思えば今から1年ちょっと前。97年の12月のこと。知り合いから「インターネットビジネスは本当に大丈夫なのかね。期待のハイパーネットもだめみたいだしねぇ」と言われました。その月に破産宣告が出されたのです。
実はその時、私はハイパーネットのことを名前だけしか知りませんでした。以前アスキーが運営していた無料接続インターネットプロバイダー「アスキーインターネットフリーウェイ」の屋台骨的な役割を果たしていた会社です。
昨年、創業者による倒産記録が出版され、今でも売れ続けています。先日、本を読み、講演にも参加してきました。これほど示唆に富む事例とは思ってもいませんでした。今回は、ハイパーネットの倒産事例について考えてみました。
詳しくは、こちらをどうぞ。
今回ご紹介するのは、『社長失格(ぼくの会社がつぶれた理由)』です。
著者は、ニュービジネス大賞を受賞し、ベンチャーの雄と称されながら、...
ハイパーネット元会長、板倉雄一郎氏の著書『社長失格』。読み終えた後、板倉雄一郎さんご本人による講演会があることを知り、さっそく行ってみました...