手で食べる「手食文化」は本当に偉大な習慣だと私は思っています。
ある社長と話していた時のこと。
「渡邉さんの娘さんが雑誌に出ていますよ」
「えっ、どこに?」
というわけで、渡されたのが、こちらの雑誌。
「LOHAS」で有名な雑誌「ソトコト」です。もう店頭には並んでいないですが、前月発行された「6月号」。「食事を手で食べて楽しもう」という「手食」特集の記事です。
【写真:雑誌「ソトコト」2010年6月号の表紙】
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「いったいどこに出ているのだろう?」と思って、ずっとめくっていたら、見つかりません。「おっ、あったー!」と思ったら、「いやぁ、これは普通わからないでしょう・・・」というのが、こちらのページ(笑)。
【写真:iPhoneをいじる我が娘のページ】
このまつげ、この服装、この指の操作の姿、たしかにうちの娘(2歳)です。
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東京のパクチー専門レストラン、「パクチーハウス」で行われた、イベントを紹介した特集記事。それは「食事を手で食べて楽しもう」というものでした。
その普及を推進する「日本手食協会」との共催イベントで、こんな記事です。
【写真:当日のイベントの様子】
【写真:当日のイベントの様子】
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私は幼少期からインドネシアにも触れているので、手で食べることには抵抗感がありません。
同じ食べ物でありながら、手で食べることによって、味が変わるんですよね。手で温度を感じることができ、食べ物を見つめる時間が増えることで見る楽しみも増大。
自然とコミュニケーションも濃厚になるんですよね。食べ物に対する感謝の念も、なぜか倍増します。
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かつてブログにもこんな風に書きました。
(参考:過去ブログ記事) ■2009年12月 1日 パクチーハウス東京」で「手食」で味わう「地球を救うカレーライス」 日本では、手で食べることを忌避するきらいがありますが、手で食べるのって、本当においしいんですよね・・・。手で食べるのを嫌う人が多いことは本当に謎。 指を使って食事をいただく。 このダブルで味わう素晴らしさは、手を使って食べる楽しみを知った人にだけ許される特権です。 |
手を使って食べることを無闇に否定する社会は、大きな機会損失を生んでいるとすら私は思いますね・・・。
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ところで、「手を使って食べよう!」の特集記事。
そんな特集記事なのに、その冒頭、第1ページ目に、娘のiPhone写真。
「どんなつながりがあるのだろう?」と思ったら、こんなコメントが付いていました。
【写真:娘のページの注釈部分】
2歳の女の子でも、指でiPhoneをタッチして簡単にゲームで遊んじゃう。人類が誕生してから、いつだって手は人間にとってもっとも使いやすい「ツール」。もちろん、手を使って食べることも、ずっとやってきたこと。「手食」人口は、実に世界の5割に上るともいわれているんです! |
それで冒頭に、iPhoneをいじる娘の写真!(笑)
ちょっと無理がないですかね・・・。
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でも、手を使って食べることは、とても良いことですよ。
特に東南アジアで手で食べるお店に行ったら、積極的にチャレンジしてほしいと思います。現地の方々との会話もはずむことでしょう。たくさんの発見も自然とおりてくるはずです。
ぜひお試しあれ。
■追伸:
これからのアジア躍進時代において、「日本手食協会」の活動は、非常に意義深いものだと思っています。
2010年6月17日 渡邉 裕晃
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