先日、インドネシアの家族が集まり、毎年恒例の新年会が開催されました。私は父が日本人、母がインドネシア人ということもあり、親戚たちの集まりは、日本だけでなく、インドネシアでも行われます。
インドネシアの場合には、「家族」というと広範囲にとらえられることが多く、親戚から、その派生へまで広がり、大人数になります。
特に、私たちの場合には、曽祖父の創業した会社で家族がつながっていることもあり、家族に近い元従業員なども含まれて、大人数になります。
というわけで、今回の新年会の集合写真がこちら。
(でも参加していない親族もたくさんいます)
【写真:集合写真(写りが悪いですが・・)】
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私自身、幼少時からも、こういう家族会には参加していたはずなのですが、小さなものも含めると、インドネシアでは、いろいろなパーティーがあります。
そのため、はたしてこの新年会に、どの程度、参加した経験があるのかは、あまり記憶がありません。
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幼少の頃から可愛がってくれた、おじさま、おばさまたちと、久しぶりに再会。だんだん老化しているのを見るにつけ、どうしても「時代の変遷」というものを痛感させられました・・・。
【写真:久しぶりの再会!】
でも、皆さんを見ていると、「年老いた」というマイナスイメージよりも、逆に、「さらに円熟の度合いを増した」というプラスイメージに見えて、とても頼もしい限りでした。
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そして、とても嬉しいことがありました。それは、ステージの司会者のスピーチ。
「皆さん、毎年開催している家族会ですが、今回はなんと!」と言ってから、
「ほら、ひろあき。立って、立って!」と言われ、
「皆さん、ついに我々家族の第4世代も参加するようになりました!」と。
司会者が改めて私のことを、大勢いるみんなに紹介してくれたのです。
これは嬉しかったなぁ。
【写真:みんなで食事】
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昨年9月からインドネシアで暮らすようになって、もうすぐ半年。今回、新年会に参加して、いろいろな方々と会話をして、やはり、こうした親族のつながりは貴重なものだなぁと改めて感じました。
そしてそれは、きっと参加者の皆さんからしても、似たような想いを感じているのではないかと思います。
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微力ながら、私も、この大家族の「新世代」の一翼を担えたらと思います。
「家族の歴史をつなぐ」こと。
「世代をつなぐ」こと。
親から子へ、子から孫へ。
そして、遠くなっても、血のつながりで集まりあうということ。
これは、とても意味のあることなのだろうと確信します。
【写真:1955年当時の会社の新年会の写真(親戚家族が多いです)】
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そして、特に私の場合には、日本だけでなく、インドネシアにおいても「家族」をもてることに幸せを実感。私自身も、何かをしなくては! と強烈に感じた一日でした。
【写真:家族をつなぐ会社の社歌。最後にみんなで歌いました】
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【 時の運と人の縁を極める日々の記録 】 渡邉 裕晃
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