたくさんありました。専業の通訳家ではないのでプロではないですし、まだまだわからない単語も多いですが、本当に勉強になっています。
「通訳」って、単に言葉を訳すだけではダメで、文化や価値観も含めた総合媒介者でなくてはいけないんですよね。それがまた魅力なのかなと。
(8)ブロモマラソン「10キロの部」を家族全員で完走した
ブログに書いていないのですが、東ジャワの霊峰ブロモ山で開催されるブロモマラソン。「10キロの部」に初参加して完走しました。妻と子供たちも一緒に。
日頃ジョギングをしているので、10キロというのは簡単な距離。でも、「ブロモマラソン」は山の高低差が激しく、子供たちはよく頑張ったと思います。
来年も絶対出ます。「家族で出る」ということの楽しさは絶大。
(9)インドネシアのテレビ局2つとラジオ局2つを訪問した
ミーハーだと言われるかもしれませんが、インドネシアのテレビ局2つとラジオ局2つを訪問できたのも、2015年で印象的だった出来事です。
テレビ局については、生放送で絶賛放送中のスタジオと、人気ドラマの撮影スタジオと、両方に行くことができました。
【写真:ラジオ”Dreamers Radio”の収録スタジオにて DJ Ginza さんと】
以前、日本で J-Wave の生放送に出演したことがあって、スタジオに集う、プロたちの独特の緊張感を味わいました。インドネシアでも、同じような緊張感を感じ、プロというのは、実にすごいものだと感銘を受けましたよ。
インドネシアのラジオやテレビが取り上げたくなるような、そんな人物になるにはどうしたらいいだろう・・・、そんなことを考えさせられた瞬間でもありました。
【写真:ラジオ「Trax FM」のスタジオにて、左からコメディアンのMister Willzさん、歌手のRachel Florenciaさん、コメディアンのRendy Y. Satryaさん】
(10)「インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本」が3回目の増刷を迎えた
最後に。2013年に共著で書いた本、「インドネシアのことがマンガで3時間でわかる本」が3回目の増刷に。
初版が少ないから増刷がかかりやすいという側面。また、毎回の増刷も非常に少ないから増刷がかかりやすいという側面もあります。
でも、2年が経過している本なので、
「2年前に書いた本なの? 古いから、もっと新しい本を探そう」
そんなふうに思われがちなはずなのに、こうしてコンスタントに増刷の機会を迎えるというのは本当に嬉しいことです。
【写真:2014年2月、シンガポールの紀伊國屋書店リャンコート店(Liang Court Store)にて】
2015年の印象的な出来事をまとめてみた理由
というわけで、2015年の印象的な出来事を、10のポイントにまとめてみました。2015年は、インドネシアで暮らすことを日常化させて、将来に向けての飛躍の準備をするという年でした。
ここにはあえて書いていませんが、「家族のみんなに支えられていることのありがたさ」は言うまでもありません。本当に感謝です。
ただ、「2015年の振り返り」をまとめてみましたが、ほとんどの人にとって「誰かの年間振り返り」に興味は無いかもしれません。
はい、ズバリ、自分のために書いております・・・。
「あらためて振り返る」ことは自分を整理することにつながります。これが後日、意外と役立つのです。自分はこれだけのことをやってきたんだな、と確認する意味。もっとできたはず! と来年に向けての奮起の材料になるという意味など。
以前のブログを見返すと、年間の振り返りを書いていないなぁと反省。2015年の大晦日を迎え、大急ぎでとりまとめてみました。
「自分のため」と書きましたが、日頃、私の活動を応援してくださっている方々への簡単なご報告、という意味もあります。
というわけで、皆さんもぜひ一年の振り返りを。発表の場はブログでもソーシャルメディアでも良いと思いますよ! では皆様、来年も飛躍の年にしていきましょう。
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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